メキシコ旅行雑記
イギリス旅行記同様、適当に思いついたことを書きます。
公式飲料
今回の旅行で、僕が最も飲んだ飲み物は…言うまでもなく水なんですが、最も金を使った飲み物は、おそらくヨーグルト飲料です。ということで、メキシコ旅行の公式飲料はヨーグルト飲料に決まりました。
日本にもありますね、飲むヨーグルト。あれの、もうちょっと固体度が強化された感じのヨーグルト飲料が、あちこちで売られておりました。店の中で割かれているスペースも結構大きかったので、メキシコの方もよく飲まれるのでしょう。実際に飲んでいるところはほとんど目撃した記憶がないですが。
純粋なヨーグルト味のものもあったのかも知れませんが、多くはフルーツ味(イチゴとかバナナとか)のものでした。中には、麦?か何か、穀類が入っている種類のものもありました。
なぜこれを飲みまくったか、というと、水ばかり飲んでいると若干糖分が恋しくなる。かといって、コーラを飲む気分でもない、というときに、これがちょうど良かったのです。ついでに、カルシウム源としても重宝させてもらいました。
値段は1本100円前後(「後」の方が強い)。安くないです。高いです(街中で飲んでる人を見かけなかった理由もここでしょう)。が、まあ日本と比べたら安いしね。
入れ物はプラスチック容器。さっきサンクスで見かけた森永の飲むアロエヨーグルトみたいなやつに近い大きさと材質です。
ちなみに、シェアはおそらくダノンが圧倒的。ただ、まちなかで何度かヤクルトの広告を見かけました。
あと、全然関係ないですが、ポカリ(アクエリでもいいんですが)の粉を持っきて水に溶かせばよかったかな、とちょっと思いました。でも、生ぬるいポカリスエット飲むのもなぁ、ということで、まあ持ってこなくて正解だろ、という結論に至りました。
地下鉄
本編にも書きましたが、メキシコシティの地下鉄は結局危険なんでしょうかね?
ネットを見てると、やはり被害に遭われた方もおられますし、僕がネット上で見たサイトの数を考えたら比率としてはやっぱり多いと思うので、やっぱり危険なんでしょうね。
でも、まあ必要以上に警戒してもどうしようもないしなあ。
とりあえず、僕は鞄は前に(でも、混んでる電車で鞄を前に持つのって、日本でもあたりまえだよな)、混んでる電車は飛ばす、家族連れの近くへ、くらいの自己防衛はしましたが、まあこんなん防衛のうちに入らないですよね…。
まあ、僕の運がよかっただけなのかどうかはよく分かりません。あと、防御、という観点からはもしかしたら一人旅の方がいいのかもしれません。
ただ、雰囲気は特に危険とはいえませんでした。雰囲気、という点では、ニューヨークの地下鉄の方が危険な香りがしました。
ちなみに、YHで同室した例のメキシコ人大学生も、「メキシコの地下鉄は安い・安全・電車が多い、という三拍子揃ったすばらしい地下鉄だ」と自信満々に言っておりました。実際その通りだと思います。もちろん、「安全」に関してはよく分かりませんが、ただ「スリの全くいない電車」などという物は現実問題として存在しえないことを考えると、十二分に「安全」といえるのではないでしょうか。
ちなみにその2。車内放送はありませんでした。駅の構内放送も確か聞かなかったと思います。ま、別にあったところで何て言ってるか分からないからいいんですが。
その3。電車には障害者・妊婦・老人等々のための椅子、まあ日本で言うところのシルバーシートがドア付近にありました。海外の電車でこの手の椅子を見たのはこれが初めてのような気がします。
その4。これも有名な話ですが、電車の中には様々な売り子氏が現われ、商品を販売していきます。商品は文具・パズル・光るヨーヨー・CD等、多岐にわたっておりました。
その5。基本的に地下鉄はそんなに深くを走ってませんでした。ただ、比較的新しくできた路線に乗ったら深いのかも知れません。そして、郊外に出ると地上を走行することになります。都市機能が発達したところに後から地下鉄ができるか、地下鉄に沿って都市機能が発達したか、という順番の違いなんでしょうね。路線の半分くらい地上を走っているものもありました。そうなるともはや「地下鉄」という形容はふさわしくないのかもしれません。素直にメトロと呼んでおくべきかな。
そして、多分深くを走らせたくないのと同時に、無駄な距離を走らせたくないからだと思うのですが、乗り換えのために歩く距離が長いです。路線を通すにあたって乗り換えの便宜の重要性は低いんでしょうね。ま、別にそれでいいと思いますが。
その6。これも有名な話ですが、地下鉄の駅にはそれぞれ絵がついています。まあ、一般的に言われているとおり、文字が読めない人のためなのでしょう。僕にはよく分からない絵も多いですが、地元の人には意味がわかるのでしょう。
