丸亀の中津

よう来たナァ!! 初のゆかりの地らしい…
かなり強引なゆかりですが
今回の自転車
 そんなわけで,丸亀へ。
 とりあえず,駅まで自転車を借ります。目指すは中津万象園。丸亀には何回も行ってるんですが,いまだに行ったことがなかったのであります。
 香川的には栗林公園があまりに有名で(個人的にはサイズのちょうど良さを考えても後楽園より栗林公園の方が好きです),なかなか中津万象園まで手が回らないのではないでしょうか。というわけで,昔からちょっと中津万象園の経営だけが気になっていたのであります。

 そんなこんなで自転車で中津万象園。例によって駐輪場の明示がないのが困りもの。駐車場の隅に1台停まっていたのでその横に停めます。
 簡素な入場券売り場があってすぐに庭園,というスタイルを想定していたところ,いきなり現代的な建物。奥にぐんぐん進むとようやく入場券販売カウンター。1年前のオーシャンカップの時に入手した300円引券がまだ有効だったのでラッキー。

 さて,ここで園内図を受け取っていざ庭園。
 池泉回遊式です。はい,ここでも栗林公園と丸かぶりなんですよね。余計なお世話ですが,やっぱり中津万象園の経営が心配になります。

 コースとしては,とりあえず池がある以上右回りか左回りかを選ぶ必要があります。NPとしては,ここは丸亀に敬意を払って競艇と同じ左回りを選択。あとでネットを見た限り,どうも推奨は最初に邀月橋(←「ヨウゲツキョウ」でいいの?)を渡るコースのようです。まあお遍路さんの順打ち逆打ちとかとは違うので気にしない。
広々! 松!
 で,右回りコースを選択すると,目の前にツツジ(←実はサツキとツツジの区別がついていないので違うかもしれない)の咲く広々とした庭。そして,右手にトイレと陶器館。トイレはどうでもいいのですが,とりあえずせっかくなので陶器館に入ってみます。が,ここ最近陶磁器の名産地(常滑唐津備前越前九谷)をプラプラしてるくせに陶磁器についてはなにも分からないので,ふんふんと眺めて終わってしまいました。
 さて,そんなわけで庭園に戻り,続いてはひいな館が現われます。が,時間的にも余裕がないのでパス。
 ようやく,池を目の前にします。案内地図には推奨ルートが2つ。椿コースと松コースです。松コースと梅コースだったらどっちが高等なのか分かるような気がしますが,椿と松だと困ってしまいます。まあ,椿の季節でもないですし,松コースの方が100m長く消費カロリーが4Kcal多いので松コースを目指すことにします。……といいつつ,いきなりコースから外れ,「雁」の島を目指す水蓮橋に向かいます。

 いまさらここでNPが解説しても仕方がないのでありますが,自分の記憶喚起のために。ここ中津万象園の池(八景池)には,近江八景になぞらえて8つの島が配置されております。そもそも近江八景を知らないので,何の感慨もわいてこないのでありますが,近江城の戦いで有名な京極氏が,うどんしかない丸亀に(当時からうどんがあったのかは知らんけど)やってきて,故郷を懐かしんで大名庭園を造ったわけですね。
 きっと滋賀支部の選手も丸亀競艇に遠征した際にはここに寄って近江を懐かしんでいることでしょう……と書いたところで,一体誰が滋賀だったっけか,と思って考えてみたのですが,思い浮かびませんでした。調べたら守田選手がいましたね。滋賀支部がんばれ〜。

雨の島方向 落ちたらどうなるのか… 飛び石と橋 雨の島方向 赤い橋が映えます 水蓮橋

 はい,というわけで,水蓮橋を渡ります。庭園の橋って別に渡ること自体はなにも怖くないのですが,ここに関しては水が濁っていて,深さが全く分からないので若干怖いです。大名が船を浮かべてたというからにはそれなりに深い池だとは思うのですが・・・・・。おそらく,年に1人はアホな中学生がふざけて池に落ちてるんじゃないかと思うのですが,無事生還できてるのでしょうか?
 カップルが楽しそうに橋を渡るのを見たりしながら,椅子に腰掛けて,とりあえず馬券を買います。ここまで来ても俗世間から離れられないNPの人間的弱さが分かりますね。
 そして,一度水蓮橋を渡りきって,再度コースに復帰するために橋を戻ります。

