[ 弥生 ]
さてさて。またもダウンしました。虚弱にも程があります。
今回はおそらく俗に言うインフルエンザ的な奴でして、水曜に熱発。いや火曜からややおかしかったから火曜からかもしれんけど(普段から37度前後は気にしてないので月曜の可能性もあるけど無視)。水曜に計ったら38度オーバーでした。
が。水曜にはイベントがありました。その名もエルエルエムチャレンジ。こどもちゃれんじの大学院版です。こどもちゃれんじが何なのか分かってないけど。なにかというと、学生を10のグループに分けてプレゼン大会する、というイベントでして、事前になんの予告もなくメールで“コンパルソリー”とか送ってきたからもう大変。さすがこっちの世界だけあって、「事前に契約に入ってないものに対して強制とはなにごとか」と憤る方もいたりして、なかなかに罰ゲーム扱いされておりました。このチャレンジ、第一ラウンドを10組でやって決勝進出二組に絞り、二組で決勝、勝つとチームに1000ポンドが支払われる仕組みです。つまり、準優勝チームが一番の貧乏くじなわけですね。もうNPの性質からしてオチは見えてますが、話をそのまま進めます。
一回戦は一ヶ月ほど前に行われまして、突破しました。そして、先週水曜が決勝だったわけであります。38度の熱ごときでこれをサボれるはずが無かろう。なお、インフルだかインフレだかは、翌日以降の熱の具合を見て勝手に予想した病名だし、38度の熱なんて珍しくないので水曜時点で気になんかしてない。
そんなこんなで、熱発をおして参戦したチャレンジは決勝で見事に敗北し、相変わらずの詰めの甘さでチームの皆様には本当にご迷惑をおかけしましたとしか言いようがありません。でも、相変わらずこの手のチームメンバーには恵まれてまして、罰ゲーム的なものなのに全員参加して、雰囲気はとても良かった。こういう場面のくじ運はいいんだよな。だからまあ結果が追いつかなくても仕方ないですね。ちなみに、一回戦の勝因は「全員が積極的に参加してたから」という、プレゼン大会の癖にプレゼン外の理由らしいです。そりゃ決勝負けますわ。
まあなんにしましても、当地に来ても相変わらず勝負弱くて困ったもんですが、総合的には楽しめました。
で、まあ38度の熱でその後のパーチーにも出たりしたので翌日は無事熱が39度超え。あれこれインフルじゃね?と素人診断したのでした。
で、インフルといえば48時間以内のタミフルがいいらしいんですが、そんなのよく知らんしそもそもインフルかもわからんしでして、木曜は家で死亡。金曜はものは試しにNHSとやらを使ってみようかと、10分歩いてGP登録しようとしたら(制度はあわてて調べた。留学保険入ってるんだから保険屋に聞けばいいのに聞かないのが馬鹿の馬鹿な所以です)「お前の郵便番号だとこっちの医者ね」と言われてたらい回し的な処理に遭い(事前に電話しない自分が悪いのだが、まさか郵便番号区切りとは…聞いてないしどこにも書いてなかったぞ)、行った先では「住所証明必要」と言われ、公共料金こみこみの寮住まいに今頃そんなこと言われても困りますがな(銀行口座開いた時にこっちもまとめてやってりゃ早かったんだが)てことで、高熱だして30分以上歩いて何も得られずに帰宅。失意のまま金曜土曜を寝て過ごしたのでした。続く日曜もなお37度の熱が残り、インフルなことを考えると(もちろん専門家診断なし)この体温でも学校行くのはよろしくないよな、と悩んでたのでした。
そして月曜。モックエグザム、模試です。本来勉強すべき直前四日(金曜の授業が飛んでたのでフルに四日使えるはずだった)を寝て過ごしたために、果てしなく無勉。モックなので少しでも熱があったらインフルを学校に持ち込むのもまずいから休もうと思っていたところ、月曜朝、熱だけは下がっていて、されど体調戻らないまま、でもまあ一つの機会だからと受けに行きました。20人以上いるクラスのはずなのだけど、自分入れて6人しかいませんでした。なんだそりゃ。これだとほかの5人はやる気と自信に満ちている推測が働きます。「無勉だけどとりあえず来ました(^^;)」的な平和ぼけはおいらだけでしょう。ああ、採点が怖すぎる。出来ない理由はしっかりしてるのだが、教師うけが悪すぎる。はあやれやれ。
