[ シティ ]
昨日はロンドンでよく分からないイベント。いったいいつ試験勉強してるんですかね。基本的にドクター向けの集まりだったみたいですが,それなりに刺激もあったしまあこの国でこういうものがどうやっておこなわれているかも分かったのでよかったということにしておこう。

ところで,なぜかフジノオーが勝ったクリスチャン・ド・レルミット賞が自分のPC内の記録(1995年のダンスパートナーで止まっているという,いったいいつどういう目的で作った記録なのかさっぱり分からない記録)で「コンピージュ競馬場」という扱いになってました。
で,せっかくなのでこれで検索してみたところ,なんと数件しかヒットしない。みなさんどの本を参考にデータをまとめられたのかよく分からないんですが,それにしたってもうちょっとヒットしてもよかろう。というか,肝心の,もとになった本が分からん。
で,フジノオーでいろいろ探ったところ,コンピージュというのが"Compiegne"であると判明。どこをどうやったらこれがコンピージュになるのかわからん。かといって自分の拙いフラ語知識でする発音が正しいとも限らんわけだが。
で,次におこなう作業は,「クリスチャンドレルミット賞」が今もあるかを探る作業です。これがなかなか大変。クリスチャンとドはいいんですが,「レルミット」を探すのが簡単ではない。が,見つけました。CHRISTIAN DE L'HERMITE。まあ最初の「レ」がリエゾンだかエートルだかなんだかでどうにかなってるのは予想通りでしたが,無音の"H"に絡まれるとフラ語知識のない日本人としては苦しい。てか,これ自分のフラ語知識で「レルミ『ッ』ト」と撥音で発音できないんですが,どうしたらいいんでしょうか。これが9月に開催されております。あれ,もしかして行くことができるんじゃなかろうか。ちょっと前向きに検討開始したところです。
試験勉強どうしてるんですかね。


ところで,たまーに見るアクセス解析を久々に見てみたら,4月18日と19日にとんでもない数のアクセスがありました。ナンバーの記事が原因だな。もとから当サイトの一番人気は長老の当該某記事なんですが,そこに1万前後のアクセス。というわけで,某検索サイトで某元水泳選手の名前を入れたら3番目に出てくるレベルの記事を書くと,こんな泡沫サイトでも1日1万ヒットしてしまうというお話でした。てか,(書いた長老には若干失礼ながら)それだけ当時の問題を書いた記事がネット上から消えてるってことだよな。ネット記事が消える早さってのは本当に馬鹿にならない。
2016/05/01(Sun)
[ サンゼウス ]
天皇賞は久々に2〜4着のボックス持ってました。出てない馬に邪魔されることは滅多にないのですが(マジな話で過去数回レベルしかないはず。それだけ馬券を大外ししまくってるってことでもあるのだが),それが大きいとなかなかにショックですな。まあ3着馬を買ってた自分をほめてあげたいところでもあるのだが。外してほめるのも変な話だな。

気付いたらレスターが優勝してました。別のところでも書いたんですが,まあここにいるとそこまでレスターレスターしてないんだけれど,でもまあそれなりにSNSで話題にはなってます。せっかくだからレスター競馬に行きたいのだけれど,日程が合うかなあ・・・
2016/05/07(Sat)
[ 145 ]
某馬主の馬名に関係あるとされる某会の綱取りで,どうも橙が決勝までいったらしいんだが,自分が記憶する限り決勝どころか勝ったのもかなり久々な気がする,というか,勝ったという情報を手に入れた記憶が無い。どこかにマニアがいて記録をアップしててくれないものだろうか。

