メキシコ旅行記その9(text ver.)

1月4日その3

 階段を上ると、そこには神殿群がありました。まずは、入って左手、太陽の神殿です。

 階段を上って、中に入ると…
 やはり、「T」がありました。水が大事なのはよく分かるのですが、風の神様がこれほどまでに大事にされる、というのはちょっと意外な気がします。まあ、日本でも風神は結構重宝されてるような気がしますが…。
 太陽の神殿の真ん中の部屋には、アーチのようなものがありました。建物の中にアーチがある、というのはなぜか新鮮に感じられました。アーチを覆うように神殿を造ったのか、それとも神殿の中にアーチを作ったのか、いったいどっちが先なんでしょうか。建物の中にこういうものがあると、「神殿」という感じがしてきます。よく分からない感覚ですが…。
 この神殿にあった絵は…よく分かりませんでした。左右には小部屋。何のための部屋なんでしょうか??

 さて、太陽の神殿を制覇(踏破という言葉の方がいい気もする)したので、続いては葉の十字架の神殿であります。「葉の十字架」って何なんですかね。葉でできた十字架があったのでしょうか。上部のとうもろこしが十字架を表しているのでしょうか。それとも、十字架の神殿との関連なんでしょうか。
 上るための階段は結構狭いです。よっこらせ、っと。
 時間的に、葉の十字架の神殿は日陰になっていて、涼しくていい感じでした。ということで、座って小休止。結構歩いてるよなあ。
 葉の十字架の神殿、内部構造は太陽の神殿と似ていました。ここも建物内にアーチがありました。
 構造の似た神殿が集まっている、というのは何か意味がありそうななさそうな。どうなんでしょうか。マヤの神の概念がよくわからないので、考えたところで何も浮かんでくるはずはないのですが。
 んで、上部のどっちが人間でどっちがとうもろこしなんでしょうか。素人にはちんぷんかんぷんです。事前の勉強は大事ですね。反省。
 休んでいると、バスで隣に座った人によく似た人を見かけました。全然顔の区別がつきません。
 狭い階段で、滑っておられる方もおりました。危ないですね。注意注意。
 この建物、上部の怪しげな装飾が若干気になったりします。どの程度原形を留めてこういう形になっているのかよく分かりませんが。

 で、最後に十字架の神殿。なんとなく棚田を思い出させる台地の上にそびえ立っております。ここも、内部構造は同じでありました。
 ここでも階段に座ってしばし休憩。時間に余裕があるのでゆっくりいきます。旅は長いのです。
 くたくたになりつつも(いかんせん朝食抜きなのであります)、3つの神殿制覇。スタンプラリーか何かやってくれないものでしょうか。
 そうそう。周りの人を見ていて思ったのですが、結構サンダル履きの方が多いです。転ばないのでしょうか。みんな運動神経がいいんでしょうね。はぁぁ。

 さて、再び低地に戻ります。次なる目的地は北のグループ。最初に「きたのぐるーぷ」を変換したら北野グループになりました。たけし軍団がいそうだな。
 そして、北のグループへ行く途中に、museoへ行く道との分岐点があり、そこにトイレがありました。ちょうど便座がついていたこともあり、ふんばってみました。なんでこんなくだらないこと書いてんだろ。

 で、北のグループです。名前にやる気が感じられないのは気のせいなのでしょうか。まあ、多分まだ発掘が進んでおらず、このグループの神殿等の役割がよく分かっていないのでしょう。地球の歩き方にも説明ないし。
 広場で、輪になって踊っておられる方々がおりました。神に対するお祈りなのか、それとも単に町内会?の旅行でここを訪れて踊っているだけなのか。僕にはわかるはずがありません。あまりジロジロ見るのもよくないですしね。テレビの旅行番組ならば混ぜてもらって踊っていたことでしょう。
 巨大な建物の下部には絵があり、ロープで守られておりました。ロープで守られている、ってんだから価値のある絵なのでしょう。建物の下部にある、というのは珍しいのではないか、と思ったりなんかするのですが、どうなんでしょうか。もしかして、別の所から見学者用に持ってきたりしたのでしょうか。
 いい加減疲れ果てていた僕は、ここでは神殿に上らず。やはり朝食はとらないとだめだー。

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