725〜山田暢久引退試合
引退試合に行くのは記憶が正しければ4回目。福田,北沢,名波,そして今回の山田。福田は思い入れがありすぎてしっかり書こうとおもって,結局書くに至らないという大惨事になっており,こういうものはやはり記憶が新しく,テンションが高いうちにとりあえずアップしないといけないと思う次第です。てことで,これも記憶と記録のために写真メインでとりあえずアップしてしまおう。サーバーの容量なんて気にしてられん。
福田の引退試合のときは自分もまだまだな時期で,とりあえず早く入るために漫画喫茶で寝て早い時間に埼スタに並んだんだよなあ。今思えば一人なんだからそんなことする必要性皆無なんだけど。でも,あのときはあのときでバックのいい場所をキープできた記憶はあります。
それはさておき,今回は余裕をこいて戸田競艇場からの流れ込みです。昔の方が可愛げがあってよかったんじゃないかと思ったり。
そんなわけで,無事埼スタ到着。当たり前ですが,ここにいるのはレッズのユニフォームを着た人か,私服の人のみ。アウェイユニの方はおりません。当たり前なんですが,こういう光景は斬新です。いい景色ですね。
スタジアムに入る前に,マッチデーを買い求める大行列。普段の試合だとすぐに買えるのになんでこんな大行列なんだろう,と不思議に思いつつも,どうも中でも買えるようなので中に入ります。
到着すると,練習もまだのようなので,とりあえずマッチデーを買いつつ飲み物の調達へ。
中でもマッチデーは大行列でした。ううむ。そして,飲み物を調達。歓声から,選手が入ってきてることは分かっておりました。
いつも通り南に陣取ったので,アウェイ側です。しかし,今回のアウェイはいつもと違います。当たり前ですが,歴代レッズ選抜がこっち側にいるのです。
ワシントン,ポンテ,ネネ。ブラジルでワールドカップ開催中なのに,来てくれたんだなあ。エメはどこにいるんだろうか。そして,日本に入国できるんだろうか。闘莉王も小野もいます。どっちもチームが大事な時期なのに。協力してくれたチームには感謝ですね。そして,長谷部も練習まではOKのようでした。この日にここにいるのは本人としては不本意だったかもしれませんが……。
そんなわけで,選手紹介。
で,選手入場,簡単な功労賞の表彰があって,記念撮影してキックオフです。
久々に見てもやっぱり凄いワシとポンテ,昔より効いてる感のあるネネ。いつになく走らされる山田。いやぁ,いい雰囲気です。そして,前半戦の歴代浦和のメンバー。やっぱりいいメンバーです。確か名波のときにも思ったんですが,やはり勝つべくして勝ったメンバーなんだよなあ。
あと,槇野が自由に動いてました。槇野のキャラには賛否両論あるところだと思いますが,まあ,こういう試合だと生きるキャラだよなあ。良くも悪くも浦和的でない。
ちなみに,福田の時は最後の挨拶と場内一周で涙が出ましたが,今回は選手入場時にこみ上げてきました。この違いは何だろうか……。
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入場待ち |
整列 |
功労賞 |
記念撮影 |
円陣 |
前半戦メンバー |
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坪井と槇野 |
久々の都築っく |
ポンテと達也 |
スアレス槇野 |
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そして,後半戦。メンバーはがらっと変わります。
最初の岡野のダッシュ(出オチというべきか)。さすが岡野,やるべきことを分かってるのが凄い。
挨拶にいく山田 |
円陣 |
後半戦メンバー |
山田Jrが入りました |
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山田が浦和側で入ります |
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そして,福田! |
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ワシントンとポンテが再度入ります |
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背中から年齢を感じる |
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そんなこんなで,試合終了。犬飼氏の言葉にもあったように,今までで一番走った感のある山田選手,本当にお疲れ様でした。山田が3人とも点を決めた,素晴らしい花試合だったと思います。できれば最後フリーキックとってギドに入ってほしかったところだけど,45分きっかりで終わらないと選手の命が危ないという判断でしょう。
それにしても,大将は走れなくなったなー。テレビ解説でアップできてなかったってのもあるんだろうけど。まだゴンとカズの引退試合も残ってるだろうに,これで大丈夫か。
最後に。
僕は,「これまで一緒に戦ってきた山田選手」とかいえるような熱いサポではありません。なので,偉そうなことは言えんのですが……
おそらく日本のサッカー史を振り返るテレビ番組があったとしても,1秒たりとも触れられることのない選手なんだろうと思います。でも,こういう選手が20年間浦和というチームで戦い,725試合という数を積み重ねたってのは,浦和にとってだけでなく,本当に日本のサッカー史的にも非常に意味があることなんだろうと思います。降格時にも出て行くつもりだったとか,いい意味で熱さを持っていない,才能の塊のような選手なのが,なんともいえず共感できるよな。
福田のような大スターではないけれど,忘れてはいけない,素晴らしい選手だったと思います。本当にいままでお疲れ様でした。
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