Gracias 2022

1 2022年浦和レッズ大納会

 2022年の浦和レッズは、創設30周年、そして3年計画の3年目を迎え、優勝を明確に目標に掲げてスタートを切りました。前年の天皇杯優勝、富士フイルムスーパーカップで川崎に完勝優勝したことを受けて、もう雰囲気は最高潮。

 2022シーズン開幕にむけて

 

 親愛なるみなさまへ

 ところが。
 シーズン開幕直後からレッドカードと引き分け地獄に巻き込まれ、一時は降格圏も見える惨憺たる状況。
 なんとかACLは決勝進出を果たしたものの、リカルドロドリゲスとの契約を解除することに。

 リカルド ロドリゲス監督との契約について

 リカルド ロドリゲス監督 最終戦セレモニーあいさつ

 立花洋一代表 最終戦セレモニーあいさつ

 リカルド ロドリゲス監督 福岡戦試合後会見

 最終戦後のセレモニー時には、北ゴール裏が弾幕1枚を残して退席し、スッカスカになるという事態(私は仕事で最終戦には行けなかったので、たまたまTweetを参照)。

Boysは退場し、柵に横断幕を掲載し社長挨拶です。#urawareds pic.twitter.com/MONjUVBn7X

— 浦和のKoki (@Koki_urawa) November 5, 2022


 そんな最終戦の翌日。駒場サッカー場にて、毎年恒例、浦和レッズ後援会の大納会が開かれました。
 前日のとんでもない雰囲気を受けて、果たして「大人」な人が大勢参加するであろう大納会はどうなるのか。
 2022年の大納会は駒場開催。参加すると、大納会の後に行われるWE.リーグ浦和レッズレディース対サンフレッチェ広島レジーナも見られるという贅沢な組み合わせとなっております。レディースはとにかく集客に苦労しているのが伝わってくるので、あの手この手でアピールしておられますね。

 てなわけで、まずは立花代表の挨拶からスタート。確か「普通に話していいんでしょうか」的なことを言って場内から笑いが出ていた記憶です。

 ちなみに、我々がのんびりと代表の話を聞いている最中も、駒場のゴール裏では試合に向けて準備をされている方が大勢おられました。本当に頭が下がります。

いただいたステッカー
西川!
駒場の様子 パノラマ
この日の試合 岩沢慶明さんと朝井夏海さんの司会です 待機してるので
誰が出てくるか分かってしまう
立花代表の挨拶 ゴール裏準備中

 で、まずは新規加入外国人選手3人。リンセン、シャルク、モーベルク。これを書いている2024年12月時点ですでに3人ともクラブを去っており、 あらためて外国人選手の難しさを認識させられますね。それにしても、この時点ではモーやんは翌年も輝くと思ってたし、リンセンは怪我もなくガンガン点を取ると思ってましたよ……。
 ちなみに、サイン商品抽選会のトップバッターだったシャルクが(コロナ対策で)商品の手渡しがダメなのに手渡ししてしまい、場の雰囲気が和みました。


 続いて、若手組。知念、大畑、安居です。こちらは2024年12月時点で、知念のみがチームを去っており、知念はつい先日、仙台→大宮のレンタルを終え、25年は仙台→水戸にレンタルされることが発表されました。大畑の海外移籍がいつになるか、皆様の気持ちが休まらない日々が続きます。


 ちなみに、オフィシャルの開催報告は以下の通り。

 『一般社団法人浦和レッズ後援会2022シーズン大納会』にリンセン、シャルク、モーベルグ、知念、安居、大畑が参加
 「2022シーズン大納会」開催レポート

2.Yogibo WEリーグ 第3節 浦和レッズレディースvsサンフレッチェ広島レジーナ

 大納会を終え、続いてWEリーグの年内最終戦、広島戦であります。

外に出てみた ぐるりと 浦和ゴール裏 広島ゴール裏

 YogiboがWEリーグの冠スポンサーとなっておりまして、そのためYogiboのアドマイヤジャパンのCMが流れておりました。こんなところでアドマイヤジャパンを見ることになるとは。
 そして、アップ開始。この日のGKは先発伊能真弥に控え山﨑琳。池田は負傷で、福田はお身内にご不幸があったということだったかと思います。
 選手紹介は動画撮ってました

