ユキノゼンコウジ

 そんなわけで,ようやく善光寺に到着。
 ここにくるまで,「善光寺」っていうどでかいお寺が1つあるだけなんだろうな,と思っていたのですが,実はそうでないことが判明。いやもちろん「善光寺本堂」は存在しますが,そんなに単純なお寺ではなかった。
 そもそも,善光寺がどの宗派かもわかってなかった。ぬわんと,無宗派の単立寺院でした。ほほぅ,そうくるか,という感じですね。どういう感じなのか自分でも分からんけど。
 そんでもって,それにとどまらず,天台宗の大勧進と25院,さらに浄土宗の大本願と14坊が脇を固めているようです。もちろん情報の出典はWikipedia様でございます。
 で,ここを訪れていた当時はそんな予備知識なんて持ってませんから,とりあえず乗り込んだら思ってた以上にいろいろあって混乱した,という次第であります。

 そもそも,「善光寺如来」という言葉は耳にしたことがあるんだけれど,てっきりそういう如来様がいるのかと思ったら,善光寺の阿弥陀如来が善光寺如来といわれてるんだな。これ以上書くと本物の馬鹿だと思われるからこれ以上書かないけど。

いざ善光寺参道 仁王門
背面の二像はうまく撮れず 参道 裏側から仁王門 むじな燈籠
なんか表情がせんとくんに似てるな,と思ってたら,
どうも本当に同じ人(籔内佐斗司氏)のデザインでした

 そんなわけで。さっそく寄り道。こういう場所だと,本堂とその他の坊,どういう順序でどうやって回ったらいいのか決まってる気がするけど,とりあえず気にしないことにする。
 毘沙門天をまつる釈迦堂。なんか書いてて違和感あるけど気にしない。ちゃんと釈迦の涅槃像もありました。というか,毘沙門天は正月期の七福神の関係で盛り上がってるだけだな。お堂に上がれたので得した気分。こういうこと書いてる時点でいろいろダメダメなのは分かってますので,突っ込んではいけない。等身大の涅槃像ってのは案外少ないんですね。これは知らなかった。確かに,いままで見たやつは大きめだったような気がする。


 さて,ルートを元に戻してさらに進む。
 駒返り橋を渡って(渡る,というタイプの橋ではない気もする)山門。
 さすが善光寺だけあって,「定」もかっちりしていていいですね。でも,なんかうさんくさいお店が境内にあると,善光寺がこれを許可してるのか……という気になってなんだかな,感があります。まあ,これをうさんくさいと思ってしまう自分の心がいかんのは言われずとも分かっておる。

駒返り橋
歴史的に大事なのは今ある橋の脇にあるものっぽい
(そんなこと知らなかったから個別に撮ってない)
確かにおいらも膝痛だけど 六地蔵
濡れ仏 重文たくさん 山門。雪があると美しいですな

 ようやく山門を抜け,中に入ります。あれ,寺院的に「境内」ってどこからなんだろうか。仁王門突破したらもう境内みたいなイメージだけど。ここから山内,ということにしておこう。
 そういえば,今更だけど善光寺はさすが善光寺だけあって解説板が新しくて読みやすい。素晴らしいですな。

 んで。本堂に上がって参拝。正月の期間は「御印文頂戴」という儀式が行われておりまして,私めもその御利益に預かることができました。雪の中参拝した甲斐があったというものです。
 で,そのあとは恒例の戒壇巡り。最近戒壇巡りに慣れてきていて,暗闇でもわくわく感がないのが困りものです。わくわくするためにやってる訳じゃないのは分かってますけど。あと,弘法大師系の戒壇巡りだと南無大師遍照金剛と唱えながら回るべしとの指示が出てることが多いですが(単なる印象で,下手したら1分の1の可能性もあり,本当に多いかどうかは不明),ここはどうしたらよかったんだろうか。このあと甲斐善光寺にも行ったけど,なにも言われた記憶がなくそのまま回ってしまった。
 ついでに言えば,こういう混んでるところよりもすいてる場所の方が戒壇巡りはどきどき感が高まっていいですね。いやもちろんどきどきするためにやってる訳じゃないのは分かってますけど。

正面に国宝本堂! 香炉 国宝善光寺本堂 本堂階段から振り返る

 さてさて。無事本堂への参拝を終えたので,あとはぶらつきます。
 それにしても,いろいろな建物がさらっと重要文化財だったりするので,管理大変ですね。雪も積もるし。

経堂 輪廻塔 むじな燈籠
善光寺日本忠霊殿 忠霊殿から見る本堂 鐘楼

 そんなわけで,さらば善光寺。
 なお,大勧進はこのとき工事中でありまして,特に立ち入れず。





大勧進 大本願 水子地蔵 月影や四門四宗も只一つ 本理院地蔵

 そんなわけでして,雪の時期に行けたのはよかった。雪景色っていいですよね。
 なお,その2年後に東京(というか山梨)でどか雪が降って「雪景色っていいですよね」とかふざけんな状態になるわけですが。そんな山梨の甲斐善光寺に参拝するのは善光寺ご開帳期間の2015年のことでして,それはまたいずれ。


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