[ あめりごべすぷっち ]
そんなわけで,パリに2泊3日(金曜の午後5時の飛行機に乗ってるから実質2日)滞在して,2日ヴァンセンヌ競馬場に参戦するというまさに馬鹿の鑑な行動をとりました。馬鹿というか馬馬か。まあいい。
なんというか,トロットは平地競馬とは完全に雰囲気が異なりまして,特に2日目,本日のアメリカ賞はもうサッカーのサポーター状態。応援団が弾幕出して馬の名前の入ったマフラーや旗やその他のグッズを身にまとって,もうこりゃ凄い。いいもの見られた。
アメリカ賞は噂では凱旋門と同レベルの入場者数を誇るらしく(凱旋門に行ったことないから混雑具合は分からん),まあそれゆえ初日に場内探索,2日目は観戦と分けたんですが,作戦は成功。2日目は自分だけでなく周囲も1レース前のパレードアメリカ賞まで全然動かなかった。
まあ,これで天気がよかったら満点だったんだけれど,それでも2日目は小雨程度だったのでよかったよかった。雨降ったらみんな屋根の下に集結するから,混雑が半端なかっただろうな……。
2016/02/01(Mon)
[ 清原 ]
覚醒剤なんて買う金があるなら岸和田競輪に全額ぶっ込んでくれればよかったのに。

ところで,フランスに2泊3日で乗り込んでうち2日を競馬に費やしたことがばれたり(自分で話したんだが),クラブに誘われる→今日市内にいない→また競馬見に行ってるのかと返されたり,どうも最近日本人のイメージがよろしくない気がする。
とはいえ,実は文化の教え開きたる我が先人を尊重して寮の横にあるシアターにまたものりこんでしまいまして,今度は白鳥の湖。ロシアで見逃したあれです。主役(バレエ用語がなんて分かっちゃいない)の男と女(登場人物名なんて覚えちゃいない)がどっちも日本人でした。正確には日本人的な名前でしたというべきか。
なお,バーミンガムロイヤルバレエ団による演技だったのですが,このバーミンガムロイヤルバレエはかつてはサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団という名前だったようで(Wikipedia知識),この名前は名馬サドラーズウェルズからとった……のではなく,名馬サドラーズウェルズはこのバレエ団の劇場名から名前を取ったとのことです。そういえばオペラハウスなんてまんまな名前だな。そこからテイエムオペラオーなんて名前の馬が出るとは思いもしなかったであろう。いっそのこと,バレエ団のどなたか(できればイニシャルがTMの人)が「オペラオー」というニックネームを名乗ってくれないだろうか。
閑話休題。
そんなわけで,厚地康雄さんと佐久間奈緒さんのお二人のがんばりをみて日本人としてちょっと励みに思ったり何だりもしたんですが,その直後にフランスに競馬旅行に出かけてるんだから励みっていったいなんなんですかね,という話ですね。
2016/02/03(Wed)
[ スーパーモンキーズ ]
チャイニーズニューイヤーとやらなのですが,当地では嵐が吹き荒れておりまして,なんかこっちにきて初めて雷を見た気がします。
で,同じクラスの中国人軍団によると,どうも相当数の申年生れがいるようであります。一回り違う若者たちと同じ空間で勉強できるなんて,おじさん感激でありますよ。
2016/02/08(Mon)
[ ストライキ ]
ロンドンなう
六人で最高裁とそれ以外のロンドン裁判所探訪にでておりまして、コマーシャルこーとをちら見して廊下なうであります。
最高裁は地下で土産売るくらいオープンな場所でして、裁判さえやってなければ自由に中で記念写真撮ったりできます。
最高裁の審理は会議に近いもので、裁判官もバリスタも同じ高さの場所におります。
そのごロンドンのクリミナルコートを見ましたが、ここは建物はでかくて完全にお城なため、中はせまっくるしく、法廷も四角でした。傍聴席も少ない。そして、やはり裁判官は高いところにいました。ただ、なぜか裁判官はかつらかぶってなかった。かつらルールはなぞです。
そのあと、新館てきな建物に一人旅立ち、今独りで暇つぶししているのであります。新館は日本の裁判所に近くて親近感のあるオフィスビルヂングであります。