んで。
月曜も朝一のコマでモックエグザム終えて速攻で帰宅してそのまま寝て過ごしてたら食欲がある程度戻ってきて、体調回復を感じたので、今日火曜日、ロンドンに出て真ん中大学のロンドン支部会に出て帰宅中なのであります。
こっちのロンドン支部はあっちのロンドン支部と違って空気が全く読めないので緊張しましたが(当たり前だが、ヨーロッパの風俗と言えばフランクフルトである、などというクズな情報はあっちでしか出てこない)、無事温かく迎え入れていただきました。OB組織が無駄に強固なあっちに比べてこっちは色々苦労されてるようです。あっちを知る身としては色々思うところはあるのですが、初めての離婚で、もとい初めて乗り込んで、偉そうに講釈たれるほど当地の文化に馴染んでもいないので大人しくしておりました。
2016/03/02(Wed)
[ uci ]
土曜は友人に誘われてニューベリー。誘ったのではなく誘われたという点がポイントですね。ここ試験に出ます。なお,真面目な皆様は賭け事には全く縁がないらしく(当地ではあらゆるサッカー場にブックメーカーがいるのですが,それも視界に入ってなかったっぽい。人間の観察力はことほど左様に興味に影響されるということがよく分かる),ブックメーカーのオッズ表示システムやオッズの設定等について,弊職のつたない英語で解説する,というなかなかにスリリングな事態となったのでした。
なお,初心者とこのテの場所に行った際に気にすべきは「どうやってビギナーズラックに乗っかるか」という点になろうかと思いますが,残念なことに「みんなで違う馬に賭けよう」という流れができあがってしまったために乗っかり損ねました。1人ちゃんと儲かったようで(最後の直線はハナ差決着で,2着馬にも別の友人が賭けてたので非常に盛り上がった)なによりです。なお,そんな流れですから,当職はまったく当たらず一体何をやっておるのかという感じでした。ニューベリーはこれで完全に連敗。
そのまま皆様に別れを告げ,電車でロンドン。日曜はトラックワールドカップ。チケット高かったのですが(特に午後の部),脇本がケイリンで決勝に残ってくれたおかげで個人的には盛り上がれました。五輪出場も決めたようでなによりです。塚越は前日は散々だったようですが,日曜はそれなりの順位にまとめてました。ただ,特にマディソン・ポイントレースの戦略がよく分からない(特にその他大勢軍団の走り方)点があり,それが分かったらもうちょっと楽しめたんだろうな。でもまあSixdayLondonで予習できてたからよかったと言うべきか。伊豆でもいいのだけれど,是非東京ドームでこれを見たいですね。東京五輪でのトラックの開催地は決まったんだっけか。
来週はいよいよチェルトナム開催であります(最終日は授業があるので3日目だけ参戦)。チェルトナムは完全に平日開催なので日本から乗り込むのは容易ではないのでここで風邪をひくわけにはいかない。
2016/03/07(Mon)
[ ダイワテキサス ]
なんかの記事で、藤田騎手が16年ぶりのJRA女性騎手だと見たんですが、起算点どこなんでしょうか。なんにせよ、あれから(どれからだかわからんのだが)16年たってるのか。そりゃ競馬歴20年越えてるんだからそりゃそうだよな。
ところで、去年木之前騎手が勝ったシリーズが今年どうなるのか、一応注目したいんですが、忘れてそうだったら誰かおいらに指摘してやってください。
2016/03/12(Sat)
[ チェルトナムフェスティバル ]
チェルトナムなう。チェルトナムフェスティバル三日目、セントパトリックデーであります。

