メキシコ旅行記その4

1月3日

 熟睡できなかった、とはいっても、まあそれなりにしっかりと睡眠をとり(何しろベッドの中にいた時間が長い)、8時30分に朝食。昨日受付でもらった紙をカウンターに出すと、コップ・皿・ボウルをもらえ、あとは気の向くままにトースト・シリアル・フルーツなどをむさぼり食うわけであります。
 さて、とりあえずシーツをたたんでチェックアウト。荷物を担いでカテドラル脇にあるインフォメーションへ。なんか余ったコンテナを改造しただけのような、非常に陳腐なものでありますが、それで必要十分ですね。暑い時期や雨期なんかは大変なことになるような気もしますが…。
 インフォメーションに何をしに行ったのか、というと、地図をもらいに行ったのであります。しかし。いい地図がない、とのこと。なんだそりゃ。インフォメーションの意味がないではないですか。
 ま、それでも英語が通じるのは嬉しいですね。
 そのまま、メトロでTAPOへ。荷物抱えた人もそこそこメトロに乗っておりました。
 そして、TAPOの最寄り駅へ。案内に沿って進むと、丸いターミナルに到着。そのターミナルを様々なバス会社が囲っておりました。
 今日の目的地はパレンケなので、ADO社のところへ。そして、チケット売り場へ。英語が通じない…。ま、行き先と時間を紙に書いたら特に問題はないんですが。名前でちょっと詰まったけど。いやはや。nombreね。勉強になりました。ってか、やっぱりこのくらい事前に勉強しておくべきですよねぇ…。
 値段は600ペソ。値上がりしてますね。予想外です。18:10のバスにしたのですが、残席は2でした。危ないなぁ。

 なんか混んでるので明日のパレンケ→メリダのバスを予約するのがためらわれました。相変わらず小心者ですね。
 で、でっかい荷物を処理しなければなりません。ガイドブックによると、どこかにロッカーがある、とのことなのですが、残念なことにNPの視界にそんなものは入ってきませんでした。適当にぶらついたんですが、いい加減疲れます。
 ということで、荷物預かり所へ。何人かの客のやりとりを観察しつつ、システムを理解。どうやら時間制のようです。いや、看板に説明は書いてあるので、スペイン語読めるなら一発なんですが…。
 ということで、NPの番に。1時間5ペソ。今度はnombreを聞かれてもちゃんと答えられました。えっへん。

 大荷物を処理し、身軽になったNPが向かう先は、メキシコ観光であります。メリダ→メヒコの飛行機のチケットを買わねばならないのであります。さすがにバスを使うのは時間の無駄ですからね…。短期旅行者はつらいです。
 ということで、またもメトロ。やっぱり便利ですね。でも、メトロで移動しまくったため、いまいちメキシコシティの市街の雰囲気や、広さがよく分かりませんでした。
 まあ、そんなこんなで地下鉄の駅からメキシコ観光へ向かう途中、バスのチケット売り場を発見。これはちょうど良い、ということで、パレンケ→メリダのチケットを買います。ここの係員は部分的に英語を理解してたので非常に楽でした。基本単語だけでも分かってると随分と違うものです。…ようするに、スペイン語の基本単語を全く理解してないNPが馬鹿だ、ということなんですが。
 で、出発時間を選ぶ余地もなく話が進みます。残席は1。おいおい、危ないにもほどがあるぞ。しかし、まあついてるな。うんうん。

メキシコ観光 レフォルマ通り


 こうして、翌日の移動手段も手に入れたNPは意気揚々とメキシコ観光へ。建物の2階部分に「メキシコ観光」の文字があるのはいいんですが、どこから入るんでしょう?…などといちいち困るお馬鹿さんでありました。
 2階へ上がると、ブザーを押してロックを解除する方式の鉄格子のドアがありました。警備は厳重ですね。ま、旅行代理店は現金商売してるから強盗に狙われやすいのでしょうね。
 んで、メリダ→メキシコシティの飛行機と、ついでにメリダでの宿泊先も予約。飛行機はエアロカリフォルニア、という会社の便で、エアロカリブよりも安いものでした。このとき、シートが6Bだったので、プロペラ機かと思いましたが…。
 そうそう。せっかく日本語の通じる代理店に行ったのに、担当してくれたのはメキシコ人の方で、ずーっと英語で会話してました。なにやってんだ。ま、英会話それ自体は楽しいからいいんですが。

 というわけで、パレンケ→メリダのバス、メリダでの宿泊先・メリダ→メキシコシティの飛行機をゲットしたことで、1月7日までは路頭に迷うことはなくなりました。チケットなくしたらおじゃんだけどさ。

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