その7。時刻表は多分存在しません。必要性がないのでしょう。基本的に3分待てばやってきます。たまに5分以上待たされることもありましたが…。そういう電車は混んでいるので、一本飛ばして乗ってました。
その8。駅で何の説明もなく(車内放送の不存在・あったとしてもどうせ意味が分からない、ということは上述の通り)数分停車することがありました。なにかトラブルがあったのか、時間調整なのか、運転手が一服してるのかはよく分かりません。
その9。とりあえず、僕が乗った限りでは人身事故はありませんでした。いや、なくて当然なのですが。今日も中央線が止まったのでねぇ。まあ、カソリックの国なので、自殺する人はいないでしょうが…。
その10。そういえば、駅のホームで警官を見かけることはありましたが、駅員って改札・切符売り場以外で見た記憶がないような。もしかして警察官に見えたのが駅員さんだったんですかね?それとも駅員さんが普通の格好してたので見分けがつかなかったんでしょうか?
その11。ホーム表示は電車の終着駅で表されます。日本のような「1番線」「2番線」という概念はおそらくないのではないかと思われます。また、乗り換えは当然路線名で表示されるわけですが、路線は「LINE1」やら「LINE2」やらといった数字と、路線ごとの色で表されているので、言葉が分からなくとも全く困りません。ってか、考えてみたら「文字が読めない人のために駅名に絵をつける」のであれば、路線名には絵はいらんのか、という疑問も出てきうるような気がしますが、色と数字(A・B路線もありますが)で識別できる、ということなのでしょう。色盲の方は苦労しそうな気もしますが。まあ、下手に「丸ノ内線」とかいった名前をつけられるよりは旅行者には分かりやすいです。
その12。駅には地下鉄路線図・当該路線の駅表示は当然あります。また、出口付近には周辺地図もあります。が、見た感じ、駅の構内図がありませんでした。また、出口には一応名前がついてはいるようですが、あまり目立ってなかったような気がします。これは単に僕があまりよく見てなかっただけかも知れませんが。あと、駅にトイレがなかったような。ま、下手にトイレを作っても、治安が悪化して誰も使えなくなるだけだから別になくてもいいんでしょうが。
その13。駅にゴミ箱がなかった気がします。売店(ピザ屋とか)にゴミ箱があることはありましたが。
ピザ
白馬の公式ピザチェーンはピザハットです。
誰が決めたわけでもないのですが、とりあえず僕の中ではそういうことになっております。なぜか、というと、まあ某会員と非常に訳ありな関係があり(アメリカ旅行記参照)、そんでもってアメリカとイギリスで行ったからであります。イギリスは白馬と関係ないだろ、という突っ込みに対しては、「イギリスで行ったのはアメリカで行った影響があったからであり、白馬とは一応関係あるのだ」という訳の分からない理由付けでごまかしておきたいと思います。
さて、メキシコにピザハットはあるのでしょうか。とりあえず、僕の目には入ってきませんでした。もちろん、あるかないかは特に調べてないので分かりません。おそらく、アメリカとの国境付近に行ったらたくさんあるのでしょうね。
では、どこが多いのか、というと、もちろん個人営業とおぼしきところも多いのですが、ドミノです。ドミノピザは至る所で見かけました。
トイレ
これまた非常に有名でありますが、メキシコのトイレはトイレットペーパーであっても流してはいけないルールになっていることがとても多いです。水圧が低いため、というのが理由のようです。で、よくわからないのですが、とりあえず個室の中にくず入れのようなものがある場合は使用済トイレットペーパーはそこに入れるべきなんでしょう。
で、当然生じる懸念としては、「トイレはとてつもなく臭いのではないか?」ということがあったのですが、全然そんなことはありませんでした。いや、トイレ独特の臭いは、出てくる物が(食べ物によって多少の差異はあるとはいえ)基本的に同じである以上、そりゃ当然あるわけですが、「トイレットペーパーはくず入れに」システムを採用していることによってプラスαの臭いが発生している、という現場には遭遇しませんでした。たまたまかもしれませんが。
さて、トイレットペーパーですが、当然、と書いてしまうと怒られるかも知れませんが、ない場所もあります。また、個室にトイレットペーパーがくっついているのではなく、入口脇にくっついていて、個室に入る前に必要量をとっていくシステムのものもありました。とりあえずTAPOの2階の有料トイレはそんなシステムだったと記憶しております。また、入口におじさんがいて、チップと引換に紙をくれる、というパターンもありました。そういうケースでは紙は1回分しかくれないので、紙不足に陥る場合もあるわけですが、まあそういうときは自分で持ってきた紙を使ってました。
