馬連が生まれた函館

 そんなわけで,路面電車で競馬場へ。
 競馬場前の電停に着くと,もう目の前が競馬場です。これは近い。それにしても,電停の広さがそれ以外の電停と変わりません。レース終了後に大惨事になるのではないか不安になります。

競馬場前電停 本当に競馬場の前です 場内案内 競馬場入口 外からもパドックを見られます

 この日は函館記念開催日ということで,入場無料でした。そのせいなのかなんなのか,場内は大混雑。もともとスタンドが狭いというのもあるんでしょうが,椅子がありません。最近はファミさんの威を借る狐で贅沢していたので,久々の事態に戸惑います。
 せっかくなので混雑話を続けると,この日はなぜか体調がイマイチで(なぜか,というよりもこの前の週が最悪で,それを引き摺っていた感じだな),椅子がないのは地味にきつかったです。まあもちろん探せば屋上や遠くに行けば椅子もあるし,ゴール板から遠ざかれば芝生もあいてるんだけれど。それにしてもまともに競馬場で競馬するためにはかなりきつい感じでした。で,函館はトイレが少ない。少なくとも,この日の観客を捌けるだけのトイレはなく,それもストレスに。まあ,普段はこんなことはないだろうと思われますので,最大混雑に合わせて椅子やトイレを設置する必要なんてないんだけれども。ただ,さすが競馬場だけあって,レース中は(少なくとも男子トイレは)大も小も空きがありました。

 ここ函館競馬場には,ラッキーピエロやハセガワストアという,函館を代表するB級グルメの店が出店しています。これは旅打ち人間には非常にありがたい。ラッキーピエロは前日行っているので,この日はハセガワストアが目的地になります。が,これがまた大行列。これは体調不良人間にとっては全くありがたくありません。結局,1時過ぎに並び始めて30分くらい待ってやきとり弁当購入。それにしても,これが「やきとり弁当」と名付けられるに至った理由が内地民には分かりません……。
 その後,その横でホルモン煮込みを購入。北海道はモツではなくホルモンと呼ぶのかな?ここのお店の方が,馬主章をつけた方(誰かは分からない)と親しげに話しておられました。う〜ん,さすがはローカル競馬場。いろいろと場内の顔見知りも多いんだろうな。

 函館でレースを見ていてびっくりしたのが芝1800m。スタート地点が観客の目の前です。コースが狭いため,本当に目の前に馬がいます。これは凄い。確実にヤジが届きます。
 また,馬が近いといえばパドックからコースまでの馬道。東京のようにガラスで区切ったりするようなけちくさい真似はしません。堂々と目の前を歩いて行きます。これは素晴らしい。また,馬が戻ってくる場所も観客の目の前。いやぁ,これも素晴らしい。これぞローカル競馬場,という感じです。やっぱり馬が近いってのはいいですね。
 あと,場内探索をしていたところ,奥の方に「馬番連勝発売記念」と書かれた石碑を発見。そうでした,ここ函館競馬場は,馬連を先行発売した競馬場でした。よしだみほさんの馬なり1ハロンの,「マンシュウ」ネタが懐かしいです。

パドック席がありました
畳があるあたり,WINS高松を思い出します
寛平さんとは無関係に混んでた気がする 間寛平氏登場
函館とどういう関係があるのだろう
Winning Post ハセガワストア前の行列 子供コーナー KIDS ROOM
奥の方(風の広場)に行くと
さすがにすいてます
スタンド方向 馬頭観音。遭難馬慰霊塔というのがありました。これは開拓期の馬の慰霊なのでしょうか??
馬連発祥の地 芝1800mスタート地点
近いだけあって人だかりができます
ホルモン煮込み やきとり弁当 馬の部位
函館といえばエリモハリアー 目の前を馬が通っていきます
写真が曲がってるのは,
力尽きて壁際に座りながら
写真を撮ったためです…
馬が帰ってきました。
色合いも柔らかくていいですね
屋上 屋上からの眺め

 そんなこんなで,体調が上がらないまま函館記念。
 そういえば,窓口もそんなに多くないので,買うまでに並ぶんですよね。ここ最近,ファミさんシートで買うことが多いせいもありますが,JRAの馬券を買うのに2人以上並んだことって多くない気がします。さすがに有馬の日とかは大混雑だったけど。

馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差   
1 8 トウケイヘイロー 牡4 57.5 武豊 01:58.6 3  
2 1 アンコイルド 牡4 55 吉田隼人 01:58.9 1.3/4 7   
3 15 アスカクリチャン 牡6 56 岩田康誠 01:58.9 クビ 8
4 9 サトノギャラント 牡4 56 北村宏司 01:58.9 ハナ 2  
5 10 トウカイパラダイス 牡6 56 柴山雄一 01:59.2 2 4   
6 5 レインボーダリア 牝6 55.5 柴田善臣 01:59.4 1.1/4 5  
7 16 メイショウウズシオ 牡6 55 四位洋文 01:59.8 2.1/2 6
8 14 モズ 牡6 53 松田大作 01:59.9 3/4 10  
9 7 ネヴァブション 牡10 55 丸田恭介 02:00.3 2.1/2 14   
10 6 エアソミュール 牡4 56.5 和田竜二 02:00.4 クビ 1
11 11 カリバーン セ6 54 木幡初広 02:00.4 クビ 15
12 3 コスモラピュタ 牡6 54 大野拓弥 02:00.5 1/2 12
13 4 ネオブラックダイヤ 牡5 52 三浦皇成 02:00.5 ハナ 11
14 13 ホッカイカンティ 牡8 54 村田一誠 02:00.6 クビ 16   
15 2 イケドラゴン 牡8 48 伴啓太 02:00.9 1.3/4 13  
16 12 コスモネモシン 牝6 53 丹内祐次 02:01.7 5 9   

 函館記念は当然のように外れ,いよいよ残りレースが減ってきました。体力の限界に達しつつあったので,現場にいつつも馬券買うために並ぶのをやめ,携帯をとりだしていまさらPATに入金。地べたに座って新聞片手に予想開始。そして,函館最終も新聞+地べたに座って見えた返し馬診断。
 その結果,福島メインバーデンバーデンCは外れましたが,中京メインジュライCと函館最終北海HCが的中。北海HCの返し馬診断がずばっといって馬複88倍とおいしい配当だったので,なんだかんだとこの日はプラスでした。最初から省エネモードで馬券買ってればよかったのかもしれないな。

 そんなこんなで,最終も終わりました。
 体調不良で100%楽しめませんでしたが(混んでたし),いい意味でコンパクトな競馬場で,まさに夏のローカル競馬を楽しめる競馬場だと思います。今度は体調100%なときに来たいな。

 外に出てみると,案の定路面電車の駅は大混雑。よくこれで事故が起きないな,という感じです。しかも,別に競馬にあわせて特別輸送体制をしいてるわけでもなさそうだし……。
 てなわけで,バスに乗って帰ることにしました。ただ,このバスもなかなか出発しない代物で,結果的にどっちが早かったのか謎が残ります。
 バスを降りたら,函館競輪場行きのバスを発見。目立たないにしても,いちおうそれなりの場所から発着するようで,やはり函館市は競輪に優しい。


 で,まだちょっと時間があるので,有名な赤レンガ倉庫地帯に向かってみました。自分の記憶が正しければ,高校時代の北海道修学旅行で,函館山に登るはずが悪天候でぽしゃって赤レンガ地帯に行くことになったはずです。行った結果何をしたのかは全く覚えてません。困ったもんだ。
 で,赤レンガ自体はお店が入っているナウなヤング向けの場所で,競馬帰りのおっさんがうろつくべき場所じゃないと判断しました。


位置の低い顔出し
子ども用だな

函館でもくまもん…

今日もソフトクリーム

 で,競馬帰りのおっさんはどこに向かうかというと,とりあえずサテライト松風という場外車券売場に行ってみました。残念ながら既に店じまい。
 このサテライトの近くに,月光仮面像が立っていました。なんでも,川内氏は多感な時期を函館で過ごしたとのことです。それにしても,この手の説明書で「多感な」という言葉はあまり見ない気がする。単に「少年時代を函館で過ごした」としなかったのは,様々な職業を転々とされた川内氏へのいろいろな思いが込められているのかもしれません。


憎むな殺すな赦しましょう

 で,電車に乗ろうと思ったら,目の前に成田山函館別院が見えたので,寄ってみました。前日の成田山真言寺とは無関係ですね。それにしても,ここも1回焼けてるんだな……。


 この日の夜は函館名物回転寿司。なのですが,やはり体調が100%ではなく,せっかく行ったのにがっつり食べられず。う〜ん,残念。せっかくここまできたのに。
 あと,ホテルの近くにハセガワストア発見。ハセガワストアってセイコーマートと提携してるんですね。それにしても,こんなに近くにハセガワストアを発見できるなら,わざわざ昼に並んでまでやきとり弁当食べる必要がなかったな……。


湯の川温泉3日目(四稜郭)へ


旅行記旅打ち