NHKマイルは買わず。
2016/05/08(Sun)
[ おたおめ ]
ナムラコクオーの誕生日が無事過ぎ、試験が迫って参りました。

ところで。リア充の終結する(←集結の間違いだけど,なんとなくこっちの方が合ってる気がしなくもない)SNSとやらでは,誕生日を迎えた人に向かってお祝いを言うというのが表面上のコミュニケーションを円滑化させる方法として推奨されております。いやぶっちゃけ,自分の誕生日に対する意識が低すぎて困ってしまう。年齢忘れるから今後誕生日を10年おきにして,次は45になったら「だいたい50」でいいんじゃなかろうか。それはそれで忘れるか。
お題はここから。Happy Birthdayのあとになにをつけるか,です。基本的に誕生日に興味がなかったので,例えば35になった人にアラフォーおめでとう!とかそういう話をつけるのは慣れていても,まっとうなコメントをつけられんのです。でですね。今までのなんとなくの自分の感覚では,このあとにくるのは新たな1年へのコメントだと思ってたのです。「お誕生日おめでとう,これからの1年,万馬券たくさんとれるといいね☆」みたいな。ところがどっこい,こっちでいろんな人のコメントを見てると,"Happy Birthday! Have a great day!"みたいなコメントが多いんですね。確かに,誕生日がめでたいのであれば次に来るのは当該誕生日に関するコメントであって,その後の1年なんて余計なお世話である,といえるかもしれません。でも,なんか違和感があるんだよな。まあそもそも誕生日を祝うことにも違和感があるのだから今更何を,という感もあるんだが。
てことで,ちょっと検索してみたら,日本を代表する花屋である日比谷花壇が文例として「ハッピーな一年になりますように。」とか「この一年が素敵な日々になりますように。」とかを挙げておりました。そうだよな,やはり一年だよな。
なお,何かの間違いで日比谷花壇が競馬に絡んだことをしてないかと期待して「日比谷花壇 競馬」で検索したところ,特になにも起こりませんでした。パルプンテ。
2016/05/13(Fri)
[ OW ]
そういえば。
ここ最近,こっちの世界で話題の判決として,OW Bunker事件というのがあります。バンカーっていう単語からして聞き慣れない単語ですね。まあそれはさておき。
この事件の高裁(と訳すと素人っぽいのだが,まあ検索避けもできるだろうから気にしない)が話題を呼んでおりまして(悪い意味で),どうもそれゆえ最高裁審理が前倒しされたらしい。ちなみに先日お世話になった事務所はこれに関わっており,どうも年間3件最高裁係属案件があったらしく,どうもこれが事務所新記録らしいです。まあこれもさておき。
この重大事件だから最高裁が前倒し審理されるというあたりが,なんかイエローモンキー(歌手の方は復活したらしいですね)にはなかなかにびっくりなんですが,これの判決が先日でました。審理から2ヶ月ちょっとです。早いですね。びっくりです。高裁判決から1年たってません。びっくりですね。ちなみに,結論原審維持らしいです。伝聞でいいのか,試験が近いのではないかという苦情には答えられません。
なお,ここにきて当地の仲裁からの裁判所への上訴ルールが分からなくて困っているんですが(正確には,気になってるだけで特に困ってはないのだが),誰か3〜5秒程度で教えてくれないですかね。
2016/05/14(Sat)
[ あとひとつ ]
さて,試験期間も佳境です。当地ではBig4とかいう名前で呼ばれる主要4科目がありまして,どうもこれを4日間連続で試験するというのが通例のようです。が,そういうのと縁遠い生活をしているために,みんなが試験終わってBBQとかやってるなか試験勉強するハメに陥るのでありました。
そういえば,近所の港に最大級の客船(オアシスクラスとか言われてるらしい)の3番船がやってきておりまして,試験が終わった奴らが嬉しそうにSNSにアップしてるのを図書館から眺めるという地獄が展開されておりました。まあいいさ。
そんなわけで,オークスは23着馬持ってないから大外れ。
そんななか,金曜におそらく自分的Richardさん最終回な場所に乗り込みまして,現地でPなバリスタをやってる人から話を聞きました(Richardさんの息子さんのようです)。まあ時間もそんなになかったのでいくつか印象に残った点を書くとします。
2016/05/24(Tue)
[ 続き ]
やべ。あとで書こうと思って日をまたいでしまった。

逮捕の要件はしっかりとは覚えていないが犯罪の合理的な疑いみたいな感じで,多分日本と変わらない。ただ,現行犯っぽい説明をしていたので,それ以外の場合の要件は不明。起訴は警察でなく別組織(crown prosecution serviceと呼んでいた)がするのも同じ。
起訴要件は犯罪の疑い(言葉忘れた)に加えて,"public interest"という表現をしていた。どうも精神病関係や年少者をこれではじくらしい。少年法的なシステムについては特に話はなく,さすがにそこを聞く時間もなかった。
逮捕から起訴に至るまでの日数は,早ければ翌日に,最長6ヶ月とのこと。この6ヶ月が判決までの勾留日数なのか起訴までの日数なのかはよく分からず。とりあえずなにがしかが最長6ヶ月です。
大多数の小さい事件(8割といっていたが,実際にこの割合なのかは知らない)はMagistratesCourtで取り扱う。3人のLay Justiceが対応。この3人は裁判官ではなく,地元の有力者とのこと。Law Clerkから法律を聞いて,事実をベースに判断するらしい。まじですかこれ。
大きな裁判はご存じCrownCourtでJury対応。知らなかったのだが,判断するのはJuryのみ。裁判官は法律について説明するだけ。juryを出すのはpublic dutyであるとのことで,最近どこぞの島国で問題になってたような自体は起きていないらしい。なお,アメリカと異なりjuryのselectionもないらしい。除斥忌避的なことはどうなってるのかは知りません。
このあたり,とにかく国民が判断するという構造でありまして,裁判官なんぞ何するものぞ。Magna carta clause 39に"his peers"とあるでしょ,とのことです。
裁判を象徴するのがlady justiceの像。なぜ女性なのかは不明とのこと。このlady justiceの特徴は,目隠しをしていることで,見た目ではなく事実から判断するということらしいです。
burden of proofは当然検察側。弁護側は何もしないという選択肢も当然あり,実際に(救いようのない奴であればあるほど)そのような選択をすることもあるらしい。証明度は,"must be sure of"であるとのこと。てっきり"beyond a reasonable doubt"かと思っていたのだが,どうもreasonableがjuryに分かりづらいというか分からないらしく,近頃はこういう表現が用いられているらしい。
有罪率は60%とのこと。検察は100%を目指さないのかと聞いたところ,高い方がいいが,例えば目撃者のないレイプ事件では,被害者の発言と被告人の発言,どっちを信用するか50%でjuryに任せるしかない,というような話をされておりました。それとの関連で検察官は被告人から話を聞かないとのこと。それは弁護側がやる。通りで自白調書的なものがある雰囲気がなかった。
juryは原則12人中12人が合意できなければダメ。合意に至るために議論が長期化することもあるらしい。評議が合意に至らなければ12人から下げることもあるらしい。このあたりもちょっと分かったようで分からなかったのだが,時間がなかった。

