[ Bumpy Road ] |
気付いておられる方がいるのかどうか分かりませんが、この日記において、段落の最初の1文字が空白になっているものは、ノーパソで打ち込んだものをコピペしていることが多いです。全部が全部そうだと断言できるかは分かりませんが。
今日ちょっとマチュピチュ話が出てきたので、ちょうどいいと思って書きます。話をした人がここを見てるかはしりませんが。
世界3大瀑布ってありますね。ナイアガラ、イグアス、ビクトリアであります。ATOKはイグアスを一発変換できないんですね。あらま。 ここ2週間くらいのあいだ(注:これを打った時点での話)にこれに関連する話題が2回出てきたので、ちょっと触れます。 え〜、ここを読んでおられる方はおそらくご存じかと思いますが(実を言うと、今の僕の所在地ではここを秘匿…する予定ではなかったんですが流れで秘匿することになってしまいました。一部の人には言った気がしなくもないですが。まあ、ここを見てるなら、ついでに旅行記を読んでもらえば、お分かりになるかと思います。肝心のアメリカ旅行記が競馬編しか書いてないのでちょっと分かりづらいですが)、僕は年齢が1桁終盤の頃にアメリカにおりました。2年半くらいです。まあ日本の一部上場企業の海外駐在員ってのは基本的に物価比で金を持ってるし(手当もでるしね)、アメリカはちゃんと休暇をとる国なので、海外旅行にはよく行きます。で、邪魔になるのがクソガキ、すなわち僕なのでありますが、いかんせん海外にいるので、常套手段の「実家に預ける」という技が使えません。 ということで、僕も同伴したわけです。年齢1桁のガキのくせに、相当海外を回ってます。年齢1桁のガキですから、記憶は薄いです。旅行記なんてのも当然書いてません。日記を書く習慣は『白馬』を創刊してしばらくしてから生まれたものであります。はっきりいって、もったいないです。あれだけの国を回っておきながら、残った記憶が「スウェーデンで吐いた」とか「グランドキャニオンではカメラのフィルムが無いことに気付かなかった」とか、そんな次元なのです(スウェーデンだとかグランドキャニオンだとかの地名を見て怒らないよーに。)。
で。話の流れ上、というか、身分を偽称している都合上、というかなんというか、まあ、その話題が出てきた場では2回とも沈黙を保っていたのでありますが、行ったことがあるんですね、イグアス。どおりでイグアスの所在国がさくっと出てくるわけです(ただし、記憶が曖昧なので答えも怪しいもんですが)。 ナイアガラももちろんありますよ。ニューヨークから近いですから。「もちろん」ってあたりがもうどうしようもなく生意気の極みですね。これだから苦労を知らないクソガキは困ります。 そして、イグアス、正直、あまり覚えてません。年齢1桁のガキですからね。ただ、ここで生まれて初めてヘリコプターに乗りました。そして、現時点ではこれが唯一のヘリ経験です。僕が行ったときは乾期だったので、水量はそこそこでした。 でもですね、南米旅行の肝はイグアスではないのであります。
まず第1。これは昨年末の白馬忘年会でBTにチラッと話しましたが、リマでの腕時計強奪事件であります。 やられたことは単純。歩道を歩いていたNP一家に、前後から2人の男(だったと思う)が向かってきて、本当にあっという間に、僕の父親の腕時計を奪っていったのでありました。衝撃です。ディープインパクトです。 2人が襲いかかっている(「襲いかかる」という表現は若干誤解を招きやすいような気がしますが、とりあえず命の危険は全く感じませんでした。それくらい鮮やかに腕時計だけを狙い、腕時計だけを奪っていったのです。ただ、父親の時計はアームが外れるタイプ(輪っか状ではなくて留めるタイプ…いい表現が浮かばん)だったのが不幸中の幸いで、そうでなければ手首を怪我していた可能性は否定できない…という会話を両親がしていたのを覚えております)というのがミソ。どっちが持っていったのか分かりません。すごいですね。プロですね。 もし将来窃盗犯・強盗犯になるのであれば、ああいうプロになりたいものです、が、もちろん窃盗犯にも強盗犯にもなりたくありません。「いや、お前窃盗したことあるだろ、忘れたのか、あの『ほかほか弁当』の旗を」とか言われるとつらいものがありますが、残念ながら時効が成立しております。「お前の机の上にあるトイレットペーパーはどうなんだ」とか言われると、これまたつらいものがありますが、まあそのへんは穏便に。