便座ですが、これまた当然、とか書くと怒られそうですが、無い場合もあります。どうするのか、というと、僕は緊急事態にトイレに駆け込むことはしなかったので、便座のないトイレで大きな方を処理することはありませんでした。女性の方なんかは慣れるまで大変なんではないでしょうか。それにしても、入場に$2要求するトイレで便座がなかったりするとちょっとむかっときてしまいます。
また、小便器(男性用)は普通の小便器だったのでありますが、1つ1つの便器の間に敷居がある場合が多かったような気がします。小便器の水は赤外線自動タイプ・ボタンを押すと出るタイプ・蛇口をひねると出るタイプと様々でした。特にどのタイプが多い、というわけでもなかったように記憶しています。日本の駅などでよく見かける一斉水出し型の小便器は見なかったような気がします。
トイレは当然(と言ってしまっていいのでしょうかね?先日ドイツの温泉は基本的に混浴、という話を聞いたんですが、トイレが混合、という国があっても不思議じゃないですよね)男女に分かれています。が。男・女はまあありがちな絵で表示されているのですが、色は特に決まっていません。まあ、男が青で女が赤、というのはどこからどう発生した文化なのかもよく分かりませんが、とにかく男も女も赤の絵だったり、両方とも青の絵だったりすることがあります(男が赤で女が青、といったトイレはさすがに見かけませんでした)。で、男の絵もなんか見方によっては女に見えなくもなかったりするので、入口が並んでいれば別に問題ないのですが、男女の入口が離れている場合は「果たしてこの絵は男を示しているのか」を確認するために裏に回ってもう1つの絵を確認、なんつー手間をかけなきゃいけなかったりしました。いや、間違ったら「ごめんね」で済ませてもいいんですが、NPは小心者なのです(ついでに言うと、「ごめんね」に相当するスペイン語が分かりません)。
あと、男女表示に絵だけでなく文字も使っているトイレは少なかったような気がしました。これは識字率との関係なのでしょうか。
たばこ
喫煙者はほとんど見かけませんでした。お金のない人は手が出せない、ということなのか、反たばこ教育が行き届いているからなのか、喫煙者の迫害度が半端ではなく路地裏のさらに裏でこそこそ吸っているからなのか、タバコ税がとてつもなく高いからなのか、路上で吸ったらとんでもない刑罰が科されるからなのか、よくわかりません。駅などでは売られてたから、まあ喫煙者はそれなりにはいるのでしょう。ま、僕は非喫煙者なので、その点では快適でした。
自転車
この国では(といっても見たのは3箇所だけですが…)、自転車というものをほとんどみかけません。と書くとやや行き過ぎのような気もしますが、それにしても自転車は少ないです。
メキシコシティのレフォルマ通りなどには自転車用の道も用意されてはおりましたが、結局通行車両はみかけませんでした。ま、パレンケなんかは街も小さいし坂も多いので自転車は不便でしょうが。人口比、と言う点ではメリダが今回訪問した中では最も自転車の数が多かったような気がしますが、それにしてもたかがしれております。
ちなみに、YHのメキシコ人大学生は自転車で大学に通うことを主張したところ、危険だから、ということで親に反対されたそうです。危険、というのは、乗用車の運転手が普段から自転車と共に走り慣れていないために危険、ということだそうです。う〜ん、確かにそういう意味では危険でしょうね。特にメキシコシティは運転荒い人(ってかタクシー)多いし…。
メリダのショッピングセンターでは自転車も売られておりましたが、見たところ値段は1万円ちょっと〜ということで、性能はよく分かりませんが、値段そのものは日本とそれほど差がないのではないかと思われます。
あと、三輪車を使って屋台をひいている方もおられました。
また、考えてみたら単車の数も少なかったような気がします。こっちはあまり意識してなかったからよく分かりませんが…。
タクシー
メキシコシティのタクシーの評判はすこぶる悪いです。運転面の荒さもそうなのですが、ここで問題なのは安全面。流しのタクシーは決して乗ってはいけない!と、くどくどとガイドブックに書かれております。ここまで書かれると、小心者のNPは怖じ気づいて流しのタクシーには近寄らなくなります。
さて、それはそうと、事前情報では、赤いタクシーがシティオ、緑のタクシーがリブレ、リブレの中でもフォルクスワーゲンのビートルは危険きわまりない、とのことでありました。が。…あのぉ、赤いくせにリブレを名乗ってる奴がたくさんいるんですが…。どう扱えばよいのでしょうか??
