メキシコ旅行記その7

1月4日

 バスで眠りについたNPでしたが…。まあ、アイマスク・耳栓を装備しているとはいえ、熟睡はできず、何回か目覚めるわけであります。
 そして、2:50。突如、思い出さなくていいことを思い出しました。
 !!!予想ゲーム!!!
 …完全に忘れてました。あぁぁぁぁ。どーすんだよ、おいおい…。大予想までは頭が回ってたんだけどな…。くそ〜。金を振り込む(ことを依頼する)ことで思考回路が停止してた…。あ〜。偉そうなメール送っといてこれかよ…。なにやってんだよ…
 でも、思ったのです。正規のパスワードは郵送されます。郵送です。ということは、申し込んだ自分でもパスワードを知り得ないわけです。これはもうどうしようもありません。はい。どうしようも……。
 メキシコからネットに繋いだとしてもパスワードが分からない以上、対処方法が全く存在しないので、このことはスパッと忘れてしまうべきなんですが、まあなかなか忘れられないわけで…。くぅぅ。

 まあ、そして5時。バスはどこかに停車。エコノミー症候群(という言い方は最近はしないんでしたっけ?)になりたくないので、一旦下車。少なからぬ人数が荷物を持っていっていたので、「もしかしてパレンケか?」と不安になりましたが、トランクから僕の荷物が出てくる気配はなく、また、横にビジャエルモッサ行き・ベラクレス行きのバスがいたこともあり、パレンケではなさそう、という結論に。で、結局どこだったんでしょうかね?ここは。結局10人ちょっとがここでおさらばしていました。

 バスは再び出発し、7時40分、パレンケに到着。
 第一印象。暑い。そして、じめっとしています。ああ、熱帯に来たんだなぁ、としみじみ。
 バスから荷物を受け取り、とりあえずやるべきことは、大きな荷物を預けることです。

 パレンケのバスターミナルは非常に小さいです。メキシコシティのTAPOのような設備など皆無です。そもそも、バスの出発口が3つしかありません。TAPOはADO社だけで5つあったのに…。チケット発券窓口も、荷物発送用のものが1つと一般旅客用のものが1つか2つでありました。トイレは無料のもののみ。大きい方は鍵がかかりませんでした。なんだかなー。
 んで、ターミナルに入ると、いかにも荷物預かり、という場所がありました。ということで、そこに行って荷物を差し出します。そこにいたお兄さんは少しだけ英語をしゃべれました。こっちはここまでの旅でスペイン語会話能力に向上がみられないので、助かりますね。1時間4ペソ。

 さぁ、重荷も振り払ったところで、出発進行。
 まず、街を歩きます。
 街の中心部へは坂を上る形。坂の街なんですね。想像してなかったのでちょっとびっくり。
 地球の歩き方に記載があった場所に、それっぽいコレクティーボがおりました。街自体は小さいので、2カ所とも確認。大通り?沿いのスーパーマーケットで水を購入。スーパー、といっても、規模としてはNYのデリカテッセンくらいの印象でしたが…。
 水を入手して準備が整ったところで、いざ出陣。コレクティーボの所にあるいていくと、「palenque?」と聞かれたので、頷くと、車に乗せられました。「パレンケ」という名の暴力団(マフィア?)事務所行きだったらどうするんでしょうか。
 満員になるまで出発しない、と聞いておりましたが、4人くらい乗ったところで出発。途中、町はずれで数人乗せておりました。おそらく地元の方々だと思われます。
 そして、途中で何人かずつ降りていきます。通勤用にも使われている、ということでいいんでしょうかね?
 まあ、そんなこんなで、目的地到着。10ペソを払って降ります。さあ、いざ遺跡です。
入口 入った後はこんな感じ
 写真を見ていただければ分かるかと思いますが、日差しは結構強いです。そして、森林地帯だからなのか、それとも何か別の理由があるのか、じめ〜っとしておりました。まあ、まだ時間は早いので一歩歩くごとに体力が削られていく、というような状態ではなかったのが救いですが…。
 森の中を歩いていくと、前が開けます。右手に神殿。前方にも神殿。おぉ〜。遺跡だ!!