あ、トイレットペーパーについては書いてなかったような気がしますね。10月頃、僕は例によって風邪をひいておりました。鼻風邪でした。ということで、必要になるのは紙です。まあ、ティッシュペーパーの値段はたかがしれてますし、新宿あたりを歩き回ればポケットティッシュなんていくらでも手に入ります。が、貧乏性のNPは、学校のトイレにある「手紙」をお借りしたわけです。まあ、数少ない学費全額支払者(払ってるのは親ですが)なので、そのくらいは勘弁してくださいな、ということです。 さて、その「手紙」でありますが、普通に自習室で使っている分にはばれるはずがありません。図書室で使うとばれる可能性はありますが、図書室の職員の大半はアルバイター、恐れるに足りません(実のところ、普段の所行の悪さゆえ、ちょっと恐れてますが)。 しかし、ちょうどその時期、とあるロールプレイング授業がありました。で、その授業、録画するということで、事務員さんとかもきてたのです。そして、そこに、書類の上に「手紙」を乗せた馬鹿な眼鏡野郎が登場したわけです。 それから数日後。男子トイレの各個室には(当然女子トイレがどうなってるのかは知りません)、「トイレットペーパー持出し禁止」と書いてあるシールが貼られていたのでありました。もちろん、その元凶が僕である確証はありません。あるのは状況証拠だけです。が、タイミング的に、犯人は僕である可能性が高いです。いやはや。
話を南米旅行に戻します。 南米旅行の肝パート2。 高山病です。高山病。山に登る方ならご存じでしょう。 南米旅行の行程は、リマ(ペルーの首都)→クスコ(ペルーの都市)→マチュピチュ(有名なインカの遺跡)→クスコ→リマ→リオデジャネイロ→イグアス→リオデジャネイロ、みたいな感じです。「みたいな」ってあたりが何も覚えてないクソガキっぽくてかわいらしいですね。まあ、年齢1桁のガキを海外に連れて行ったところで、所詮こんなもんです。みなさんも、将来子どもが出来たら、遠慮無く子どもを実家に預けて夫婦水入らずで楽しんでくることをお薦めします(もちろん、ビーチリゾート系のところは別問題)。 問題なのが、クスコなのです。リマからクスコまでは飛行機です。これが車(バス)ならば、徐々に高いところに上っていくので、身体が順応するのですが、飛行機だと、一気に高地に上ってしまい、身体が順応できないのであります。で、大人であればまだいいんですが、年齢1桁のクソガキは、生意気なくせに身体は弱いので、順応できずにダウンしました。症状はよく覚えてませんが、とりあえず頭痛とかがしてたのは覚えてます。まあ、こっちは無責任にダウンしてただけですからね。症状覚えてるのは親と添乗員さんでありましょう。ほんと、迷惑な話です。いまから考えても、同行者のみなさま、そして添乗員さん、もちろん看病してくれた親には申し訳ないです。でも、連れて行ったのは親であり、別に僕が「クスコに行きたい」と言ったわけではないんですよね。責任無能力であります。ちなみに、旅行社の方でも年齢1桁のガキが旅行に参加してくることは想定外だったらしいです。 まあ、そんなこんなで、クスコについてはなにも観光した記憶がありません。バスの中で寝てただけです。最悪です。ホテルでも死んでいて、酸素ボンベを持ってきてもらった記憶があります。迷惑かけ通しです。 ちなみに、そのホテル、4ツ星でしたが、週に何回か、定期的に停電します。ブレーカーが飛ぶ、とかそういうのではなく、分かっていて電気が落ちます。ので、各部屋にはろうそくがありました。