ところで、タクシーだかなんだかがストライキだかなんだかをしていて、無駄にうるさい。困ったもんだ。
2016/02/11(Thr)
[ 64 ]
一回風邪引いたからもう免疫ついただろうと思って油断してたらもう一回やらかすというお馬鹿っぷりでして(なんとかは風邪引かないはずなのだが),とりあえず週末を無駄にぶっつぶしました。何もしないならどこかに行けばよかった。
え〜,そんなわけでして,本日試験の結果が出まして,まあ表記の点数でありまして,「相変わらずそういう中途半端な詰めの甘い点数取るのね」と自分で自分を慰めてあげたい。
自分を慰めると言えば,このご時世はネットでいろいろ手に入るから非常にいいですが,それより前に単身で(もしかしたら配偶者いても,かもしれんが)海外留学や赴任なさってた皆様におかれましては,どのようになさっておられたのでしょうか。そういえば,冬の旅行前に,ふとこっちに来てから前回の英国旅行で最後に買った本みたいな本見てないなとふと思い立ちまして,探しましたところ,ウェールズ界隈に多くあるコンビニというかデリカテッセンというか,まあそんな感じの小売店であるSPARに行くとそのテの本がありました。本には金を惜しまないことをモットーとしている身としてちょっと気になったので買ってみましたが,まあ前回と同様,余計なものはついてませんでした。ですが,やっぱり日本のその手の本同様,年上向けのものが多い印象。
試験結果の話を書いてるはずなのになぜこっちに話が飛ぶのだろうか。まあこんなんだからDistinction取れないんだな。馬鹿は風邪引かんはずなのにひいたのはなぜだろうか。
で,発表直後に当該授業がありまして,ちらっと授業前の雑談で聞いたところでは(なお,おいらは日本人なので基本的に時間前に授業に到達するのですが,授業の開始時間関係なく遅れてくる人がいるので最初の5分くらいは雑談タイムと化すのがこの授業の恒例行事)Distinctionはゼロ,MeritとPassは半々的な感じでした。ちょっとFailした人がいたっぽいような話もあって,怖くてそれ以上話が広がりませんでしたが,まあとりあえずやはりこの国でDistinctionを取るのは容易ではないのでしょうな。それにしても,どうもこの国の採点は学内の主査+副査+学外の採点者,という3人体制をとっているらしく(副査&学外は全部採点するわけでなく,主査の採点の正確性を確認する目的っぽいが),システムとしてしっかりしてるのはいいのだけれどそれゆえ学費があがるわ結果発表は遅くなるわで面倒な部分もありますわな。でも,日本のローとかで学外者の採点なんか導入したら阿鼻叫喚地獄が待っていることは容易に想像がつきますし,実験的にいっぺんPろしさんあたりに全国のローの眠訴の採点チェックしてもらいたいところです。
とまあ,とりあえず試験1個片付いたので無駄にテンションアップしてますが,発表前は結構緊張してました(前も書いたけどこれで落としてたら根本的にいろいろ見直さないといかんレベルだと思ってたので)。安心しがてらどこかに遠征しようかとも思ったり思わなかったりしたんですが,とりあえず遠征は2週間後のMockExam後までとっておくことにしている次第です。
なお,このMockExamというシステム,基本的には日本の大学やローにはないんじゃないかと思いますが(先生や学校によってはやってるんだろうけど),留学生的にはなかなかに助かるシステムですな。
それにしても,1個の試験に集中できるという恵まれた環境でこの点数だったことを考えると,ここからさらに上に行くにはちょっといろいろ考えんといかんわけでして,どうしたもんだか。

そういえば。イギリスのすぷりーむこーとは審理をYoutubeにアップしてるレベルで公開されてるらしいんですが,とりあえず興味深かったのは,裁判官(自分が見た事件では5人)のテーブルと,ばりすた軍団のテーブルの高さが同じなこと。日本だと,あるいはこの前見たこっちの刑事法廷でも,裁判官様は一段高い場所におわせられるわけですが,最高裁に来ると同じ土俵できったはったをするわけですな。
そして,こっちのヒアリングは,原告代理人1時間,被告代理人1時間てな感じで,一定の時間○○代理人に与えられます。与えられるとか言ったところで,ヒアリングという名前の通り,5人の最高裁判事からヒアリングを受けるというか集中砲火を受け,それを後ろにいるクライアントに見られるという,これはこれは想像するだけで恐ろしい場所であります。これを最高裁まで来て(自分が見た事件では)1日半やるんだから,老齢の最高裁判事軍団にも体力が求められます。日本だと絶対無理だろうな。
ところで,最近消費者庁にスダチを浴びせるべきであるという議論が喧しいですが,個人的には最高裁をどこかに持って行ってもいいんじゃなかろうかと思ったり思わなかったりしております。図書館だけ今の場所に残してもらって。完全に「使わないからどこにあっても困らない」という馬鹿の発想ですね。馬鹿は風邪引かないはずなのになあ。
2016/02/19(Fri)
[ オラクルベリー ]
↑なぜかフェブラリーに近い単語を考えてたら唐突に浮かんできた単語。

基本的に日本の話をすると寿司とアニメという印象なんですが(あとはsakeか),地味に人気があるのが神戸牛。最初はなんのことか全く反応できなかった。というかですね,寿司に関しても皆さん色々誤解があるんですが(家で普通に作ってると思ってる人多し),KOBEビーフなんてこちとら縁もゆかりもないわけです。オージービーフ万歳。松屋万歳。まあ旅行で行ったからいいもの食べてるんだろうとは思うんだけれど,やはりこういう場所に来てる人はリッチなご家族なんだろうなあと思う次第です。

てことで,フェブラリーSは裏目。小倉外して,代々木は買わずに道灌山買いました。
2016/02/21(Sun)