馬の前に猿
(湯の川温泉町歩き)
2日目。本当は早起きして谷地頭温泉,などと生意気なプランも立てていたのですが,NPに限って早起きなどできるはずもなく,普通の時間に起きました。
てことで,競馬場に直行してもよかったんですが,せっかくなので熱帯植物園に寄ってみることにしました。
ホテル近くを流れていた川
てっきり「湯の川」かと思ったら
松倉川という名前でした
それにしても,河川名表示までも
イカなんだな。さすが函館
入口
案内
湯の川はアイヌ語由来の
呼称のようです
根崎温泉というのは
根崎湯と関係あるのか…?
植物園
熱帯植物園というと,ここ最近では前年に神代植物園に寄っています。これまで特に行っていなかったのは,興味が無かったというよりも近くになかったからという方が大きいです。基本的に動物園とか植物園とか,そういう類のものは好きなのであります。
熱帯植物園は,ダイナミックな植物や濃厚な色使いの花があって興味深いです。やはり普段見慣れないものを見られるのがこういう場所のいいところですね。
サル山の仲間達
ブーゲンビレア
ベニフデツツアナナス
…発音できない
親亀と子亀なのだろうか…?
木立朝鮮朝顔。こんな名前でブラジル産らしいです
オレンジっぽい色ってあまり見ないような気がする
撮影ポイントが用意されてます
サボテンコーナーへ
鬼切丸(鬼退治)
名前の由来を知りたい
キダチアロエ
とげとげしくて恐ろしい
紅花ウチワ
メキシコ原産の笹の雪
こんなのもあるんだなー
金鯱。金鯱賞はどこへ行く
ブルーハイビスカス
ローズマリー
レース名になってるものを見つけると
にやけてしまうのは病気だと自分でも思う
地湧金蓮花。中国原産なのはいいんですが,解説の写真に「中華民国」からきた2人と書かれています。
この「中華民国」は台湾なのか大陸なのか。この花自体原産は大陸側の雲南省のようですが…
名称不明
ダイギンリュウ
パポニア
サクララン(馬名っぽいな)
リュウゼツランの壮大なる歴史。
この手の地方都市のハコモノは,人件費の制約から清掃が行き届いていなかったり,解説板が日焼けしてもはや何がなんだか分からなかったりすることが非常に多いですが,ここはそんなことありません。管理員さんたちの愛情と思い入れがこもった展示解説がしっかりとなされています。こういう場所は歩いていて本当に楽しいです(解説が力尽きてる場所を歩くのも嫌いじゃないけど)。
いやぁ,そんなわけで,予定よりも長居してしまいました。でも,それだけの価値のある植物園だったのではないかと思います。3連休の中日の日曜日なのにほとんど客がいなかったのが気になるところではありますが,是非ともこのままこの雰囲気のいい植物園が続いていってくれるといいなと思うのであります。
で,ここにはサル山もあります。
冬場には猿が温泉に入ることで有名なようです。しかし,残念ながらこの日は夏。どうも猿には暑い時期に好きこのんで温泉に入る文化は無いようです。だれか猿に夏に温泉に入る文化を教えてあげてください。というか,猿って汗かかないのかな??
「猿のお尻は真っ赤っか」が日本でしか通用しないというのはちょっとびっくりですな。まあ考えてみたら猿の子孫の人間の尻からして真っ赤っかじゃないのだが。
さて。猿には暑い時期に好きこのんで温泉に入る文化はないとしても,私NPは人間です。なので,熱い夏にも温泉に入ります。
で,もちろん昨晩も温泉に入っているのですが,熱帯植物園内で若干汗をかいたことも事実なので,植物園入口から徒歩30秒の位置にある温泉銭湯根崎湯に入ることにします。
ここには数件隣にも銭湯(日乃出湯)があったようなのですが,残念ながら既に閉店。この辺りの情報は事前入手済です。閉店してますが,まだ看板が出てるんですな。
で,根崎湯は昔ながらの銭湯で,鍵付ロッカーなどありません。カゴにどどどっと荷物や着替えを突っ込む温泉は
人吉元湯
以来だな。
先客は2名。総勢3名でした。まあ日曜の朝だし,こんなもんではないかと。
事前情報では,根崎湯の湯温は果てしなく熱いとのことでしたが,この日はぬるめの湯が好きな方々が入っていたのか,普通に適温でありました。
温泉に入って満足したので,いよいよ路面電車の駅に向かいます。んで,せっかくなので湯倉神社に寄ります。
ここはもともとは薬師様をまつっていたようです。その薬師様はいまいずこ……。解説を読んでも,なんか急に神社が有名になった感じで,若干消化不良です。
そんなわけで,神社の神社としての歴史はもしかしたら浅いのかもしれませんが(狛犬も見たところ新しいし),歴史なんざこれからいかようにも作っていけばいいのであります。でもまあ,湯の川温泉発祥の地碑があったり開運小槌があったりなんかして,立ち寄るには楽しい神社でありました。
そんなわけで,よーやく函館旅行のメインイベント,函館競馬場であります。
函館その2
/
函館競馬
旅行記TOP
/
テーマ別