ロシア旅行記その10

 3日目。朝食会場が前2日と比べて混んでいる。時間的に昨日一昨日より遅いからなのか,それとも月曜だからなのか。
日本人を発見。おそらく日本人を見るのは飛行場以来。見たところ若そうで,なにやら正装しているが,大学生がなんかの発表できたのかな?

廊下の天井が穴空いて水漏れしてた 本日の朝食メニュー 朝食から戻ってきたら崩壊が進行していた
バケツ移動してますけど,水漏れ対策じゃなかったのかな?


 今日もここから。やはりモスクワにいるからには1日1回赤の広場に行かないとね。



 まずは博物館。ゲートで金属探知機を通るが,鞄の中身を見ない。いいのかこれで。入ってまずホールです。このホールなんか凄いことになってます。よくもまあこんなのを描きますな。


 ホールを抜けて,まずは石器時代の展示から。まあ,どの国でも古い時代からの時系列展示になりますな。石包丁や石槍は日本と同じね。各ホールの入口横には,プラスチックの説明文があります。そこには英語があるので,時間があればきちんと英語の解説を読んで理解を深めることができます。こっちは午前しか手持ち時間がないのでさすがにそこまでは無理。そして,各展示の前には英語の説明はないな……と思ったら,Hall3だけは英語の説明がありました。こういうのは担当者次第なのだろうか。

 ってことで,以下,特に深く考えず,将来の自分に向けていくつか写真をプチプチと。なんというか,なんだかんだとネットにあげた写真しか見返さないんだよな……。
 でもって,馬関連のものを発見すると無駄にテンションが上がるお馬鹿さは健在であります。

こんな解説 Boat このへんは日本と一緒
  
このあたりの鉄器はいかにも西洋っぽくみえる

顔の絵はほんまかいな

あまりに無造作に
置かれすぎてないか

ЭКСПОНАТ
ВРЕМЕННО
СНЯТ
と書いて
Exhibit temporary removed
という意味でありました
 
КАМЕННОЕ ИЗВАЯНИЕ
НИЖНИЙ ДОН
СТ.ЕЛИЗАВЕТОВКАЯ
stone sculptures
LOWER DON
ST.ELIZAVETOVKAYA
この人みたいなのがSt.エリザベスってことなのだろうか

САРМАТЫ В 
ПРИКУБАНЬЕ
Sarmatians in Kuban
クバーニ地方のサルマタイ
サルマタイというのは
ウクライナにつながる
遊牧民っぽいですな

この大理石の石棺がきれいすぎて,
本当に使われたものとは思えん

馬具が出てきました

 さて。3階。3階に上がると,白を基調とした明るく華やかな部屋が増えます。疲れてきたところでこういう明るい雰囲気の部屋はなんか助かります。同時に,英語の解説が消滅。よって,展示を見て写真を撮る以外にやる作業がなくなり,各展示にかかる時間が減るのでした。
 このあたりにくると,部屋の装飾もおそらく何らかの意味を持つのではないかと推察します。もう考えるだけの体力を失いつつあるけど。
 あと,ノヴゴロド公国とかウラジミール公国とか,なんとなく名前だけ記憶にある場所がそれなりにあるんだけど,実際になにをやったのか,てかそもそもいつの時代のどこの国なのかも全く記憶に残っておらんのでありました。ロシアに行くに当たり勢いで山川のロシアのヒストリカルガイドを買ったのに1ページも読まなかったのがいかんのだよな……。

 
女性か男性かよく分からない…
       
       
     
このあたりにくると中世感がただよってなんか面白いんだけれど,いかんせん言葉が分からんのと歴史的知識がないのとで,
完全に豚に真珠状態であったのでありました

 そんなわけで,おそらく貴重な品が展示されているんだろうけれどこっちの知識が追いついてなくてその貴重さが全く理解できないのでした。あと,今思えばお客さん少なすぎやしないでしょうか。


中の階段とエレベーター

いい表情

 てことで,外に出ます。
 この日は地下のフードコートで昼食。一昨日からここのフードコートは目をつけていたのであります。
 で,適当に注文してみました。日本で見かけないものを食べている自覚はあるのですが,これは本当にロシア料理なのだろうか。まあいいや。盛りつけがなんかファーストフード感出している……というか,まあぶっちゃけイマイチっすよね。
 それにしても,水代もはいっているとはいえ,これで418Rbはちょっと高いな。1000円か。場所の問題なのだろうか。

地下へ ここで買った 今日の昼食
これで1000円か……
デパート内 入口

 てなわけで,さらばモスクワ。このころはまだ平和だった……


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