日記について

 インターネット上には数多くのホームページが開設されておりまして、そして、個人運営のサイトには、相当な高割合で、管理者様の日記(ブログ含む)があります。

 日記、というと、個人的には、普段は机の中か何かにしまいこんで、もし親が勝手に日記を読もうものなら親子喧嘩勃発!というイメージがあります。
 しかし、ネット上の日記は、多くの場合、赤の他人が勝手に閲覧できるようになっています。もちろんアクセス制限しているものも相当数あるでしょうが。
 最近はやりのブログ(を日記と同一視してよいのかどうか分かりませんが、話の都合上同一視します)は、もう、完全に赤の他人から読まれることを目的として作られています。
「お父さん勝手に私の日記見ないでよ!」
 などという言葉は、ここでは存在しえない、ようにも思えます。

 もちろん、「誰だか分からない赤の他人」が見るから許容されるのであって、自分の親・兄弟姉妹・子供等の家族、自分の上司・部下などに見られることを想定していないケースもあるのではないかと思います(ちなみに、本日記は親に見られることは全く想定していません)。
 あるいは、「赤の他人に見られるための日記」と、「自分しか見ることのできない秘密の日記」を2つ使い分けている方もいらっしゃるのかもしれません。

 ま、そんなこんなで、とにかく、ネット上には多くの日記があふれています。

 さて、この日記、スタートは『白馬』です。『白馬』編集者NPが、編集後記代わりに日記を書き、その後、『白馬』が全然発行されなくなっていこうしばらく間があいていたのですが、某大物ミュージシャンが歌手生命に関わる大けがをされたときに始まった日記に触発され、さらにいうと、根本的に文章をだらだら書くのが好きなので、ネット上でNP日記として復活させたのでありました。
 当事はブログはなかった(少なくとも僕は認知していなかった)ので、方法としては、html形式か、CGIの利用の2択でした。で、どこからでも(この場合は大学と家を想定)書き込める、ということでCGIを選択し、今に至ります。

 で、そういう経緯がありまして、この日記の対象読者は誰か、というと、旧来の日記(平安時代とかまで遡ると違いますが。そういえば、平安の日記って某大学の日本史試験のヤマだと言われてましたが、結局出たんでしょうか?)がそうであったように、自分です。『白馬』上の文章は当然白馬のメンバーも対象読者に含まれていましたが、今回は特に告知もせず、完全に自分用に書いています。
 で、もっと正確に書くと、対象読者は「3ヶ月後の自分」がメインです。ので、端から見たら何のことか分からないような表現でいろいろ書いて、3ヶ月後に「これは一体何を言いたいんだろう」と自分で考えて記憶を喚起できるようにしております。こうすることで、3ヶ月後の自分が暇をつぶせることを企図しているのであります。「自分の書いた物を自分で読んで悦に入っている自分」を想像すると恥ずかしいことこのうえないですが、まあいいでしょう。
 ということで、この日記は「自分がやったことを正確に記録する」役割を果たすことは全く期待しておらず、そのため、多くの方がやるように、日付を戻してその日にやったことを書く、ということは一切しておりません。むしろ、大昔のことをいきなり書くことで「その日なんでいきなり大昔のことを書いたのか」ということを3ヶ月後の自分が考えることができれば、これは非常によい暇つぶしになるのではないか、と思ってたりします。

 ま、そういう感じですので、内容の正確性には著しく欠けております。ので、この日記の内容を見て怒鳴り込んでこないでください…お願いします…
 ご意見等ございましたら、掲示板で…

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