ま、小心者危うきには近寄らず。結局メキシコ旅行でタクシーを使ったのは空港がらみのときだけでした(まあ金をケチった、って側面が大きいのですが)。
でもまあ、見たところ、皆さん普通にタクシーを利用しておられました。実のところ、どうなんでしょうね。ま、この辺は自己責任ですな。
スペイン語・英語
まあ、旅行記本編をお読みいただければ分かるかと思いますが、NPはスペイン語はてんでだめなのであります。昔、ちょびっと勉強したことがあるので、数字や簡単な挨拶はできます。が、文法からしっかり習ったことはないので、定型文句以外の文章は全くいえません。
これと逆なのがフランス語でして、こっちは文法から習ったことはあるのですが、ろくに勉強したことがないので、単語量は著しくスペイン語に劣りますが(例えば数字は1〜6までしか言えない)、文字をみて発音したりするのはできますし、動詞の活用も少し覚えてます。
ま、早い話、どっちもろくすっぽダメだ、ということです。
さて、メキシコですが、英語が全然通じません。最初は疑問でした。なんせ、アメリカの真下にある国です。観光収入のかなりの部分をアメリカ人旅行者が占めてると思われます。とすれば、少なくとも観光客が来る所の人であれば、初歩の英語くらいできたっていいはずです。初歩、ってのは挨拶や頻出単語(職業によって異なる)ってことです。なぜか英語ができないできないと言われ続ける日本人ですが、最低限の英語ならみんなできます(日本の日常会話で英語が使われているのもありますが)。
んで。理由が分からなかったんですが…あるときふと思いました。考え方が逆でした。
そう、アメリカ人がスペイン語できるんですね。なんでこんな基本的なことを忘れてたんでしょう。
アメリカは、学校にもよるみたいですが(最近はドイツ語をやるところも多い、とGordonが言ってました)、基本的に外国語としてスペイン語とフランス語の選択だと思われます。選択比率がどの程度のものなのかは分かりませんが、相当数の人が早いうち(僕が通ったことのある小学校では6年次)からスペイン語を習ってるわけで、メキシコ人が英語を話さなくても、アメリカ人がスペイン語を話してくれるのです。
だからどうしたのか、というと、それでもやっぱりメキシコ人は(観光客が来そうな施設で働く人は)もうちょっと英語話してね、ということです。
犬
メキシコにも犬はいます。公園のような場所では犬と散歩している方もおられました。
遺跡などでは犬が放し飼いになっている、のか、単に野良犬なのかはよく分かりませんが、とにかく結構犬がいます。暑いからか、日陰で休んでたりするケースもありました。
で、メキシコの犬、狂犬病は大丈夫なんですかね?NPは小心者なので、犬が接近するたびに結構怯えてたのですが…。1月3日のトラテロルコ見学後、公園で小休止していたときには、散歩中の犬が近寄ってきたときに過剰反応して、飼い主に思いっきり笑われました。恥ずかしー。
あ、別に犬嫌い、ってわけではないですよ。飼ってないけど。
犬に比べて、猫ってあまり見なかったような気がします。気のせいかな?
