メキシコ旅行記その28
1月7日その2
さて、いったん荷物を置いて、再びソカロ。初日にウォーキングツアーでまわったところをもう一度まわることにします。
州庁舎内に入ります。1階の絵はかつてのメリダ。
ここでいったん外に出て、公園からまわりをぐるぐる。
そして、再び州庁舎。今度は2階。で、非常に有名な絵を見ます。なんといいますか、色遣いが非常に生々しいです。描いた人の思いが込められていて、鬼気迫るものを感じます。
州庁舎を出て、本屋に入って面白そうな本がないか物色し(ここでチチェンで買った本の最新版発見)、店を出て通りを歩いていると……。
いきなりおばさんに声をかけられました。日本でも道を歩いていて他人に会うことを想定していない男が、異国の地でそんなことを想定しているはずがありません。一瞬、反応が遅れました。が、おばさんの横にいた青年を見て、すぐに思い出しました。
一昨日のウシュマルツアーで一緒になった親子(?)だ!!
息子さん(といっても多分僕より年上)は、耳に補聴器をつけておられたので、記憶にあるのです。いやぁ、まさかこんなところで再会するとは。息子さんとがっちり握手をして別れました。思わぬ再会にうきうきしてしまったのでした(もしおばさん1人だったら確実に誰だか気付いてなかったであろうことは闇に葬っておきます)。
州庁舎の絵 奥は昔の教会です |
カテドラル | 真ん中は鷲 鷲はメキシコの国鳥でもあります |
鷲 | ソカロ 国旗が立ちます 奥が州庁舎 |
モンテホの家 | モンテホの家の装飾 | なかなかに印象的な絵画の数々 | ||
なかなかに印象的な絵画の数々 | ||||
なかなかに印象的な絵画の数々 |
そんなこんなで、メリダの街ともお別れの時間がやって参りました。チェックアウトを済ませ、タクシーに。
(安いだけあって)時間の半端な飛行機なので、もうちょっと街中をプラプラしてもよかったのですが、フロントが勝手にタクシーを呼びそうな勢いだったので、素直に空港に向かうことにしました。
空港へのタクシー代は$80。
メリダ空港はとてもきれいです。さすが観光地の空港、とでもいうべきでしょうか。
空港内にはchapel(教会)がありました。今まであまり意識したことがなかったのですが、キリスト教圏の国の空港には常設されているものなのでしょうか??
Aero Californiaのカウンター受付のおじさんは全てスペイン語でした。まあ、ゲートと時間が分かれば何の問題もないのでありますが。
ゲートはAとBの2つです。時間は早かったのですが、とりあえず出発カウンター周辺には何もないので、上に上がることに。確かブーブーゲート(金属探知機)はエスカレーター登った所にあったんじゃなかったかと思います。またベルトがひっかかりました。ホント、成田はどうしようもないですな。
で、出発ロビーのお店は半分くらい閉まっておりました。時間の問題なのか、時期の問題なのか、それとも他に理由があるのか…。国際線接続の飛行機もあるので、免税店もありますね。
しばらくぼーっとしていると、飛行機の時間が近づいてきたので、ゲートへ。
あれ。ブーブーゲートの位置が移動してる。どうやら、先程のゲートはゲートB向けの位置だったようで。ん?ゲートBから乗る人がゲートA向けの位置にあるときに潜入したらどうなるのでしょう?文系には仕組みが分かりません。
2回続けてベルトで引っかかるのも芸がないので、今度はベルトを外しました。が、バッグの中身に関心を持たれました。どうやら、ペンケースの中に入れていた時計(のベルト部分)に興味を抱かれていたようです。まあ、特に問題なく突破。
さらに進むと、今度はパスポート提示を求められました。厳重ですね。もしかしたら怪しい日本人がいるからしっかりチェックしろ、という情報でもまわっていたのかもしれません。まあ、厳重なのは安全さの裏返し(危険さの裏返しでもある気がしますが)。結構結構。
あと、メリダ空港には飲用水が置いてありました。毒物入れ放題な感じでした。まあ、そんなアホなことを考える奴はNPくらいしかいないのでしょう。いいことです。
案内画面は2つあって、出発・到着の切替え式。普通に2つ並べればいいのでは、と思ってしまうのは文系人間の悲しさなのでしょうか。
搭乗方法は、一度地面に降りて階段登る方式。荷物がある人は大変だろうな、とか、足腰悪い人は大変だろうな、という疑問もありましたが、昔の飛行機ってみんなこんなかんじだったんだよね。
メリダについて追記。
中心部にはコンビニ(セブンイレブン、OXXO)があります。僕がよくお世話になったのはOXXOでした。OXXOの店員のにーちゃんはとても気のいいノリノリの人でした。ラテンのノリ、ってやつでしょうか。よく分かりませんが。
コンビニはちゃんとエアコンが効いておりました。観光地でも、パレンケではエアコンが効いてる店がなかった(あったのかもしれませんが、とりあえず発見できず。通り沿いのスーパーもエアコンなし)のとは対照的です。まあ、観光地の規模が違うのですがね。
コンビニには、「和」と書かれているスナック菓子がありました。中身は特に日本的ではなさそうでしたが…。日本の意味で「和」を使ってたのかも分かりませんが。
水曜日は、市庁舎の前に人だかりができておりました。なんでも、毎週水曜日は周辺のマヤの村から人が集まってくるらしいです(僕に英語の聞き間違いがなければ)。何をやってるのかは聞きませんでした。
いや、ね。いい街でした。ほんと。観光地なんですが、どうしようもないほど観光地、ってわけでもなく。治安もよさそうでしたし(もちろん、観光地である以上何らかの人はいるのでしょうが)。すっごくいい雰囲気でした。暇さえあれば長居したかった街です。安い宿もたくさんありそうだし。街ももっと探検しがいがありそうですし。またいつか、暇があったら行ってみたいです。はい。