有馬記念事後報告


懲りずにまたも勝手な展開予想 投稿者:長老 投稿日:2000/12/24(Sun) 07:46:32
ホットシークレット、ハイペースの大逃げをうつが、目下絶好調のため、
一見持つかのような手ごたえで3コーナーを後続を離して通過。
→これに気づいた各騎手早めに進出。
→しかしハイペースで飛ばしたため実際はホットシークレットたれる。
→早仕掛けの各馬もゴール前脚が持たなくなる。
→気づけば内からいつのまにかステイゴールド。

ずっと手を出さずに待ちつづけたからこそ、今回の本命。

 上のは僕がここの掲示板に書いた文です。見ればわかりますが。
 とにかくこのレースには不満でした。往生際悪いと言われるのは承知の上で書きます。第一にホットシークレットが逃げなかったことです。もうこれ以上スローペースでテイエムオペラオーが勝つのは見ても面白くないので、この馬の逃げには期待していました。しかし、スタートで飛び出せず、そのまま先頭までは行かず。枠順確定時の陣営の不安が当たってしまったわけです。関東のスーパー競馬のF原アナが変なことを言っていたので、作戦で逃げなかったのかもしれませんが、レース後のコメントでは横山典騎手は逃げる気であったようなので、失敗に終わったのでしょう。ただ、です。ホットシークレットはいったんかなり後ろまで下がりながらも、強引に外から前に上がっていきました。そこから一気に逃げることは可能であったはずです。無謀だと思いますか?そこで抑えたところでもうかなりのロスです。これで相手になるとは思っていなかったと思います。それならばそこからでも逃げた方が得策、と思うのです。スローぺースでのテイエムの強さはもう十分過ぎるほどわかっています。どうせなら今度はハイペースでの競馬を見たい、と思っていたのは僕だけではないはずです。だいたい、他の騎手はあれだけ1頭の馬に勝たれて悔しくないのでしょうか。悔しくないはずはありません。それならば何がなんでもあの馬だけは勝たせない、くらいの気持ちをもっと表に出して欲しかったのです。そこで思ったのは、横山典騎手は外から上がっていく時にたぶんテイエムの姿を見ているということです。後方に閉じ込められ、上がっていけない姿を見ていたからこそ、そのままスローペースを保ったのではないでしょうか。もしそうだとしたら、それこそが僕が求めていたことなのです。そこで怒りの矛先はジョービッグバン山田和騎手に向きます。レース後のコメントからは、逃げたのは予想外であって他馬が行かないのでしょうがなく行ったということ、状態がもう一息であったため3コーナーでは一杯になってしまったことがわかります。僕が言いたいのはテイエムをつぶそうという気持ちは無かったのかということです。スローに落とせばテイエム有利なのはわかっていたはずです。実際にはつつまれて動けなかったにしろ、先頭に立った馬がしないといけないことはペースを上げることであったと思います。しかも、状態が一息であったのがわかっていたのだったらなおさらです。ため逃げしたところで勝てる状態ではないのですから、テイエムが少しでも不利になるような流れを作ることが使命であったと思います。
 さっき第一にと書きましたが、ほとんどそれだけです。他に不満点といえば、やはりステイゴールドの不利。テイエムやトーホウシデン、ゴーイングスズカなども不利を受けたみたいですが、ステイゴールドも、また、今度は後藤騎手の言葉を借りると、アブミやハミがはずれてしまうくらい、落馬寸前の不利だとか。これでは話にならないのです。今回、ステイゴールドを本命にしたのは上の展開を考えたからですが、最後に書いたように、この馬はいつかまた穴をあけると待ちつづけていたのです。人気の無いときに走るイメージがありますが、なんだかんだ言いながら、最近の成績を見る限りはハイペースになった時は確実に突っ込んできています。きつい流れになった時に他馬がばてる中で伸びてくるので、前走のように自分でレースを作って、しかもスローペースというのははっきり言って向いていないと思います。この前走というのは後藤騎手も騎乗に満足げで、買ったステイゴールドファンの中でも評価が高いように思えますが、僕はこれは失敗だと思ってます。しかし、いつものように他の馬任せのレースをしていてもあの展開では無理であったでしょう。自分で逃げてもだめだいうことがわかっただけでも収穫といえるのかもしれません。ただ、自分でレースを作っても、そして瞬発力勝負では不利なことはわかっていたはずです。それでは、向かないスローペースで、しかも落馬寸前の不利まで受けているのに、なぜ7着に入れたか。地力と言ってしまえばそれまでですが、実はスローペースといっても上がりの3ハロンは37秒2もかかっているのです。その秘密はその前の3ハロンにありました。全部11秒台で、35秒0。ここでかなりのペースアップがあったのです。上がりがかかるのはステイにとっては有利な流れです。それでキングヘイローなども突っ込んで来たわけです。