あと、鳥も危険、と、度々いわれますね。小心者のNPは当然鳥にも怯えてました。でも、犬ならともかく、鳥に狙われたらひとたまりもないよなあ。
あいさつ
街で普通に挨拶するとき、英語では"Hi"という言葉をよく使います。勝手に断言すると怒られそうですが、とりあえず、僕は、例えば店で店員に挨拶するとすれば"Hi"と言いますし、店員さんも"Hi"と言ってきます。サンプルが少ないので一般的にそうなのか、と言われると困ってしまいますが、まあ英語に関してはそういう印象が強いです(オーストラリアではそうでした)。
で、英語の"Hi"に相当する言葉は"Hola"である、と思ってました。今考えてみると、そんなこと書いてある本などなかったような気がしますが、まあなぜかそう思っていたのであります。
しかし、どうも"Hola"という挨拶を耳にしません。実際、初めて"Hola"という挨拶を耳にしたのは、UxmalツアーでFrancisco達が車に乗ってきた時だったと記憶してます。他は、基本的に"Buenos Tardes"だったのです。"Hi"と"Hola"の対応関係、"Hola"と"Buenos Tardes"の使い分けはいったいどんな感じなんでしょうかね?
あと、日本で"Hi"に対応する挨拶ってなんでしょう??「やあ」はちょっと違うし…(あ〜るの「やぁ」は近いような気もする)。敬語文化の違いがあるから対応する言葉がないのかな?
メモ
今回、旅行中にちょびちょびメモをとりながら旅してました。
メモを頼りにすれば旅行記もとっとと仕上がるだろ〜という読みでした(高崎・宇都宮はメモをとってたにも関わらずとんでもなくアップが遅れたんですが…)
結果、メモがあるので書くことが多く、結局仕上がりに時間がかかる点ではあまり変わらず…。ま、書き忘れが減った点はよかったのかな?
ちなみに、ペンは3本持っていったのですが…1本目はパレンケで、2本目はチチェンで行方不明に。3本目は残量が少なく、帰りのメキシコシティの空港でおじさんにペンを貸したときには既に出ず、おじさんも残念そうにしてました。
そして、アメリカの入国カード・税関カードは、マジックの極細部分で書くことになったのでありました…。
バンプ
道路上のバンプ、というと、日本では私有地(大学構内など)でしか見かけないのですが、メキシコにはたくさんありました。
で、アメリカではバンプというと幹線道路から一本奥に入った生活道路にあるイメージだったのですが、メキシコでは、幹線道路(おそらく国道…国道システムは世界中にあるのか知りませんが…)にもありました。幹線道路が市街地を通過するときなんかには、度々ガッタンとかガタガタとかやってたような記憶があります。まあ、人気のない地帯(森の中など。動物はいそうですが…)を抜け、民家の中を通るときには、そのままのスピードで突っ走られたら危なくて仕方ないですからね。
で、バンプなんですが、アメリカで見たことがあるのは黄色く塗られてタイヤ1個分くらいの幅のやつだけなんですが、メキシコはバリエーションに富んでおりました。もちろん、アメリカ的?なものもありましたが、もう少し幅が広く、しかもバンプの表面をギザギザが走っていて、色も紅白(はげてる場合もおおいですが)なやつ(上記の「ガタガタ」はこのタイプ)が散見されました。バスでうとうとしてるときにガッタンとかガタガタとかやられると、目が覚めますね。ま、熟睡状態では別に問題ないですが。
携帯電話
日本では今や持っていない人の方が少ない携帯電話。メキシコでも大勢の方々が所有しておられます。
YHでメキシコ人学生に「携帯を見せてくれ」と頼まれたので、携帯を見せました。「さすが日本の携帯は小さいな!」と言われたのですが、NPの携帯は未だにJ-PHONE表示があるやつでありまして、現行機種の5世代前(旅行当時は3世代前でしたが、書いてるうちにさらに世代遅れに…)のものだったりします。カメラもついてません。テレビもうつりません。ということで、小さいのも当たり前。こうしてまた間違った日本文化が世界に発信されていく訳なのですね。
さて、メキシコ人学生が持っていた携帯はノキア製でした。折りたたみ式ではなく、見たところ太くて短い感じ。なんか響きが卑猥だな。個人的にはvodafoneのプリペイド携帯(エンジョルノでしたっけ?)を思い浮かべたんですが、思い浮かべたはいいものの、そのプリペイド携帯を持ったことがないので比較つきません。