臥雲橋と雨の島 臥雲橋から 逆側から雨の島 雪の島 晴嵐と鐘 黄色が映える
藤棚方向 弁財天の解説 弁財天 回棹廊

 続いて,臥雲橋を渡って「雨」の島,そして「雪」の島。もともとの近江八景を知らないので(歌川広重にも興味はない),それとの関係ではコメントがつけられませんが,とりあえずいろいろな角度で風景を眺め,写真を撮って歩きます。庭園ってひとそれぞれ好みの景色があるから一人で歩いたほうが楽しいんじゃないかと思うんですが,そんな寂しい考えの持ち主はNPだけらしく,みなさん家族連れ・カップル・ご婦人団体など仲良く歩かれておりました。
 「鐘」の島には弁財天があります。この弁財天は,竹生島の弁財天をお祭りしているとのこと。竹生島も行ってみたい場所ですね。びわこ競艇場からは遠そうなので,彦根城のついでだな。

晴嵐の島から 筆海亭から 陰石 陽石 観月橋と魚楽亭
観月橋と魚楽亭 晴嵐の島から 観月橋から魚楽亭
 
観月橋から 魚楽亭の解説 魚楽亭から
後ろのマンションがうまく隠れない…
魚楽亭から逆側  
魚楽亭から観月橋 角度をちょっと変えたが… 睡蓮の花 魚楽亭から
夕映から観月橋 夕映から雁行石橋 陸地に戻って


 そして,回棹廊は渡らずに,「晴嵐」の島。オススメコースからは外れますが,ぐるっと島を回って筆海亭へ。ちょっと木が生い茂りすぎてあまり景観はよくないな。ガイドには載ってませんが,ここにも陰石陽石がありました。この手の石を置く文化はいつから?
 で,「月」の島。魚楽亭から対岸を見ると,観潮楼と茶室が雰囲気あるたたずまい。そして,その後ろに雰囲気をぶっ壊す白いマンションがちらり。縮景園ほど酷くはないですが,もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。もうちょっとなんだけどなぁ。
 そして,最後に「夕映」の島。そこから雁行石橋を渡って本土に戻ります。このあたりにはあじさいの花があるようですが,季節ではないのでスルー。

解説 お地蔵様 投げる石 鉛筆で書きます
もう少し鉛筆を削っておいてほしいところ
8月24日が大祭

 そして,現われますのが石投げ地蔵尊。
 白い石に願い事を書いて,お地蔵様の前に石を投げると願いが叶うそうです。まあかなうかどうかは脇に置くとして,こういうイベントには積極的に参加するのであります。外したら(あるいは間違えてお地蔵様に当ててしまったら)どうしようかと思いましたが,無事石は入りました(写真を見てもらえれば分かると思いますが,本来的には外す方が難しい)。
 さらに山茶花の道の脇を歩き,稲荷社と,金の神。「カネの神」なのか「キンの神」なのかが気になりますな。ところで,稲荷社の説明板に「朝な夕なに礼拝の絶えることがなかった」とありました。それだけならいいんですが,石投げ地蔵尊の解説には,「園外より園内のこの地蔵尊に投入して礼拝していた」そうなんですね。最初,お地蔵さんで園外から投げてたのは,「大名の庭園だから一般の人は園内に入れなかったからだろう」と思ったのです。しかし,稲荷社にはみなさん参拝に来てたようなので,園内に一般人も入ってたのではないかと思われるわけです。となると,なぜお地蔵様には園外から投げてたのか,という疑問が出てきます。はい,どうでもいいですね。

稲荷社の説明 鳥居をくぐって お稲荷様 金の神
傘松の解説 なかなかカメラに入らない 逆側から 茶屋と一緒に 全部入らない
中から 下から見上げてみた 陽石 陰石 茶屋の前

 そして,目の前に広がるのが,大傘松。このでっかく大きく広い松。1本の松らしいです。樹齢600年。ということは,1400年代,コロンブスがアメリカに行く半世紀以上前から,この松は育ってるのです。松事情に詳しくないのですが,松というのは若いうちから調教(剪定?)しなくてもこういう傘のかたちにできるのでしょうか。できるんならまあ特に感動もないのですが,もしできないのだとしたら,室町時代から植木職人さんがこの松を育てて切って今の姿があるわけです。上手く言えないけど,なんか凄いことですよね。
 で,また陰石陽石が現われ,それを見てふむふむして,茶室の前を進みます。そして,藤棚へ。地図に「案内所」とあったのは,ボタンを押すと園内解説が流れるスピーカーなのでした。
 ここで椅子に腰掛けてボーッとして地図を見たところ,「船付き」を見忘れていたことに気付きました。昔,お殿様がこの船付きからお船に乗って池でまったりしていたらしいです。今でも1年に1回くらいそういうイベントやってるんでしょうか?

