台湾旅行記雑記

例によってつらつらと思ったことをまとめてみます。特に台湾は自分でもまた行くことがありそうな気がしているので,備忘録としての本旅行記の意義に合致すると思われます。
英語と日本語
 実は,台湾ってかなり日本語が通じる国だと思っておりました。「誰もそんなこと言ってないだろ」と言われるとまさしくその通りなのですが。
 で,まあ自分が基本的に高級レストランや高級ホテルに行ってないことも大きいんだと思うのですが,日本語はともかくとして,英語もほとんど通じないという印象です。もちろん,特に若い方々は英語を話される方も多く,英語で教えてもらったこともあります。あと,見た目が台湾人と大差ないためにまず台湾語で話しかけられるというのも一つあるのかもしれません。
 屋台も,思ったより英語・日本語表記不対応でした。日本人は漢字を読んでなんとなくの意味をつかむことができますし,漢字を書いてみせれば簡単に意味を通じさせることが可能です。が,非漢字圏の方々は結構大変なんじゃないでしょうか??
 そんななか,普通に日本語が通じたのが故宮博物院。さすが巨大観光地は違うな。もっとも,至善園の売店は英語オンリーでした。でも英語はうまくて話してて楽しかったです。
屋台
 上と関連するのですが,屋台は思ったよりも観光地化(英語・日本語対応化)しておらず,地元の皆様の楽しい遊び場・溜まり場になっておりました。
 屋台で事前に思ってたことと違ったのは,1つの屋台で結構多くの商品を売っていること。あ,トッピングとかを含めた意味です。

 事前の想定では,店ではせいぜい1つか2つの商品を売っていて,指で1とか2とか出せば売ってるものが1つか2つ出てくるという感じでした。しかしながら,現場はそんなに甘くはなく,多くの商品が並ぶとともに,大・小に分かれてたりします。日本の屋台とはちょっと違ってるな。まあ,上にも書いたとおり日本人であれば書けばいかようにも意思を伝達できるんだけど。
子どもの就寝時間
 さて,自分が深夜までいたのは臨江夜市だけなので,その経験を一般化してしまいますが,夜市には夜の10時11時を過ぎても子連れの家族が結構多くおられます。
 本編にも書きますが,日曜の夜市には子連れは少なかったので,金曜土曜特有のことなのかもしれません。それにしたって,夜の10時11時に明らかに小学生っぽい子を連れた親子が多いってのはちょっとびっくりです。
 他方で,台湾の治安の良さをあらわしているという見方もできると思います。
夜市
 よく見たら,実は一人者,特に一人者の女性が少なかったような気がします(観光客っぽい人だけのような??)。実はリア充スポットなのか。実はもへったくれもなく,当たり前か。
 ところで,臨江のビルに入っている衣料店なんかはどうみても儲かっているようには見えないんですが,大丈夫なんでしょうか。固定資産税ってどれくらいなんだろうか。
町並みと雑居ビル
 町並みは(自分が行ったことある場所では)ベトナム的な,発展途上国的な雰囲気でした。ただ,阪急・誠品まわりはまさしく先進国の目抜き通り的なものです。
 基本的にはかなりごちゃごちゃしていて,特に狭い路地裏とかは一体どうなってるでしょうか。狭いスペースに無理矢理ビルを詰め込んでいるようにみえます。固定資産税もそうだけど,建物の(区分)所有権とかどうなってるんだろうか。とりあえず,都心部には「庭」という概念は無さそうです。
 ホステルも,ドアを開けたらすぐに階段が登場。外から見ただけですが,2階にむかってはしごのような階段がぶら下がっている建物も見えました。
乗り物
 道路が平坦なわりに自転車が少ないです。レンタサイクルスタンドはありましたが。
 バイクはベトナムに比べると多くはないです。2人乗りはOKのようです。そのためか,ベトナムよりは空気がよい。マスク率は3%くらいじゃないかと予想。
MRTのアナウンス
 中国語が全く分からないのですが,MRTに乗ってて,大安駅に着く前に,何種類かの「大安」の発音がなされているのを聞きました(大安はたまたま短くてわかりやすいから気付いただけで,多分文湖線のほかの駅でも同じ)。英語とは別です。これは台湾華語と北京語とかなんでしょうか。知識がなさ過ぎてこれ以上分かりませんが…。
治安
 巷で噂されていたように,治安はよさそうです。特に根拠はないんだけど。
 そのせいで,旅行中完全に平和ボケしておりました。我ながらいろいろと危なかったです。何をやらかしたかは書かないけど。
街中を駆けていく犬たち
 台湾でびっくりしたこと。それは野良犬の多さです。あちこちにいます。そして,とてもおとなしいです。おとなしいってことはそれ相応の処置がなされているのかもしれませんが,それにしたってこちとら「海外では犬に気をつけるべし」とすりこまれて生きてきているのです。万万が一咬まれて狂犬病なんてことになったらたまったもんじゃありません。でも,地元の方々は特に犬を恐れている風でもないのでおそらく大丈夫なんだと思います。
 で,大丈夫なのはいいとしても,あまりに普通にいるので夜市の喧噪の中で犬を蹴ったりしっぽを踏んだりしそうになります。これも怖い。いくら普段おとなしいからって,踏んだり蹴ったりしてもおとなしくしてくれるかは分かりません。大人しかったら大人しかったで,大人しい犬を踏んだり蹴ったりした罪悪感が生じますから,いずれにしても踏んだり蹴ったりするわけにはいきません。なので,いくら治安がいいからといってもぼーっと歩いちゃダメですな。
ファミリーマート
日本のファミリーマートって,入ったときに音楽なりますね。台湾でも,全く同じ音階で鳴っててびっくり。ただ,楽器の種類(正しい表現方法が分からん)は違ってました。

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