電車などで見ていた限りでは、折りたたみ式携帯をお持ちの方も多数おられたようでした。ただ、ストレートタイプのシェアは日本に比べて圧倒的に高いと思われます。
ちなみに、電車の中で会話してる人も当然いました。今ふと思ったんですが、メトロは半分地下に潜ってますね。地下でも携帯通じてたのかな?それとも、僕が喋っているのを見かけたのは地上部分を走っているときだったのかな?ま、もしかしたら、地下でも、駅だけでなく、電車通行時にも電波が入るのかも知れない、ということです。よく覚えてないなら書かなきゃいいんでしょうが。
ついでに。メキシコ人学生の話によると、嬉しそうに携帯電話にストラップをつける文化はメキシコには存在しないようであります。
エスカレーター
地下鉄の駅にはエスカレーターがついている、ことがあります。改札階とホームを結ぶ場合と、改札階にいて線路をくぐる場合がメインでした。改札階〜地上を結ぶエスカレーターには乗った記憶がありません。
また、のぼりのエスカレーターしかないケースも非常に多かったと記憶しています。特に線路をくぐる道では、のぼりのみエスカレーターがついているケースしか目撃しませんでした。日本では、新聞の投書欄に「脚の悪い人はむしろ下りが大変。のぼりエスカレーターしか設置しないのは健常者視点からしか物事を見ていない証左」なんてのが載っていましたが(最近は見ませんね。10年近く前は何回か見ましたが。単に下りのエスカレーターが増えたからかな?)、メキシカンはこのあたりどうなんでしょうか。
んで、エスカレーターの乗り方ですが…違和感を覚えた記憶がないので、歩く人は右、止まる人は左、だったんではないかと思います。もしかしたら止まることは許されていなかった、あるいは、エスカレーター上で歩くことは許されていなかった、のかな??覚えてないなら書かなきゃいいのは分かってます。はい。
文明の利器
観光地で周りを見ていた感じでは、多くの方々がデジタルカメラ・デジタルビデオカメラで撮影されておりました。しっかりと見てたわけではないのですが、フィルムカメラや旧式のテープ型ビデオのシェアはかなり落ちているように思いました。
デジカメ等は、日本で使われているものと外観上はあまり違いはありませんでした。違いを出す必要などどこにもないんですが。メーカーまでは確認できず。
髪型
メキシコで気になったことがあります。男性の髪型です。前髪を前に垂らしている人がほとんどいないのです。ほとんど、というぼやけた書き方をしましたが、はっきり言って皆無と言っても過言ではないくらいに少ないのです。今回は街中でほとんど写真を撮らなかったので、なんとなく写ってしまった一般人、というのは非常に少なく、改めて確認するのは困難なのですが、とにかく髪を固めてオールバック状にしている人ばかりでありました。流行なんでしょうか。それとも、「髪を前に垂らした男は呪われる」という言い伝えでもあるのでしょうか。ま、僕はいつも通り前髪を前に垂らしてましたが。
日本語
観光地の売店に行くと、まあかなりの確率で日本語で話しかけてくる店員さんに出会えます。まあ、これは金持ちジャップの宿命。旅先で日本語を聞くのも、なんとなく嬉しいものであります。
なのですが、観光地ガイドブックは、スペイン語、英語の他に、フランス語、イタリア語、ドイツ語のものが散見されただけで、日本語のものは見あたらなかったように記憶しています。日本語の出版は面倒、翻訳者が少ない、そもそも需要が少ない、等々の理由が考えられますが、どうなのでしょうか。
明るさ
旅行記作るために、デジカメで撮った写真を見てて思うのですが、場面場面で明るさが全然違いますね。
これはオーストラリアでガイド氏に言われたことで、多分オーストラリア旅行記に書くと思いますが(オーストラリア旅行記を書くのか、書けるのか、という疑問はさておき)、「空の色」が日本とオーストラリアでは違うと。普段あまり空(夜空ならまだしも、青空は特に)を気にしない引きこもり現代人なNPは、空の色を気にしたためしがないのですが、こうして写真を見ていると、多分メキシコの空の色も違ったんでしょうね。
(無駄に)たくさん写真を撮りましたが、場面ごとに明るさが違うのはなんかいい感じです。