電気の山〜Electric Mountain
おはようございます。
カメラの時間を見ると、Yhaの外観を撮っているのは8時30分。まだまだ暗いですね。一般的な皆様にとっては普通の朝でしょうが、夜型の私にとって8時30分というのは深夜です。こんな早い時間に起きたのは、次の目的地へのバスの時間を気にしたためであります。
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さらばYHA |
10 Upper Gate〜Watch Tower
まずは、YHAから駅への途中にある、昨日気になっていたUpper Gateをのぼります。Gate内の階段は見るからに現代になってから取り付けられたものですが、当時は別の所に階段があったのかな?
なお、当日のメモによると、私は懲りずに鞄をUpper Gateの下に置いて壁に登っていたようです。
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Upper Gateとそこから伸びる城壁 |
もうちょっと近づいて、Gateと城壁 |
解説
(暗くてピントに限界) |
見るからに現代になってつけられた階段 |
バスの時間もあるので、ある程度時間を気にしつつ、適宜壁の上を歩きます。写真だと分かりづらいけど、諸々の写真のピンボケっぷりを考えるとまだまだ日の出前で外はあまり明るくない感じですね。私の技術の限界が見えます。
なお、Upper Gateからさらに高いところにあるのがWatch Tower。その名の通り監視塔であり、おそらくConwyの城壁の最高点なのではないかと思います。素晴らしい眺めであります。
とりあえず時間的にはここまで。
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市街の方向〜コンウィ城 |
ズームしてみた |
遠くに伸びる城壁 |
Watch Tower |
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城と反対方向に伸びる城壁 |
城方向に伸びる城壁 |
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Watch Towerを登る |
城方向の城壁 |
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城方向の街並み |
あらためて城をアップで |
反対側の街並み |
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Upper Gate |
自分用にあらためて
Towerと城壁配置 |
このあとの行程はしっかりメモしていなかったのですが、私のメモには
- 一日券ゲットしてバンゴールへ
- バスステーションがバスステーションぽくなくてあせる。なんとか下車
- ランベリス行きのバスは一日券不適用
- グーグルさんからはずれたルート通っててあせる。どうも通行止めの関係みたい。さっき何か外の人と話してたのはこれか。よく道が分かったな。そして、なんか言われるまで分からんかったのか
- バスは何分遅れているのか
- しかし、リアルタイムで遅延情報はいるんだな。GoogleとリアルタイムでGPS連動してるのか
というものが残されている(バスの中でやることがないからメモが増える)ので、Bangorでバスを乗り換えているようです。2023年3月のバス路線が当時と同じかは分かりませんが、Conwy→Electric
MountainでGoogle Map経路検索をかけたところ、5D→S2のルートがヒットしたので、多分これでしょう。
そんなこんなで、焦りながらもバスはElectric Mountainに到着しました。当時のメモによると
- どこに行くのか、ときかれて近くでおろしてもらう
- あの建物を回ったところだぜ!
とあります。問題は2つめのメモで、これが私の言葉なのか運転手さんの言葉なのかが分かりません。いやまあ、どっちでもいいんだけど。
その後起こったことは写真見て思い出しました。
- 鉄線張られてて越えられない
- 気合いで突破
- 有刺鉄線てなくて助かる
せっかく近くまでバスを寄せて貰ったのに、鉄線があって建物に近づけないのでした。なので、頑張って鉄線をこえて建物に入った、と。後述の通り、このあとのことはほとんど覚えてないくせにこの場面だけやけに記憶にあります。まあきっかけになったのは写真だから、やっぱり記憶喚起のために写真を撮っておくのは大事だなあ。
あと、写真といえば、また雨が降ってますね。Town Wallに登ってる間は雨が降らなくて良かった。
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Bangorのバス停 |
これに道を塞がれた |
この隙間から
突破したと思われます |
Visitor Centre。国旗はウェールズのもののみであります |
Fitness clubの方が
目立つオブジェ |
この型のバスで来ました |
さて。ここでツアーに参加します。このツアー、事故防止なのかスパイ防止なのか(多分後者)、カメラや携帯電話の持込が一切禁止されております。つまり、写真をもとに記憶を喚起するという技が使えません。
なので、とりあえずツアーを紹介している公式サイトを探してみよう……と思って“Electric Mountain”で検索したら出てくるのは自転車ばかりでした。電気時電車で山を登る、ってことなんでしょうか。
なにはなくともWikipedia。Dinorwig Power Stationという名前になってます。日本語版はありません。三井関係者は頑張って日本語版作って下さい。
その他、ここを営業しているFirst Hydro Companyの案内にいくつか写真があります。それ以外はパッとは見つからず。情報統制がしっかりしております。
日本語だとスノードニアのWikipediaがあり、ここに「サンベリスにおいてディノルウィグ発電所が稼働している」とあります。そこで「ディノルウィグ発電所+ウェールズ」で検索したところGoogleさんは「ディノスウィッグ発電所
ウェールズ」を勧めてきました。それに従ってクリックしてみると……「検索条件と十分に一致する結果が見つかりません。」と出てきやがります。だったら勧めてくるんじゃない。まったくもう。ディノスからいくら広告料貰ってるんだ。
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スノードン+水力発電所で検索したら
スノードンを外してきやがりました
これだからGoogleは……
そして、外した結果一番上に来るのが
テザニ水力発電所増設計画なのはなぜ?
なお、場所が浜松なのは私が浜松行った日の夜に
これを書いているからです |
ディノルウィグ発電所+ウェールズ |
ディノスウィッグ発電所 ウェールズ |
なお、私の当日のメモは
- ツアー。チャイニーズおおいな
- テレビが終わってみんながケトルつける瞬間に電気を供給
というもののみ。
ジャパニーズが偉そうにいうことではありませんが、中国人観光客はここまで大勢やって来ているようですね。
また、電気ケトルの話をここで聞いたことは私も記憶してました。つまり、メモはなんの役にも立ってません。てか、バスであんなにメモしておいてツアー聞いた結果がこれかいな。なにやってんだ。
このメモを補足しますと、これはサッカーの試合(説明されたのはワールドカップだったはず)のハーフタイムと試合終了時にテレビを見ていたイギリス人が一斉に電気ケトルをOnにするのに耐えられるだけの電気を供給できるようにしている、という説明であります。
そんなわけで、この電気の山、イギリスの誇る水力発電施設であり、パンフレットを見る限り日本の誇る三井さんが参画しているのが分かります。それにしてもイングランドさんは油田をスコットランド、発電をWalesに任せていていざというとき大丈夫なんでしょうか。
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持ち込み禁止です |
手で発電してみろ、という挑戦状 |
ツアーの入口 |
最初にここで説明を受けたのだろうか
それとも単なる説明場所か
ちょっと記憶にない |
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発電送電システム |
発電システム |
まあ、文系には難しいことは分かりませんが、ここスノードンの水力発電所はイギリスを支えているのです!
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Llanberisの案内 |
Electric Mountainのパンフ |
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First Hydro Companyの企業案内。三井さんのマークが目立ちます |
次はNational Slate Museumであります。行った当時(2015年12月)は世界遺産ではなかったのですが、2021年に「ウェールズ北西部のスレート関連景観」として世界遺産登録されたみたいですね。
Conwy城その3〜Town Wall/National Slate Museum
大人の冬休み2015 Wales & Manchester
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