マツノハブ

 みなさん、ゴミの分別はしてますか。
 独身アラフォーが生活すると、部屋の中がゴミ溜めになります。なります、と断言しましたが、もちろんゴミ溜めにするのは一部のダメ人間だけでして、世の99%の皆様はきちんとされていることと思います。
 部屋をゴミ溜めにしたNPなのですが、東京に引っ越すにあたって週の真ん中は東京、週末は松山、という生活をしておりました。すると何がおこるかというと、ゴミを出せるのが土曜〜月曜に限定されます。うちのマンションは燃えるゴミのみまとめて出せるスペースがあるので、燃えるゴミはOK。土日はもちろん収集無しで、月曜は燃えないゴミです。これ以外のゴミは、家の中に留まり続けることになります。その結果、引っ越しして荷物は送り出しても、部屋の中に新聞紙(定期購読はしていないので専ら市の広報やリビング紙など)、牛乳パック、ビン、ペットボトル、鉄、書籍雑誌類などの特殊なゴミが溜まっていくことになります。これをどうするか。
 というわけで、松山市に確認したところ、紙ゴミは収集業者に直接持参し、それ以外のゴミはクリーンセンターに持ち込むことができる、ということが判明しました。

 そうしたときに、次の疑問は、「どうやったら持ち込めるのか」ということになります。家から重い新聞紙を手に持ってタクシーに乗ってたら日が暮れる上にお金がいくらあっても足りません。
 というわけで、レンタカーを借りることにしました。

 んで、せっかくレンタカーを借りるので、ちょっとだけ徒歩では行けない場所に行ってみます。

1 たこめし三原

 てなわけで、前置きが長くなりましたが、まずはたこめし三原。松山ではかなりの知名度を誇るたこ料理専門店ですね。ちなみに、松山の市内にあった酔匠が閉店してしまったのは悲しくてなりません。
 三原の場所はなかなかに辺鄙ですが、時間を外していたので運転能力のないNPでも危ない思いをせずに行くことができました。ありがたやありがたや。
 そういえば、広島の三原市もたこで有名ですが、この店と何か関係あるんでしょうかね。


 続いて、垣生地域へ。基本的には住宅地で、観光地ではないのですが、それだけになかなか立ち入らないところでもあります。

2 三嶋大明神社

 垣生地域は住宅街なのはいいとして、ほかの地域と比べても道路が狭くて困ります。宅地化するにあたってなにかに失敗したのだと思いますが、まあ深くは突っ込まないでおきます。とはいえ、こんな込み入ったところに市役所の支所があるというのは、地元的に大変だろうな。近くに垣生小学校もあるので、交通事故には最大の注意を払っている感じです。なので、ガードレールもしっかりしていて、それゆえ車道が狭くなるという具合です。
 そんな、ごみごみした場所に鎮座するのが三嶋大明神社です。地域のしっかりした神社、という感じでありました。印象的なのは鳥居の近くに立っていた警官さん。毎日生徒たちの通学を見守っているのでしょう。お勤めご苦労様です。

神社と、交差点に立つおまわりさんの人形
渡部さんが寄贈したようです
和暦好日三百六十五 参道 拝殿 御由緒 脇にある忠霊塔

3 鍵谷カナ頌功堂

 続いて長楽寺へ。伊予十二薬師はだらだらと巡っておりますが、2019年はこの長楽寺と正観寺の2寺を参拝。あといくつ残ってるのかも把握してません。十三仏と違って車がないときついということだけは分かっております。

 この長楽寺、伊予絣を創設した鍵谷カナさんの菩提寺?のようでして、近くには鍵谷カナ頌功堂という建築物があります。松山市の案内によると、建てたのは伊予織物同業組合。「鉄筋コンクリート造りで、8本のエンタシスをもつ柱が本瓦葺の八角屋根を支えている」と解説されております。これが国の登録有形文化財になっているようですが、素人にはなぜこれが文化財登録されてるのか分かりません。鍵谷カナさんのWikipediaを見ると、設計は木子七郎さんという方のようです。この木子さん、学のない私は当然存じ上げなかったんですが、Wikipediaを見ると愛媛県庁舎の設計もしていたようで、実は超大物であることが判明しました。さらにこの木子さん、妻の父があの新田長次郎さんのようで、愛媛に大きな影響を残した一族ですな。
 この建築物は老朽化が進んでいるようで、立入禁止扱いでした。県庁と違ってここに修繕予算なんかつかないだろうしな。


4 大日堂

 長楽寺本堂に向かう道すがら、大日堂があります。こういう町中の寺院にも88カ所のお砂踏的なものがあるのは四国ならではですね。


5 長楽寺(伊予十二薬師第十番)

 そんなわけで、竜宮門が印象的な長楽寺です。鍵谷カナさんのお墓は史跡扱いになっております。
 境内は一部工事中でしたが、邪魔にならないように参拝。住宅街の中にあるお寺でしたが、思ったよりも色々詰まっておりました。鍵谷カナさんのこともあって、織物関係者が色々寄進しているのかもしれません。

印象的な山門 史跡案内 文字が左に流れるのが特徴 境内 念ずれば花ひらく 一部工事中であります
鍵谷カナさんのお墓 弁天堂 南無大師遍照金剛 一願不動尊 仏足石
六地蔵 臼杵藩士海難供養塔
案内が建立されたのが昭和64年1月という
凄いタイミングです

6 常光寺

 道ばたに垣生ふるさとマップがありました。せっかくなので、近くにあった常光寺にも立ち寄ってみます。
 餓死精霊塔は名前のインパクトが強く、おそらくここにこれが建てられるに至った歴史的な経緯があるんだと思いますが、特に解説はありませんでした。私のような呑気な観光客に伝えることは無く、地元の方が大事にしている場所なのではないかと思います。

垣生ふるさとマップ 常光寺 本堂 六地蔵 その前に正岡子規の句碑2つ
春や昔〜の歌はあちこちで目にします
餓死精霊塔 石鎚と白山 石鎚

 そんなわけで、時間的にもあまりふらふらしていられないので、家に戻ってゴミ処理です。
 クリーンセンターや紙ゴミ収集業者の写真はありません(そんなもの撮ってる余裕は無い)。どちらも、ゴミ捨て前とゴミ捨て後の車両重量を測定して重量差から有料か無料かを確認する方式でした。こっちは頑張って分別してたんですが、クリーンセンターではぽいっとゴミを捨てられたのが印象に残っています。また、このような場所に行ったのが初めてだったので、何かの間違いで焼却炉的な場所に落っこちたら命は無いな、とちょっと怖くなりました。日々こういう場所で働かれている方々には頭が下がります。

 そして、ゴミ処理を終えて、翌日は空路関東に戻ります。千葉戦です。



旅行記TOPその他テーマ