NPのイギリス旅行記その10

10月3日(水)

 この日は特にどこも行かず、ホテルの周りを散策。
 3人(例の3人)で近所のデリカテッセン兼本屋を物色。ここでRACING POST紙を発見。おいおい…アスコットでのあの苦労は…
 ついでに、何冊か本を購入。人(特にぜーかん)にはいえないやつです(爆)。

 こうして長かった(まあいくらか不完全燃焼の感はありますが)旅も終了。
 迎えに来たHISの添乗員がガムを噛みつづけていたのがやや気になりはしたものの、無事ヒースローに到着。
 日本の税関も突破し(笑)、元気に家にたどり着いたのでありました。

 …それからはや1年以上。よーやくこの旅行記も完成であります。…ああ、それにしても飛んだ画像データが痛い。

雑記

 いくつか気付いたことなどをだらだらと書いていきます。
携帯の着信音
 アメリカではあまり感じなかったのですが、ここイギリスでは皆さん色々と着メロを流していらっしゃいました。
 どこぞの国のように、電車内アナウンスで「車内での携帯の利用はご遠慮ください」などとは一言も言われず、そのためか着信のあった人は普通に話していました(ただし、アスコット帰りの電車なので、事情が異なる可能性はあり)。
 そして、着メロの中でなぜか覚えているのが(というか唯一別の場所で計2回聞いた)007の音楽。だからどーってこともないんですが。まあなんか覚えていただけです。はい。
トイレ
 相変わらず汚い話題で申し訳ありません。しかも男性ネタです。
 トイレで気になったのが小便器。
 高いのです。これが。足が長い人でないと対処できないのです。
 もちろん、場所によってはちゃんと子供用のものもあるからいいのですが、子供用の小便器がないところもあるのです。僕の友人の一人がこれで苦労しておりました。当たり前ですが、その友人は足が短いからはなく背が低いから苦労していたのです(いや、まあ結局は足が短いんだけど)。お間違えのないように。僕はセーフでした。これは足が長いからでなく、背が高いからです。
 それではその友人はどうしていたか、というと、やや爪先立ちになりつつしていたときもあれば、大便器のほうでしていたときもありました。
飛行機雲
 飛行機雲。最近あまり空を見上げることもないので気にもしていないのですが、ロンドンではなぜか飛行機雲が多い!
 飛行機雲ができるメカニズムはよく分からないのですが、空気が汚れているからできるんでしょうか?それとも単に空気の温度や湿度などとの関係?軍用機や旅客機でできやすさが違ったりするのかな?僕の家の上空は軍用機もよく飛んでるのでちょっと気になりました。
 まあその辺はわかりませんが、とにかく飛行機雲が多かった、ということでありました。
How much?
 え〜、イギリスへ行って一番(とまで断言できるかは分かりませんが)困ったのが、金銭感覚のなさでありました。
 £1.00と書いてあったら、どうしてもドル換算しちゃうんですね、困ったもので。大体1ドルが120〜130円、1ポンドが180円ですから、50円くらいの誤差が生じてしまいます。基本的にはすぐ自分の計算ミスに気付くんですが、どうしてもその辺に混乱が生じてしまいます。
 それにしてもイギリスと言う国は物価が高い。外国に行った気がしません。困ったものです。
サブウェイ
 サンドイッチのチェーン店ではありません。
 日本人が"subway"と聞くと、地下鉄を思い浮かべます。断言していいのか分かりませんが、とりあえず僕は地下鉄を思い浮かべます。
 が、イギリスにおいて、"subway"とは地下鉄ではなく、地下道なのです。まあ、こっちのほうが文字に忠実なので、本来的にはこっちが正しいのかもしれないですが。
 とにかく、旅行2日目、ロンドン塔の周辺を見た帰りに、地下鉄に乗ろうと思って"SUBWAY"の表示のある階段を下りたところ、当然のことながら行く先にはのぼり階段しかなく、「そういえばイギリスでは"subway"は『地下道』のことだった」とみんなで納得と言うかまあそんな感じに思ったのでありました。
 ちなみに、この国における「地下鉄」の名称は"tube"でありまして、この国の地下鉄はこの名のとおり、日本の地下鉄よりも小さく、まさにパイプライン・チューブという感じでありました。日本人よりも背の高い人が多いのに、これでは結構大変なのではないか、といういらぬ心配までしてしまいます。まあ、古い電車(地上付近を走っている電車)ほど大きかったような気もします。東京で言うと、大江戸線が他の地下鉄よりも一回り小さい、みたいな感じでしょうか。
 通勤ラッシュについてですが、僕が体験した範囲では、電車よりも駅の混雑のほうが大変で、電車到着直後は階段が一方通行になり、ホームから降りていく人専用になりました。その間、ホームにのぼっていきたい人は階段の下で待たされます。
ポケモン
 英語で"pocket monster"にはなにか良からぬ(下品な)意味がある、とパックンが以前何かの番組で話していたような記憶があります。
 このポケモン、イギリスでも流行っているようで、毎朝、僕たちが起きて、朝食をとりに行く時間帯にテレビをつけると、これが放送されていました。
 残念ながらポケモンのテレビ放送は見たことがないので、日本と同じ内容をやっているのか、とか、毎朝話が進んでいくのか(それとも木曜は水曜の再放送で、金曜は1年前のものの再放送だったりするのか)などは分かりません。
ユニクロ
 日本では下火になりつつあるユニクロ。僕は愛用してます。
 このユニクロのイギリス1号店が、われわれのイギリス滞在中にオープンしました。日付は覚えていませんが、まあどうせ10月1日でしょう。地下鉄などに結構広告が出ておりました。
 ガイドさんは「イギリス人もフリース着るんでしょうかねえ?」などと言ってましたが、どうなんでしょう。稲本がフリース着て帰国してきたら僕は爆笑しますが。
エスカレーター
 エスカレーター、関東は左に立って、右を歩きます。関西はその逆です。これは有名。
 ではイギリスではどうなのか!?
 イギリスも関西方式、右に立って左を歩きます。
 一時期新聞の投書欄に、「左に立つのが困難な人もいることを理解してくれ」という内容の文章が載ったこともありましたが、イギリスではそんなことを言っていられません。なにせ、エスカレーターの脇に「右に立て」と書いてあるのです。怪我か何かで右に立つのが辛い人はどうすればいいのか?そんなこと僕の知ったこっちゃありません。

 そうそう。思い出したのでここに書きます。
 ロンドンの地下鉄の駅にもミュージシャンは散見されました。どんな楽器を持っていたか忘れましたが、がんばっていたようです。
テーマソング
 テーマソング、といっても、これは非常に個人的な話です。
 なぜか知らないけどとある歌が頭の中を流れる、という経験をしたことがある方はいらっしゃらないでしょうか?
 今回の旅行での僕のテーマソングはミスチルの"優しい歌"でした。なぜこの歌が流れたのか未だに不明ですが、とにかくこの歌が僕の頭の中を流れつづけました。

 ということで、これにて終了。ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
 客観的な事実ないように誤りがあった場合は、掲示板やメールでぜひぜひご一報ください.

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