広々青々 藤棚の先から ここに立てる
こういう細やかな心遣いが嬉しい
しかし絵になる橋ですね〜
松寿関 観月橋と魚楽亭 邀月橋 船付き
美松
意識したことはなかったですが,
確かにこういう形の松はみません
邀月橋の前に記念撮影コーナー 帆の島 邀月橋
邀月橋から両方向 説明
鶺鴒渓は結局よく見えず 皐月賞のサツキ 鴨の親子
絵画館から 屋形船 最後に 案内図

 そして,邀月橋。「帆」の島はよく見えますが,奥の「鶺鴒渓」の様子はよく見えず。
 で,この橋を降りて戻ろうとしたら,おばさま方の団体とすれ違いました。すれ違った場所には,そこに植えられている「サツキ」の案内板がありました。これをみて,「これって皐月賞のサツキなん」という発言をしたのです。もしかしたら聞き間違いかもしれませんが,多分間違いではないです。皐月賞が弥生賞・卯月Sの並びではなく,桜花賞・さざんかSの並びだというのは斬新な解釈だと思うのですが(意識したことはないけどJRAのレープロはどっちだろう),そんなことより,ここ中津万象園で,しかも日曜の15時前に,こんな発言を聞くとは。衝撃的すぎました。

 さて,最後に絵画館。
 絵画館を抜けたところに鯉に餌をやるスペースが。ここで若い女性集団が鯉に餌をやって盛り上がっておりました。おっさんは写真だけ撮って退散。

 それにしても,栗林公園に負けるとも劣らないいい庭園でありました。雰囲気が栗林公園とかぶってるのでなおさら損してますね。お遍路さんも疲れててなかなか寄らないでしょうし(先に栗林公園も見えてるしね)。経営は心配になりますが,いつまでもこの美しい庭園が美しいままで続いていくといいなぁ。

 というわけで,次の目的地は……当初は山北八幡宮直行の予定だったのですが,中津八幡宮と中津万象園が関係あるという話を万象園の中でチラッと見たような記憶があったので,寄ることにしました。が,場所が分からないので,とりあえずコンビニへ。
 ここで,ヴィクトリアマイルの時間が来たのでワンセグで視聴。はい,G2として見たら非常にいいG2でした。
 なのはいいのですが,コンビニに香川県の道路地図がない!仕方方ないので大きな丸亀市の地図を見ておおまかな場所を覚えて出発。

 …と,目の前に神社。おおっ!と思ったら違う神社でした。せっかくなのでお参り。

道中讃岐塩屋駅に遭遇 天満天神社
拝殿 由緒 拝殿
天満春日神社 三社神社

 その後,ふらふらしたものの中津八幡宮は見つからないので,代わりに?山北八幡宮へ。写真が軒並み逆光なのが……。
 摂社末社が多く,狛犬も多いのが印象的でした。熱心な氏子さんが狛犬を奉納してるんでしょうね。
 また,犬がいたり馬がいたりと,金比羅宮と似た雰囲気がありました。関係性は全く分かっていない一観光客なのでありました。

中府の鳥居 山北八幡の鳥居 下馬 天下太平国家安全
位置取りが高すぎる・・・
随神門 境内 神馬。関係ないですが,
金比羅神社には馬がいる確率が高い気がする
奉納されているらしい・・・ 逆側から随神門
神馬 拝殿 船魂神社跡地
説明 拝殿 本殿 摂社
摂社 摂社
摂社 昔から気になっていた山北の一の鳥居 東側から見る丸亀城の石垣


バスのりば タコ天 焼き鳥 チャリティーオークション
 丸亀の道路に唐突に現れる鳥居は昔から気になっていたのですが,結局金比羅さんに向かう鳥居なのか,山北八幡の鳥居なのかがよく分かりません。中府の鳥居は金比羅に向かう丸亀街道の鳥居で,山北の鳥居は山北八幡の鳥居という理解でよいのかしら?

 で,本当は丸亀城に寄りたかったのですが,疲れてたので丸亀競艇場へ直行。
 工事中なのでスタンドが半分しか空いてませんでした。が,それでもなんとかなってしまっているのが……。
 丸亀競艇の焼き鳥は250円とそれなりのお値段なので高松在住期には手が出ず,昨年はSGの日だったので行列してて買いませんでした。というわけで,この日が初購入でしたが,ああ,確かに人気が出るのも分かります。おぃしぃ。おいしい焼き鳥にビールなんて要らんのであります。

旅行記善通寺へ