敗北のダブルヘッダー

敗北のダブルヘッダー

　2019年11月24日。時は来た。
　ACL決勝第2ラウンド。2017年に続くアジアの頂点に立つべく，J2落ちを目の前にした我らが浦和レッズが戦いに挑みます。
　そして，同日，もう1つの戦いが横浜で繰り広げられます。J1昇格を目の前にした横浜FCに，我らが愛媛FCが挑みます。

　愛媛FC＠横浜FCは14時キックオフ。浦和vsアルヒラルは19時キックオフ。横浜→埼玉の移動が予想以上に時間がかかる（2時間コース）ため，いろいろ迷った結果，愛媛＠横浜は前半だけ観戦して，それから埼スタに乗り込むことにしました。

　愛媛のアウェイチケットはとりまとめの方がおられる関係で，安く手に入ります。安く手に入れることがJリーグにとっていいことなのかはよく分かりませんが，とりまとめていただいている方がおられる関係で（枚数を売らねばならない），ここから買った方がよいかな，と。とりまとめの方とは別の場所でお会いした関係で，しっかり名前を覚えられておりました。名前の記憶力，見習いたいです……。ちなみに，その方の息子さんは最初から埼スタに乗り込んでいるとのことでした。

　さてさて。上記の通り，この日の横浜FCはJ1昇格がかかった大一番です。当然こんな日はホーム側が満員になります。そして，どうもアウェイ側の人数が削られたらしいです。そんな日に前半だけで退散してしまってすいません。


到着	平沼さんの像	アウェイ向け案内	アウェイ側入口	もう練習始まってました（寝坊しました）	アウェイ側座席はこちら

今日はここから		横浜側	横浜vs愛媛 FC対決であります	ようこそ	スタメン	リザーブ

横浜側。磐田からやってきた俊輔と松井がおります			一応，カズも記念出場される事態は避けねばならなかったのですが…

みかん入場		礼儀正しいオーレくん	カエルも登場	これも実は礼儀正しい	整列

選手の出迎え		整列	盛り上がっております		いざ

　というわけで，試合は進むわけです。
　横浜FCには中村俊輔がいるので，プレースキッカーは俊輔です。で，やっぱりですね，こういう銘柄級の選手が素人にも分かるプレースキックをやってくれるということは初心者層にとって非常に重要なことだと思ったのであります。昨今のラグビーも元を正せば五郎丸ブームがあったわけだしね。
　カズもいることだし，横浜FCには是非初心者層の開拓に頑張ってもらいたいところなんですが……コロナが憎いですな。

　ところで。この日は愛媛FCにとっても，単なるシーズン最終戦という以上に重要な日でありました。そう，和製えなり（元のえなりも和製）こと河原和寿選手の愛媛FC最終戦が，この日だったのであります。河原の件が無かったら埼スタに直行していたかもしれません。自分がまともに愛媛FCを見るようになったのはつい最近のことではありますが，それでもこの選手の重要性はよく分かります。試合展開上，前半中に選手交代で出てくることはありませんでしたが（展開も糞も無く，普通はないのだが），アップ中の姿を一目見られただけで満足であります。この時点では引退予定ではなかったかと記憶しておりまして，引退に至るまでいろいろ悩むところもあったかと思いますが，とにもかくにも，これまでお疲れ様でした。

　河原が去って行ったので，私も去ることにします。
　なお，この日は前半32分にPKを決められ，その後後半にも追加点を食らい，0-2。J1昇格へ盛り上がる中，カズまで投入されて敗戦でありました。


PK決められる直前	チア隊		オーレくんたま媛ちゃんが小さくなって拉致されています	フリ丸

キャッチーくん		聞きたかったけれど埼玉に行かねばなりません	森友さんの歌をバックに歩いて横浜駅へと向かいます

　はい，そんなわけで，J1昇格をめぐる戦い（の前半）から，今度はアジアチャンピオンを巡る戦いになります。
　この1年，この日を迎えるにあたっていろいろありました。そもそも，愛媛から東京に移り住んだのだって大きな変化だ。東京に引っ越してこれたので，平日のACLを見に行けました。ゴールデンウィークには北京国安サポと知り合いました（その後の埼スタ北京戦にも彼は来日してました。会えなかったけど）。上海に乗り込んで，人生初のアウェイ海外も経験しました。
　そんな思い出を振り返りつつ，後援会に用意してもらってレッズシートに参戦です。


これらの弾幕を用意していただいた皆様には本当に頭が下がります				盛り上がる埼スタ前

夜食	盛り上がるスタジアム	アルヒラルサポ	盛り上がって参りましたどうでもいいけど，この写真でも一発で分かるファブリシオの髪型って凄いですね

　さて。2017年は主催者が用意したイベントが盛大にスベり，大惨事となりました。その反省をふまえて，今年はカズではなく（そもそも今年のカズは横浜にいたわけですが），鈴木啓太を用意してきやがりました。レッズのレジェンド級OBならレッズサポも無碍には扱わないだろう，という作戦です。くそっ。

　で，主催者タイムは終了。ここからはこっちの時間です。さあ行こう，3回目のアジアチャンピオン。

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　はい。というわけで，完敗でした。お疲れ様でした。
　また次です。とりあえず今年は降格しなくてよかった。というか，降格争い（残留争い）するようなチームがアジアチャンピオンなんて，まあ無理ですよね。分かってましたよ，はい。
　2017年の借りを倍返しされましたが，仕方がないですね。相手が何枚も上でした。
　関根がやられまくってるのを目の前でなんども見せつけられましたが，関根には（これ以上海外に引っこ抜かれたりせず）この借りを次の大舞台で返してやってほしいと思います。