壬生川探訪

 「壬生川」……読めますでしょうか。新選組とかに縁があると,「みぶがわ」と読んでしまいそうになります。しかし,読み方は「にゅうがわ」であります。
 この壬生川,かつては東予市の中心だったようですが(その頃の壬生川を知らないので推定形です),今は合併して西条市。ちょっと前まで「東」という漢字が中に入っていたのに,合併で「西」という漢字を使うようになる,というのは違和感ないのでしょうか。ちょっと気になります。

カブトガニトイレ
 そして,壬生川の見所,というと,カブトガニらしいです。元市役所に行くと,カブトガニの簡単な博物館のようになってます(写真なし)。かつて「カブトガニ餅」という銘菓が売られていたようですが,どうもなくなってしまったようです…。残念。
 駅のトイレには,カブトガニのオブジェ?が飾られていました。そのほか,近辺にはカブトガニをかたどったものが散在している模様です。


鷺森神社(鷺森城趾)

 さて。今回壬生川を回った理由は,旧鷺森城を見るのが最大の目的です。急造お城マニアとしては,こういう駅から近いローカル城趾は押さえたくなります。
 ちなみに,一部地図ではなぜか「鷲森神社」と書かれていて,旧鷺森城を目指す人間を混乱に陥れてくれます。河野氏は現代においても,あらゆる策で城の防御を固めているようであります。恐るべし。
 
鳥居から境内を見る 鷺森神社 壬生川小学校校歌
よく見るとNPが写ってますが,気にしてはいけません
本殿
現地の案内によると,樹齢600年以上とか。
拝殿を正面から見る ちょっと離れた場所から。
空堀,に見えなくもない。
裏側から社を見ます。
見えているのは本殿の後ろの社。
石垣と堀がしっかり残っています。

 神社それ自体はよくある「歴史ある神社」,なのでありますが,裏手に石垣と堀が残っていて,城であったことが伺えるのがなんともよいです(とかいって最近作った農業用水だったりしたら恥ずかしいな)。

森岡神社

 この鷺森神社の近く,国道沿いに,森岡神社という小さな神社がありました。記念に写真。

森岡神社 ここにも立派な楠が。 楠に目を奪われます
 どんな神様を祭っているのか分かりませんが,とにかく楠が凄いです。こういうこぢんまりとした神社がこのまま残っていくといいなぁ,と思う次第です。


大気味神社

 眞鍋かをりがケンミンSHOWで紹介したたぬき饅頭。中予にいると全然見ないお菓子ですが,東予に行くと駅のKIOSKで売られています。
 大きさは写真の親指を参考にすれば分かるとおり,一口サイズです。
 で,皮は思いの外柔らかく,しっとりしていて,甘みがあります。そして,ポイントは餡がこしあんではなく粒あんなこと。しっとりした皮と,粒あんの食感が面白いハーモニーになっています。これはおいしい(ただし,皮も甘いのでたくさん食べると胃もたれします)。

 さて。このまん丸狸。いったい何者なんでしょうか。
 というわけで,大気味神社であります。1705年に,大飢饉に見舞われた住人が,神の助けを求めて作った神社だとか(現地案内板より)。
 大気味神社には,喜左衛門狸という狸が,境内の老木に住んでいたそうであります。この喜左衛門狸,どうも「四国三大狸」の1人(1匹)に挙げられているそうであります(残り2匹は阿波の金長狸と讃岐浄願寺の禿狸らしい…参考。ちなみに,讃岐の禿狸は日本三名狸の1匹に挙げられているらしいです。残りは佐渡の団三郎狸と淡路の芝右衛門狸)。
 この喜左衛門狸,地元に愛され,町おこしの道具にされ,今に至っているようであります。
 昭和末期〜平成に生きてる人間としては,狸はあまり身近な動物ではないのですが,昔の人にはやっぱり身近な動物だったんでしょうね。

 というわけで,大気味神社であります。
 素人が車で神社に向かおうとしたところ,途中の道が狭くて危険を察知したので,ダイキの駐車場を借りて(ダイキで買い物もしましたが),歩いて行くことにしました。

正門から。 多賀乃宮 中は広々。
キャッチボールしたくなる境内ですね
灯籠
拝殿 拝殿の中 左右にはタヌキの作り物があります。
お祭りで使うのかな?
末社が並んでいます。 逆側から撮影した拝殿 別角度から撮った境内

 そんなわけで,大気味神社参拝を終えて,壬生川探訪終了。
 このあとは新居浜でレンタカーを返却してオシマイ。
新居浜駅 陸橋から撮影した新居浜駅

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