モトノカサデラ

 競艇24場踏破はずいぶん前から「本気になればいつでもできる」状態でありまして,それなのにここまで引っ張ったのは,ひとえに「全場踏破記念」をやりたかったからであります。
 「全場踏破記念」をやるためには,自分でレース名をつけられる競艇場が必要になり,そして,津のJLC杯がそれに該当することが判明。ほかにもあるけど未踏場だとここしかなかった。

 てことで,2年くらい津のJLC杯を狙っていたんですが,なかなか予定が合わなかったり津のホームページであまりしっかりアピールしてくれなかったせいで見落としたりで,うまくいきませんでした。毎年施行時期も変わるしね。しか〜し!2015年,ついに予定が合いました。

 そんなわけで,津に行くことが決定。ちょうどその前日,ケッキセヨが中京で走る(しかも人気)ことが判明したので,中京に遠征することにしました。中京→津という,完璧な流れであります。

 ここ最近,夜行バスで名古屋入りした後の行動がパターン化しつつありまして,とりあえず名古屋の炭の湯で汗を流して目を覚ましてから行動を始めます。
 で。中京に行くとして,どこに寄り道するか(せっかく名古屋に行く以上,直行という発想は皆無)。今回はサカダッシュが3レースを走るので,あまり時間がありません。てことで,適当に検索した結果,そこそこ規模の大きそうな笠寺観音に立寄ってみることにしました。

 とまあ,こんなノリで訪れておりまして,しかもこういう旅程は当然直前に決めておりますので,例によって笠寺観音についての事前知識は皆無であります。困ったもんだ。
 でもまあ,こんな適当な旅程でもちゃんと目的地に到達できるのはGoogleMapさんがいるからでして,本当にいい時代になったものだとおじさんは思うのでありました。

 そんなわけで,無事笠寺に到着。駅は本笠寺ですが,寺院の名前は笠覆寺。読めません。りゅうふくじです。ホームページによると,尾張四観音の一つとのこと。ちょっとよく分からんのですが,時系列を考えると,大昔から崇敬を集めていた観音様があった。名古屋城ができたとき,その多くの観音様のうち,鬼門にある4つの古刹を四観音と定めた,ということになるのかな。まあとにかく,結論として4つの観音様が名古屋城の鬼門を守り,四観音として崇敬されていることは間違いのない事実でありまして,今回はそのうちの1つである笠寺観音にお参りしたわけです。
 この調子で中京競馬場からみて鬼門の方角にあるお寺を見つけ出して一方的に中京四観音とか名付けてしまってもいいんじゃないですかね。ダメですかね。

このあたりには
貝塚もあったようです
到着!
こっちは西門
霊場案内
こっちが山門 接近 仁王像とわらじ 賽銭ドロがいるようです
困ったものですな

 てことで,笠寺観音として知られるこのお寺。本堂に向けて,赤々としております。なかなか見ないですね,この赤いの。名前が分からんので「この赤いの」としか書けませんが。
 その他,おもかる地蔵も持ってみました。落っことしたらどうなるのか怖いですね。でも,1年に1人は落っことしてる人がいると思うので,おそらくそう簡単には壊れないんじゃないかと思います。
 あわせて当地に伝わるのが玉照姫のお話。玉照姫が観音様に笠をかぶせてあげた縁で藤原兼平と結ばれたようであります。当時は結婚相談所に行かなくても観音様に笠をかぶせれば幸せな結婚ができたわけですな。それにしても,笠地蔵といいこれといい,昔話にはこの手の笠と仏様がらみの話が多いですね。これおそらく,笠をかけても救われなかった人が今に残る伝承の裏に死屍累々としているのではないかと推測する次第。そして,そういう利益しか考えない意地汚い自分みたいなやつは一生御利益に預かることはないのでありましょう。
 で。ここにはそれ以外にもたくさんのお堂やらなんやらが。これ,もしかして,寺院が荒廃した際にここにいろいろ集められたんじゃなかろうかな。寺院が荒廃し、復興する過程ってのはよく分からんけど。

本堂 水掛地蔵 玉照姫にまつわるお話 「お像」の下になにがあったのか 堂内には千羽鶴 おもかる地蔵
玉照堂
こんな名前ですが,ちゃんと兼平さんの幟も立ってます
諸縁吉祥 いろいろと並びます 笠寺善光寺 薬師堂
芭蕉碑と宮本武蔵供養碑 人質交換の地
のちの家康と
織田信広が
ここで交換されたとか
多宝塔 六地蔵 役行者堂
鐘つき堂
ここの梵鐘は
尾張三名鐘の1つとか
あとの2つは
野間大坊と龍泉寺
龍泉寺は四観音仲間です
せっかくなので,
名古屋競輪の鐘も入れて
尾張四名鐘にしたら
どうでしょうか
弘法大師かと思ったら
政識和尚の像でした
笠寺稲荷
ネコの糞と餌の跡で大変なようであります
弁財天 白龍社 弁天池越しに山門

 そんなに時間があるわけじゃないので次に行きます。
 続いては泉増院。ここも玉照姫がらみの寺院。ここには玉照姫の像がまつられているとか。いまいち笠寺観音の玉照堂との関係が分かりません。なにゆえ2つに分かれているのか。ぱっと検索した限りでは解説は発見できず(と思ったら,このブログを発見。あまり遡ったりその他を見てる時間はないので将来の自分向けにリンク張るだけ)。仏教的な話よりもこういう下世話な話の方が好きなんですが,まあ,気にしないことにします。



市議会銀の看板
「前」の張り紙がかなしい
泉増院へ
「玉照姫」が目立ちすぎて
寺院の名前が分からん
ここも玉照姫 くす薬師 地蔵様

 最後に西方院。トイレの神様をお祀りしているとのことです。その名も烏瑟沙摩明王。うすさま明王。読めない書けない。まあ,よく見たらこの「す」って大して難しい漢字じゃないんだけど。できれば植村花菜がこの神様の宣伝をしてくれてたらよかったんだが。
 良くも悪くもここは小さなお寺でありました。



西方院 明王堂
幟がたくさん
木曽義仲縁起なんですな 弘法大師と観音様 粕畠観音も明王堂に
おられるようであります
こっちが山内 ひそやかに本堂

 てことで,いざ中京競馬場。実は時間がやばかった。

中京競馬場へ

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