 このレースの勝ち馬、テイエムオペラオーについてですが、強いです。さっきからハイペースなら、と書いていますが、スローなら強いことはわかっているからであって、ハイペースならもっと強いのかもしれません。ただ、ハイペースになった時に死角を見せるのかもしれないということは言えるので、そう書いて、そう思ってきたまでです。このレースも結局スローに終わったことでこれからもそう思うかもしれません。疲れからか、行きっぷりもあまり良くなく、道中不利もありながらしのぎきったのはやはり力が抜けているからでしょう。ただ、疲れという意味ではメイショウドトウの方がきついローテーションであったはずです。なによりも、メンバーが弱いとはいえ、この秋初戦のオールカマーで勝たなければならなかったことです(しかしこのレースは強かった。よくわからない表現をあえて使うとメジロブライトのAJCCくらい)。ここから疲労はたまっていったはずです。ジャパンカップの時にはオールカマー、天皇賞では100%までは仕上げていない、といった表現を使っていましたが、それでも勝たなければ次が無いといったプレッシャーの中での仕上げはそんな余裕は無かったと思います。それに、ドトウはテイエムよりも力を出し切るレースが続いていました。そんななか、またもテイエムの2着、それも僕の目には差し返していたように見えるほどの健闘。あのプラス8キロは疲れから調教をゆるめた分のプラスだと思います。ジャパンカップよりは状態は落ちていたはずです。それでもあれだけ僅差の勝負。この馬も強い馬です。それにしても単勝170円というのはどうにも解せないことです。週はじめはテイエム断然ムードだったのが週末になるにつれて薄れてきたのがよくありませんでした。たぶん調教でいつもよりも少し動きが悪かったからでしょうが、もとから調教で動いて動いて仕方がない馬ではないので、それほど影響が無いと見たほうがよかったのではないかと思いました。まあ、事後報告らしいですね。

 さて、テイエムオペラオーは今年8勝しましたが、その2着は3頭の5歳馬のみです。そのうちG1は5回ですが、ご存知のように4回はメイショウドトウ、残る1回はラスカルスズカです。つまり古馬の中長距離G1は全て連対馬までもが5歳馬だったのです。どうしたんでしょう、最強世代は。思えばあの世代は故障知らずで満足にずっと走っていた馬はあまりいません。いつの世代もそうそういるもんではありませんが、スペシャルウィークくらいです(エルコンドルパサーは日本にいなかったので)。このくらいで白馬会員、またはここのHPに頻繁に来てくださっている方は何が言いたいのかわかるかもしれませんが、セイウンスカイです。僕にとって、1番好きな馬、1番強い馬がセイウンスカイであるので、同じ時代にあれだけ強い馬がいるということが許せないのです。いや、強いだけなら大歓迎ですが、あれだけ勝ちまくる馬というのは困るのです。そんな時に何をやっていたんだ、セイウンスカイは、と言われればなにも言えないからです。現在、妹のニシノチャペル(4歳、父サッカーボーイ、未勝利)、弟のニシノブルースカイ(3歳、父メジロマックイーン、デビュー前)、も屈腱炎、骨折でそれぞれ休養中です。悲しい限りです。今のところ、スカイは日経賞で復帰して天皇賞春が目標です。最強世代の意地を見せて、テイエムを破って勝ってくれればと思います。できればレコード勝ち菊花賞の逃げを、ハイペースの競馬を見せつけてやれ、なんて期待します。が、ターフに戻ることが先決ですね。