 広場の日陰部分では、ツアーの方々がガイドさんの解説を受けておりました。で、僕は何をするか、といいますと、とりあえず上ります。いや、だってそれしかやることないんだもん。
 ということで、まずは手前の頭蓋骨の神殿。ここは上らないことには肝心の頭蓋骨に出会えないわけで、上らないわけにはいきません。
 よしっ、と、気合を入れ、一段一段上ります。露のせいか、靴も石段も若干濡れていて、危険な香り…。と思っていると…
 ズルッ!と滑りました。3段目でした。
 いきなりこれです。いや、だって濡れてるんだもん。普通に考えて危ないでしょ。ってか、ほんと三段目でよかった…。あ、滑った、といっても、片足が流された形になっただけで、別に周囲の注目を一身に浴びるような感じではなかったですよ、はい。いや、でも、危ない危ない。
 …ここって死人とか出てないんですかね?上の方で滑り落ちたらかなりの確率でアウトだと思うんですが…なんてったって石段だし。僕が栄えある死人一号になったら嫌だなぁ…。
 などと、マイナス思考で、慎重に上っていきます。このとき、手袋を大きい荷物に入れたままにしてたことを思い出しました。正確には、大きい荷物に入れたジャケットの中に入れっぱなしにしたのですが、まあ大差ないですね。
 さて、なんとか無事に頂上に着きました。眺めはよいです。いやぁ、ほんと。高いところっていいですね。しかも、日陰なので涼しいし。
頭蓋骨の神殿 上からの眺め 日陰に集うツアー客
名前の由来の頭蓋骨ですね。 こんな感じ 真下を見下ろす
 んでもって、頭蓋骨です。
 いやぁ、なんなんですかね、これ。やけにリアルに残ってますが、これは本物?修復したのでしょうかね?まあ、野ざらしにされて、自由にさわれるようになってるんだから見つかったそのまま、って訳ではないのかな?なんにせよ、なんかリアルでよいです。じーっと見てると、なんかちょびっとだけ恐ろしさも感じてしまいますね。
 にしても、なんでこの部分にだけこんなのがあるんでしょう?元は他の箇所にもあったけど風化したか破壊されたかでなくなった、ということなんでしょうかね?ここにだけあると、なんか神殿に取り憑いた人面瘡みたいです。

 さて、しばらくボーっとして、体力も戻ったところで、降ります。相変わらず足元が滑りやすいので怖いです。元気な子供達が、こんな小心者の僕を尻目に階段を駆け上がっていきます。僕にもあんな時代があったのでしょうか。
 ということで、まずは頭蓋骨の神殿を制覇。制覇とはなんぞや、という気もしますが…。

 で、続いて、その横にあります、神殿13。やる気のない名前ですね。といいますか、こういう味も素っ気もない名称が正式名称なんでしょうが…。「頭蓋骨の神殿」やら、「碑文の神殿」やらのなんとなく綺麗な?名前は、一体どういう経緯で付くんでしょうか。学会か何かで最初に発表した人がつけちゃってたりするんでしょうか。あるいは、多数決でもしてたりするのでしょうか。
 まあ、よく分かりませんが、特に名前の付いていない神殿13であります。
 ここは、中に入れるようになっておりました。ということで、僕も石段を上って中に入ります。中は観光客でごった返しており、当然人の熱気でじめ〜っとしておりました。
 内部は左右対称。左右の小部屋はどういう役割なのでしょうか。ドラクエだったら宝箱の1つでもあったりしそうですが。
 そして、中央の部屋には石棺?があったのでしょうか。覗き込もうとしたら…おばさんに吹っ飛ばされました。ぐへっ。もう一回押し戻そうかと思ったのですが、人が多いのでそれもできそうにありません。なにより、小心者のNPはもめ事を嫌います。もう一度列に並ぼうか、とも思ったのですが、中はじめっとして暑いし、列も長いので断念。まあ、後から考えたら、時間は腐るほどあったのだから並んでもよかったんですが…。
入口 階段 小部屋。左右同じ、だと思う 内部を適当に撮ってみました
 続いて見えますは、碑文の神殿でございます。ネットの旅行記などを見ていると、どうも昔は中に入れた(少なくとも上ることはできた)ようなのですが、あいにく今は上ることも許されていません。ということで、写真のみ。でも、形のいい神殿ですね。上れないためか、すぐ先に宮殿が控えているためか、なんだか不人気でしたが…。
 そういえば、今ふと思ったんですが、気軽に「神殿」「神殿」っていってますが、本当にすべて神と関係してるのでしょうかね?
碑文の神殿 神殿が並ぶ様子 ちょっと遠くから

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