まあ,自分の拙い英語力で聞いた話なので間違いがあるかもしれん。あとで大昔のあさかのーとを見たりネットを見たりして確かめたいところ。

ところで,その場で日本から在外研究にいらしている先生とお会いしました。まさかこんな近いところに日本人がおられたとは。てっきりLawbuildingの中の日本人は自分だけかと思ってた。

なお,ロイヤルアスコットはGoldCupのチケットを取りたかったのだけれど(天皇賞が模範としたレースだからな),残念ながら売り切れておりまして,とはいえ別にあの馬に興味はないので初日をとりました。今日の結果もふまえて(まだチケットあるし),前日にどれだけ日本人がやってくるのだろうか。
2016/05/25(Wed)
[ おわった ]
というわけで,試験終了。試験場出たらシャンパン持った友人が待ち構えておりました。予想外でしたが素晴らしい。そのまま午前2時くらいまでグダグダ付き合ってたんですが(パブ→クリケット→肉→友人宅でがやがや),とにかく最後の方は体力が尽きて立ってるだけでした。アラフォーには20代外国人のノリはきつい。
ところで,人生で初めてクリケットなるものに手を触れました。手を触れたのはクリケットのバットだが。なんとなくルールが分かりつつあったので,今のうちになにか見たい。
そういえば,もう1頭はちゃんとクイーンアンSに出てくれるのかしらん。
2016/05/27(Fri)
[ マグナカルタ ]
ソールズベリーなう。なんとここは直線しかない競馬場。正確には折り返すための部分はあるんですが(マイル戦はスタンド前で発走して帰ってくる)、基本的に直線だけです。事前知識無く乗り込んだのでびっくり。なお、ここはストーンヘンジへの玄関口となってる街でもあり、また大聖堂にはマグナカルタがあるという観光地なのですが、駅付近は全く競馬の空気が無く、あれだけストーンヘンジにいた外国語話者はいったいどこに行ったのか、という感じです。
というわけで、針を逆に戻していくと、一応この国にきたからにはストーンヘンジもマグナカルタも見ました。
前夜はロソドソで某高校の会合。今回は同期(赤の中2C)もおりました。なんか前回あれだけくだらない話をしたのは何だったのかというくらいとてつもなく真面目な話ばかりでしたが、それはそれでためになります。今回がラストになるかもう一回出られるかは幹事さんと会長さんの気持ち次第というところですが、とにかくこんな場所でこんな集まりに出会えたのはよかったです。
試験前に戻ると、ソウルの惨劇。まあ西川君に5人目蹴らせたことについて、私が何か言う資格はありませんが、とにかく悔しい。その前の週に韓国人(プレミアはすごく好きなのにKリーグには興味ないらしい)に「ソウルに勝ってマンモスうれP」と話した一週後だけに、もうなんとも。はああ。

2016/05/29(Sun)
[ ビクトリア ]
帰って翌日は当地にある飛行機博物館。ここは第二次大戦中対岸のドイツに向けて飛行機が飛び立ち、またドイツから手酷くやられた街なのであります。で、そこから歩いて戻ろうとしたらクラスメートに会ったので午後4時にランチ。食べたパブはBGMがかかっておらず、日本人的には無意識ながらに心地よかったのですが、ギリシャ人的にはとても違和感があったようです。
それから再び当地にやってきていた世界最大級の客船の出航を拝み、夜はまた別の連中と飯。
こんなことやってるから当日出発の旅行の予約を午前0時からやる羽目になるのです。
で、午前5時発のバスでビクトリアなう。なんで試験終わったのにこんな睡眠時間なんですかね。
にしても、深夜に予約したからチケット取間違えてないか不安でならない。国境またぐ意識はゼロなんだが、またいでしまうから怖い。
2016/05/30(Mon)
[ ドーバー ]
ドーバーなう。
フランスに渡るべく船に乗ろうとしております。すでにフランスの入国手続が済んでおり、パスポートに判子が押されておりますが、まだブリテン島にいるわけで、ここはどこ私は誰状態です。実際ここにいるときになんか突発的なイベントが起きたらどうすりゃいいのやら。
ちなみに、徒歩客はおいらだけのようであります…

そういえばダービーはなぜか3連複が当たってトリガミなのですがなぜ僕はこんな馬券買ったのでしょう。

そしてカレーにてTGV車内なう。これからパリに向かう訳ですが、パリって競馬(とこの期間はテニス)以外に何があるんでしょうか。今晩の予定が未定であります。
2016/05/31(Tue)