ルビーさまさま。勝ってしまった。まあ20ポンドなので今日の食費と旅費くらいだが。でもこれは嬉しい。ルビーさんのおかげです。




2016/03/18(Fri)
[ ドン子サック ]
友人の飯につきあってたら買いに行く機会逃した。まあ、目の前で勝つのを見てたCueCardとSmadPlaceを買う予定だったからまあいいや。
そんなわけで、イースター前の授業が全部終わってしまった。二学期は本当に進むのが早い。
おいらの次走はAintreeのグランドナショナル開催。なおさら風邪ひくわけにいかない。
2016/03/19(Sat)
[ 幕張ドーム ]
若干振り返って。
先週月曜は中国人宅で食事。4人食事なのにベジタリアンがまじってるという,なかなかにスキルの要求される状況でしたが,さすが中国人は男でもしっかり料理をしてくる。あの料理スキルはどうなっておるのだ。
あと,常々思うんですが,日本ってベジタリアン対応悪すぎないですかね。普通の店なら別にいいと思うんだけど,観光客相手の店とかそれでいいんだろうか。
そして水曜も別の中国人宅で食事。今度は6人くらいだったかな。ギリシャと日本に中国人4人という分かったような分からないような組み合わせ。イカの唐揚げ的なものがこっちでは味わえないものでして,大量に食ってしまった。あと,豚の煮込みがもうちょっと味を変えると日本の競馬場で買える煮込みになりそうな感じで感動。
両方に梅酒を持って行って,水曜はギリシャ人が飲みたがってたsake(鮭ではなく酒)を持っていったんですが,前回別の集まりで好評だった梅酒は今回は反応いまいち。sakeはギリシャ人によると「もうちょっとアルコールが強いかと思ってた」ということでした。下戸にゃあ関係ねぇ。
そのギリシャ人主導で,なんとかチャレンジのグループで土曜にギリシャ料理。ギリシャ料理に誘導したのはおいらですが。この田舎町には,ギリシャに本店のあるギリシャ料理屋がありまして,どのギリシャ人に聞いてもこの店の名前が出てきます。で,ギリシャ料理というとオーストラリアでおじいちゃんと食べて以来というかなりの久々っぷりでして,オーストラリア旅行記は作ってないので記憶ゼロです。てことで,ほぼまっさらな状態でのギリシャ料理。ムサカはどうもギリシャと違ってたようで,本物はナスは一層だけだそうです。ふむむ。でも,総合的においしかった。個人的にはサラダ(名前不明)が最大のヒットだった。
あと,その彼によるとギリシャではヨーグルトははちみつとヘーゼルナッツと一緒に食べるものらしいんですが,そのハチミツが店のもの(土曜に食べた)よりも彼がギリシャから直輸入したもの(水曜に食べた)ものの方がおいしかった。はちみつって特に味を意識したことないのだが(そもそも一人暮らししてるとほぼ食べない)短期間に全然違うものに出会うと全然違うな。多分どっちも高級品ではないんだが。
とまあ,そんなわけで,一週間に3回にわたって「イギリスに来てから一番うまいものを食べた」と,てきとーな発言をかましたのでした。この発言を突っ込まれたのは水曜の一回だけでした。

で,当該ギリシャ人がタイとベトナムの区別がついてないとかいうザッツ西洋人な地理感覚をお持ちでしたので(まあ日本人だって旧ユーゴの国々の位置関係なんて知らんしな),翌月曜にベトナム料理屋に連れて行きました。単においらがベトナム料理食べたかったところ,いい発言してくれたから利用しただけだけど。若干高いけれど,かなり久々にフォーを食べられて満足でございますです。

とまあ,そんな感じのインターナショナルな一週間でして,それから水曜にBoatTripとかいう,LLMの学生を船に乗せて2時間さまよう旅がおこなわれました。(気温の暖かい)試験後にやると飛び込む奴が出るから(まだ寒い)今の時期に実行するんでしょう。
で,例によって船員経験者から講義を受けつつ。Yokohama Fenderって,おそらく一般人は全く知らんと思うんですが,これ業界ではかなり画期的なものっぽいですね。前回その船員に連れられて港に行ったときも港の人からこれの名前聞いたし,今回もCaptain(授業の一環なので一応解説がある。友達から聞いた方が具体的だからほぼ無視してたけど)が言及してた。
で,木曜がチェルトナムですから,あれれ,いったいいつ勉強してるんですかね??
というわけで金曜は軽く10分程度の発表をふまえてエッセーの内容を決めたあとに別の教授と話して修論のトピックの確定。というわけで,ちょっと勉強っぽいこともしてみました。