ベトナムで泊まったホテルでも一度停電しましたが、まあ、事情は違えど海外での停電はだいたい想定の範囲内である、ということはクスコで学んでいたので、そう言う意味ではクスコでの経験が生きていたのかも知れません。なぜ「4ツ星」ってところを覚えているかというと、まあ想像つくと思いますが、「四つ星なのに定期的に停電するんだね」という趣旨の発言を、小生意気なガキがしていた、という記憶があるからです。こういう記憶だけは残ってるから、人間って不思議です。 ペルー最大の観光名所、マチュピチュは、クスコよりも標高が下がるので、楽になりました。なのですが、当時年齢1桁の僕には「インカ帝国」の知識などありません。はっきりいって、マチュピチュもよく覚えてないのです。 繰り返します。みなさん、将来子どもが出来て、海外に行こうと思ったら、遠慮無く子どもを実家に預けて夫婦水入らずで楽しんでくることをお薦めします。 マチュピチュで覚えているのは……バスは山道を登るのですが、その際、日光いろは坂のごとく、くねくねしたところを走るのです。で、現地の子どもが、バスがクネクネ走っているところを一直線に山を駆け下りるのです。そして、バスよりも先に降りて、コーナーのたびに手を振って待ちかまえているのであります。それが何回も繰り返されるのですね。状況説明が下手っぴですいません。 で、下につくと、ご想像の通り、その子どもが金をせびってくるのです。まあ、こっちも楽しませてもらったので、お金(チップ)を渡します。こちとら米国駐在員。金持ちジャップです。その程度のチップ惜しむはずがありません。はい、親の金で旅行してるガキのセリフじゃありませんね。
まあ、そんなわけで、南米旅行の記憶は周辺知識がメインです。何が酷いって、これを書くにあたって「あれ、俺が行ったのってリオデジャネイロだっけ、サンパウロだっけ?」と、迷ったりしてるのです。これだからガキは困ります。 三たび繰り返します。みなさん、将来子どもが出来て、海外に行こうと思ったら、遠慮無く子どもを実家に預けて夫婦水入らずで楽しんでくることをお薦めします。
あ。もう1つ思い出しました。あれはどこだったかな。クスコかリマだな。 我々旅行団に、クソガキの発病以外にも災難が降りかかりました。空港で、添乗員さんが飛行機のチケットを盗まれたのです(確か1枚)。そして、その後、旅行団の中の年配の男性が一人、倒れたのです。 盗難と男性のダウンには何ら因果関係がありません。が、結果として、これのお陰でチケットの不足分の帳尻があいまして、一行は添乗員さんとその年配夫婦を現地に残して、次なる目的地に到着したのでした。「盗まれたチケットの使用状況を見れば、犯人が分かるのでは?」という疑問は当然生じるところでありますが、そこらへんがどうなったのかは不明です。てか、当時の状況はいい加減そのものでした。どういい加減だったのか、こういう点については記憶がそれなりに残っているのですが、書くのが面倒なので、興味があったら直接聞いて下さい。
そして、イグアス、それでもやっぱり覚えてます。とにかくでかい。僕がイグアスに行ったのはナイアガラに行く前でしたので、この手の「巨大な滝」を見るのは人生初でした。その水量、スケールは、やっぱり日本では見られません。 ついでに言うと、当時僕は所詮小学3年かそこらなので、「滝」ってものを見た経験も乏しいんですね。ある意味、「人生で始めてみた著名な滝」がイグアスだったわけです。贅沢なガキです。こういう奴は大人になってもろくな奴になりませんね。
南米、リベンジしたいです。今度はアルゼンチンに行ってみたいですね。ノーザンポラリスの母系は、アルゼンチン系らしいです。JRAの現状から考えて、海外競馬情報をJRAが出してくる、という状況はちょっと想像しがたいですが、なんとか、南米競馬情報も手に入れて(個人のサイトでは詳しいところを知ってるんですがね。それでも個人には限界があります)、南米競馬も見てきたいです。 …とりあえず、受からなきゃね。はぁぁ。
2006/04/05(Wed)
|
|