浦和対広島 アドマイヤジャパン 正面を見る GK登場
FPも登場 伊能 山﨑
スプリンクラー作動 センターサークルバナーは南陵高校 審判団 広島のメンバー

 そして、選手入場。こちらも動画あり

整列 記念撮影 全員で円陣

 そして、試合開始。考えてみたら、駒場のバック側から試合を見るのは自分が初めて駒場に行った2003年ナビスコ準決勝清水戦以来な気がします。駒場といえば西日、という話があったのを思い出しました。
 2年も経っていると試合内容自体はほとんど覚えていないのですが、覚えているのが、広島のゴール付近で広島の選手が痛んでいるときに、心配そうに広島側に残っていた石川に向けて、「璃音戻れ」的な声がかかって石川が慌てて戻っていたことであります。石川も今や代表選手。海外に行くのかどうなるのか分かりませんが、今後も頑張ってほしいものです。

菅澤アニキ 木崎さん 62分まで0-0 猶本のFK
70分、清家がPKを決めて浦和先制 心配そうに残る石川 1999人。2000人に届かず
木崎 わちゃわちゃ 猶本からのCK

 80分に安藤のゴールが取り消されたのはなんだったかな……記憶にないぞ。
 そして、そんな中で84分に広島が同点ゴール。不穏な空気が流れます。
 その直後。交代で入ったばかりの島田が決めて2-1。無事勝ち越し。

安藤が決めて2-0……?? 木崎交替 清家→島田 1-0に戻りました と思ったら、1-1に
島田が勝利を決めるゴール!

 そして、そのまま2-1で試合終了。WEリーグの試合結果ページはこちら。そして、この日の公式記録はこちらから

浦和 S広島R
2 0 前半 0 1
2 後半 1
70' 清家 貴子 84' 谷口 木乃実
86' 島田 芽依



試合終了! 喜ぶ選手達 ゴール裏
お疲れ様でした バックに挨拶

 なお、行き場のなくなったこの年のレディースのチラシをここに貼っておこう。


3.さいたまシティカップ 浦和vsアイントラハト・フランクフルト

 阿部勇樹の引退試合を挟んで11月16日。長谷部のいるフランクフルトを呼んで、さいたまシティカップが行われることとなりました。リカルドロドリゲス監督が指揮を執る公式戦はシーズン最終戦の福岡戦がラストでしたが、この日もリカルドが指揮を執ることが事前に発表されておりました。というわけで、この日がリカルドとのお別れ試合を兼ねることになります。
 後述するとおりフランクフルトはドタドタの状態だった一方、なぜか浦和は浦和で牲川の背番号を間違えてアップするというエラー。どうしてそういうエラーが発生するのか。

浦和美園からは歩いて行きます 公式から画像を引っ張ってしまった。
間違い探しゲームであります

 一応、大金はたいてプログラムも購入しました。


 そんなわけで、いざ埼スタ。この日のキックオフ時間はいつもの埼スタナイターどおり、19時30分~でしたが、フランクフルト側の到着が交通渋滞で19時頃になってしまったようです(FOOTBALL ZONE)。

遅れて登場したフランクフルトの選手達 フィールドプレイヤーも登場

 で、選手紹介。フランクフルトは現地の紹介ビデオそのままだったらしいですね。ヨーロッパは選手紹介が雑なところが多いですが、ブンデスはしっかりしてるのかな。
 ちなみに、フランクフルトのFWとしてプログラムにも名前のあったコロ・ムアニですが、急遽フランス代表に追加招集され、ドイツから日本経由カタール行きとなりました。ある意味今回最大の注目選手だっただけに残念ですが、こののちワールドカップ準決勝モロッコ戦でゴールを決め、決勝アルゼンチン戦にも出場。23-24シーズンにはパリサンジェルマンに移籍したのでした。
 浦和側は、ユース選手が複数登録されていますので、この日限りの特別仕様でした。工藤は22年はこの日が初出場だったんじゃなかったっけかな。

浦和vsフランクフルト この街でその歩みかたを学び トゥーレ ボアキエオセイ チャンドラー Substitutes
江橋 工藤 リカルド 審判

 特にフランクフルト側はかなり慌ただしい状況でしたが、無事試合は始まります。選手入場。とりあえず、華試合というとパリサンジェルマン戦でのリンセンの登場即負傷という痛い記憶が残っており、とにかくどちらも怪我がありませんように。