と書きつつも,日曜はサッカー見に行ってみた。40ポンドですってよ。7000円。馬鹿にしてますな……。試合は0-2で負けてる展開からPKゲットしてこれを外すという,もう絶望的な状況……からのまさかの3-2逆転という,映画のような展開でして,今回は席をアウェイ側の近くに取ったので,サポの煽りを間近で見られてよかったよかった。
そういえばこの国のスタジアムって緩衝地帯がほぼゼロでして,埼スタみたいにあんなにでかい緩衝地帯取ってるところに慣れてるとかなりびっくりです。まあアルコールをそれなりに規制してることが大きいんでしょう。今日も煽りあいがあったり,どうもホーム側に紛れてたっぽいリバポーサポが1点目を取った直後に退場させられてたり(思うに多分本人もハナから退場すること前提にノリでやってたんじゃなかろうか。それにしては40ポンドは高いけど)とそれなりのことはありましたが,特に逆転したホームから何かが飛んだり逆転されたアウェイ側から何かが飛んできたりすることもありませんでした。
なお,実は試合後に選手のサインを簡単にもらえるということを今頃知りまして,とりあえず向かってみたところ,案の定(なんせベンチで試合に出てないから支度が早い)マヤが最初に出てきました。おお,と思ったんですが,ファンサービスせずに大荷物を抱えてどこかに向かっていったので,おそらく代表に合流するために空港に直行したんではないかと思われます。
とか書いてたら,吉田がついったー更新してた。理由なくファンサ無視するといろいろやばかったりするのだろうか。
それはさておくとして,初めてサッカーの馬券,じゃなくて球券?が当たったんですが,なんとびっくり,リバポーよりもこっちの方がオッズが安かった。そりゃこっちで売ってるんだからオッズはそうなるか……。あれでもリバポーでのオッズと大きく変わってたら,リバポーの人が遠征してる人やこっちの友人に電話で馬券ならぬ球券頼んだりするといろいろ変なことになりそうなもんだがな。どうなってるんだろうか。
それにしても,いったいいつ勉強してるんですかね

あ,そういえば船橋オートが最終日を迎えたそうで。まあ廃止に至る過程はいろいろ問題ありまくりでしたが,つまるところ施設が老朽化するのが分かってるのに金を積み立ててなかったという嘘のような本当の話が実際に起こってたわけで,よく分からん会館積立金を大量に納付させられてるこっちの業界の人間としてはまったくもって理解不能な世界なのでございます。
2016/03/21(Mon)
[ バルセロナ ]
ガトウィックなう。
バルセロナと言うとおじさんにはオリンピックやった場所なんですが、同クラ(懐かしい表現)のうら若きみなさまにおかれましては、どれだけバルセロナ五輪のことをご存じなのか気になるところです。と言う会話を38歳のスペイン人としたのでした。
で、本来(競馬のない)バルセロナなんぞに行く予定は無かったのですが、インド人に誘われて行くことにしたところ(キョロ充)、そのインド人はビザが間に合わずにキャンセル、という、いったい何がなんだかな状況です。現地でチャイニーズと合流予定ではあるけど。
ビザ待ちの関係でもろもろの準備はできないわ、キャンセル決まってからバタバタするわで、ここ数日(に限るのか疑問だが)ろくに勉強しとらん。

飛行機に乗って携帯切る前にネットちら見したらブリュセルで事件がおきてた。
なんとか無事バルセロナなうです。
入管が何も見ずにはんこついたので、ビザのページでなく最後の見開きのページに判子が押されました。
2016/03/22(Tue)
[ 岩崎 ]
同行者はまさかの1992年生まれでした。ライスシャワーがミホノブルボンを破って菊花賞を制し「生きてきた中で一番幸せです」との名言を残した年であり、バルセロナ五輪の年でありますよ。フジキセキ世代。そりゃバルセロナ五輪なんて知るはずもない。
2016/03/27(Sun)
[ ホテルカリフォルニア ]
人生初カリフォルニアロール。思ったよりアボカド感が無いことが判明。
ところで日本人のみなさん。外人に枝豆食べさせるときは、まわりの皮は食べなくていいことをちゃんと教えてあげましょう。
2016/03/29(Tue)