ロシア旅行記その12

 朝。朝食会場へ。人が多い。でかいホテルだものな−。
 それにしても,パンケーキが好きな国だ。何につけても油っぽいし。それにしても,やはり全体的に色が茶色い。

 
朝食

ホテルロビー

 てなわけで,駅へ。窓口で10と言ったら10回分の回数券ではなくトークン10枚になった。モスクワではこれで回数券ゲットできたのだがなあ。油断した。
 噂には聞いてましたが,エスカレーターが深いです。が。噂では深い分エスカレーターが爆速で進むことになってたんですが,ずいぶんとスピード遅くないかこれ。

 そして,地下鉄駅。英語表記が多い!!この安心感!!これはやっぱりサンクトペテルブルクが西欧に近い場所にあるからなのかな?
 まあ,裏返すと,ここに旅行者が多く,それ即ちスリも多いってことなのだろうなあ。ちょっとびくつきます。が,まあ町の雰囲気も(観光地的な雰囲気で)悪くなく,特に怖さは感じなかったな。

ぶれたり小さかったりして分かりづらいですが,
青い看板の下段に“Way Out”という英語が見えます!!

 で,観光スタート!
 まずはカザン聖堂であります。手前のベンチはペンキ塗り立て?
 内部は当然撮影禁止。現役の教会ですからね。モスクワのカザン聖堂は今でも絵が思い浮かぶんだけれど,こっちはなんか記憶から飛んでます。なんでだろうか。
 当時のメモによると,ほかより開放的な空気で,イコンもそんなに多くない?構造は救世主教会に近いが,それより部屋が少なくて単純構造。とのことであります。やばいくらいに絵が脳に浮かんでこないぞ。まあ,これは,外観が非常に印象的だったことの裏返しである,と,自分の記憶を肯定的に捉えておくことにします。
 なお,当然インターネットという恐ろしい空間上には内部写真が多数転がっており,それらを見ると,確かに外観のインパクトに比べると内部が特徴的だとはいえないので(素人・観光客目線で),まあしかたがないかな,とさらに自己弁護を重ねることにします。
 そして,9:40ころから,神父さん?が何か唱え始め,同時に右1/3のスペースが”Enter only for prayers”となり,観光客立入り禁止となりました。おそらくなにかの儀式が始まったんだろうと思います。9:40スタートというのは中途半端に思えますが,儀式を続けて10時から正式になにかが始まる,という流れなのかな。
 完全にどうでもいいけど,サンクトペテルブルクのカザン聖堂は日本語Wikipediaがあるのに,モスクワは英語しかないんだな。


これどうやって彫ったんだろう
 
たぶんペンキ塗り立てと書いてあるんではないだろうか

血の上の救世主教会

電線邪魔ですね

向かいのドム・クニーギ
 
カザンのイコン


 遠くに見える血の上の救世主教会も気になるところですが,ネフスキー大通りを東へ戻っていきます。
 駅売店で地図を購入。59ルーブル。やはり横文字の地図がないと不便であります。
 歩いて行くと,アレクサンドリンスキー劇場を発見。涙なくして見ることができません。行きたかったなー。まあ,本日(2015年)時点で,何を見る予定だったのか記憶から吹っ飛んでるんだけどね。
 橋には,人魚ならぬ馬魚がおりました。特に危険を感じない街で(個人的には酔っ払いがいたり警官がうろうろして人口密度が高かったモスクワの方が嫌だった),歩いていて気持ちいいです。観光客っぽい人も多いし。


向かいに見えたきれいな教会
 
逆光に苦労した図
エカテリーナ2世像であります

アレクサンドリンスキー劇場!!
涙なくして見られません


 で,811(名前を見ると思い浮かべるのがセブンイレブンですが,なにか関係あるんでしょうか。単に営業時間なのだろうか)で水とヨーグルト飲料購入。28ルーブル×2ならば上出来かな。道ばたで売られている水は70ルーブル,メジャーどころの水であるVolvicは店内で55ルーブルでした。道ばたと店内とでここまで値段が変わるのは凄いなあ。
 なお,ここで水は同じメーカーのものが2つ並んでおりました。ということは,いずれかが炭酸であるということになります。赤と緑,赤いきつねと緑のたぬき,どっちを選ぶか。ペットボトル中の空気量とその固さで緑を選択!したところ,無事的中しました。よかった。よかった。
 スーパーは海外によくある感じで,この大きさで入口と出口が分かれていることが多いのは,それだけ万引きとかが多いんだろうなあ。


ロシアの歩行者用信号も
秒数が出る方式
 
ここでサーカスがおこなわれるっぽい

馬の装飾がすごい
 
一部浮き上がっています
そこをみんなが触るから金ぴかに
これ,どうやって作ってるのだろうか
そして,よく壊されないで済んでるな
 
ミハイロフスキー城。本日閉館

裏からミハイロフスキー城

夏の庭園もお休み

 ミハイロフスキー城と夏の庭園はお休みでした。さらに歩きます。なんか時間を無駄にしてる気がしてきたぞ。

 マルス広場。
 「マルス」の名にいい印象がないのは,某マンガのせいだな。それはそれとして,ここサンクトペテルブルクにて,人生で初めて「マルス」と火星のMarsが同じものだということに気づきました。
 まあ,この広場に込められた思いは,部外者の自分には理解できないだろうから,とりあえずここはふふ〜んと歩いて抜けます。


盾に顔が

 てことで,先ほどから遠くに見えていた血の上の救世主教会に向かいます。ワシリー教会に引き続いてザ・ロシア教会!という感じですね。



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