入場 さいたまシティカップ 整列 記念撮影
浦和サポの様子 円陣 ユンカーと江坂も
この日が見納めでした
メンバー

 前半はいわゆる控え組。フランクフルトがドタバタで調子も整っていなかったこともあり、チャンスも作れてそれなりに楽しいサッカーが繰り広げられておりました。まあ象徴としてのユンカーと江坂、リカルド22年後期は2人が途中から入って展開を変えて試合を決める、ような状態になっておりましたね。
 そんなわけで、前半は2-0で折り返し。


 ハーフタイム。長谷部も出てきてアップしてました。長谷部もコンディションの問題があるので試合に出るか出ないかは不透明で、PKを貰ったら蹴って西川から点を取りたい、という感じの状態だったようです。
 オフィシャルの会見全文はこちら

長谷部登場

 後半の浦和は2022年のベストメンバーに近いかたち。
 フランクフルトの調子が上がってきたこともあり、なかなか攻めることが出来ないじりじりとした状態に。なんというか、22年のリカルドサッカーの閉塞感をあらためて見せつけられることになり、前半戦がいい雰囲気だっただけにそれとの比較でなお嫌な空気が出来上がっておりました。なんというか、リカルドロドリゲスとのお別れムードが一層高まった感じですかね。

後半開始 岩尾課長のCK 3-1になりました
アップする長谷部 フランクフルトCK 24,027人

 そして、74分、いよいよ長谷部誠の登場であります。

長谷部投入 ズームを上手く元に戻せず 長谷部の絵がビジョンに出てる

 その後、互いに1点ずついれて、試合は4-2で終了。お疲れ様でした。見たところ、けが人はいなかったようなので何よりです。

長谷部の名前が入ります 長谷部を追跡

 試合後は、長谷部のインタビュー。
 そして、場内1周です。長谷部も、リカルドもお疲れ様でした。退任する監督とのお別れとしては、綺麗だったように思います。福岡戦のあの北ゴール裏の動きも、この試合があったからこそのことだと思うので、最終的にはリカルド側も家族に見せられる終わりかたになったのではないかと。
 なお、あまりよく覚えてませんが、多分試合後にデジカメのバッテリーが切れてスマホ写真しか撮れなくなってるタイミングがありますね。

試合終了 リカルドとタッチする選手たち 長谷部インタビュー
選手が周回します 長谷部・リカルドと西川 長谷部 記念撮影 リカルド

 この日の結果はこちら
 チームトピックス


ありがとう、埼玉❤️
Dankeschön @REDSOFFICIAL🖤

次戦う時はクラブW杯の決勝戦で👋#SGE | #URDSGE | #グーデ日本 | #ブンデスリーガジャパンツアー2022 | #スカパー pic.twitter.com/wFNvQHYU4e

— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) November 16, 2022





 それにしても、フランクフルトの日本語Twitter担当者は宣伝が上手いですね。Jリーグ公式の日本語担当も少しは見習いましょう。

🤝友情 @REDSOFFICIAL 🇩🇪🇯🇵#SGE | #URDSGE | #グーデ日本 | #ブンデスリーガジャパンツアー2022 | #アイントラハト | #フランクフルト pic.twitter.com/gHispoZkln

— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) November 16, 2022



And that was…
𝗧𝗛𝗘 𝗟𝗔𝗦𝗧 𝗗𝗔𝗡𝗖𝗘!
So grateful to you, @REDSOFFICIAL.

Y este fue…
𝗘𝗟 𝗨́𝗟𝗧𝗜𝗠𝗢 𝗕𝗔𝗜𝗟𝗘!
Muy agradecido por todo, @REDSOFFICIAL.#WeAreReds #UrawaFamily pic.twitter.com/ijlZg0YJBd

— Ricardo Rodríguez (@rrodriguez) November 17, 2022


 そんなわけで、期待にあふれて期待が破れた2,022年シーズンもこれにて終了。スコルジャ体制で2,023年シーズンへと向かうのでありました。


 行き場のなくなった2,023年シーチケ案内。この時点でACL決勝のチケットがついていると分かってたのに、買わずに直前にバタバタしてた人は反省しましょう(自分がバタバタしなかったので急に強気になる)。


 Gracias, Ricardo!!


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