2005年度白馬賞
賞 | 受賞者・馬 | その他の得票者・馬 (太字は複数票入ったことを、 灰色はノミネートされるも得票ゼロだったことを表す) |
||
馬事文化賞 | ディープインパクト 三越JRA展 |
該当なし | ||
優秀騎手賞(勝利度数部門) | 内田博幸 横山典弘 |
|||
優秀騎手賞(勝率部門) | 武豊 | 内田博幸 | デザーモ | |
優秀騎手賞(賞金部門) | 福永祐一 | ルメール | ||
騎手大賞 | − | |||
特別騎手賞 | 横山典弘 | 本田優 | 田中勝春 | 福永祐一 |
最優秀障害騎手賞 | 白浜雄造 | 該当なし | ||
最優秀新人騎手賞 | 分からない | 名古屋の女性騎手 | 該当なし | |
最劣等騎手賞 | デザーモ | ペリエ | 石崎隆之 | 該当なし |
武豊 | ||||
最劣等新人騎手賞 | 分からない | |||
優秀調教師賞(勝利度数部門) | 瀬戸口勉 | 川島正行 | 分からない | |
優秀調教師賞(勝率部門) | 川島正行 | 音無秀孝 | ||
優秀調教師賞(賞金部門) | 角居勝彦 | 瀬戸口勉 | 分からない | |
調教師大賞 | − | |||
特別調教師賞 | 森秀行 角居勝彦 |
瀬戸口勉 | ||
最優秀新人調教師賞 | 矢作芳人 | |||
劣等調教師賞 | 藤沢和雄 | 該当なし | 分からない | |
最優秀生産者賞 | ノーザンファーム | 西山牧場 | パカパカファーム | 該当なし |
最優秀馬主賞 | 金子 | |||
カムバック賞 | ハタノアドニス | 該当なし | マスカットワイン | サンライズペガサス |
ファミ | ||||
裏切り賞 | シーチャリオット | ディープインパクト | 福山競馬場 | 該当なし |
引退特別賞 | ナムラコクオー 徳吉孝士 岡部幸雄 |
マスカットワイン | タップダンスシチー | |
お笑い大賞 | マカイビーディーヴァ 矢部美穂 |
マスカットワイン | 9月の頭の障害で逆走した馬 | |
フェアプレー賞 | 石崎隆之 | 該当なし | ||
ラフプレー賞 | 有馬でリンカーンにムチ入れた奴 | 該当なし | ||
ベストレース賞 | 第25回ジャパンカップ | 若駒S | 高松宮記念 | 宝塚記念 |
アメリカンオークス | 赤木雷神杯優勝戦 | オークス | ||
年度代表馬 | ディープインパクト | シーザリオ | ハーツクライ | |
最優秀2歳牡馬 | フサイチリシャール | アドマイヤムーン | ドリームパスポート | 知らない |
サクラメガワンダー | ||||
最優秀2歳牝馬 | ダガーズアラベスク | テイエムプリキュア | アルーリングボイス | 該当なし |
最優秀3歳牡馬 | テイエムドラゴン ディープインパクト |
シーチャリオット | ||
最優秀3歳牝馬 | シーザリオ | ラインクラフト | ケンセイフジ | |
最優秀4歳上牡馬 | ハーツクライ | 該当なし | ハットトリック | |
最優秀4歳上牝馬 | スイープトウショウ | ヘブンリーロマンス | ||
最優秀高齢馬(7歳以上馬) | タップダンスシチー | ハートランドヒリュ | ナムラコクオー | |
最優秀セン馬 | サイレントウィットネス | カラジ | ブルーイレヴン | |
最優秀障害馬 | テイエムドラゴン | 分からない | ||
最優秀ダート馬 | アジュディミツオー メイショウボーラー |
シーチャリオット | カネヒキリ | タイムパラドックス |
シーキングザダイヤ | ストロングブラッド | |||
最優秀短距離馬 | サイレントウィットネス ハットトリック |
アドマイヤマックス | ブルーコンコルド | |
最優秀父内国産馬 | シーザリオ | カネヒキリ | ||
最優秀持込場 | 分からない | 該当無し | ||
最優秀外国産馬 | シーチャリオット | 分からない | 該当無し | タップダンスシチー |
最優秀逃げ馬 | アジュディミツオー | メイショウボーラー | アドマイヤジャパン | 該当無し |
最優秀追込み馬 | ディープインパクト | ナリタセンチュリー | ショウナンタキオン | シーザリオ |
ハーツクライ | ||||
最優秀サイアー | サンデーサイレンス | |||
最優秀ファーストクロップサイアー | アグネスタキオン | クロフネ | セイウンスカイ | |
最優秀メアー | ウインドインハーヘア | ユウミロク | 該当無し | |
最優秀ブルードメアサイアー | トニービン | アルザオ | 分からない | |
最優秀内国産種牡馬 | スペシャルウィーク | セイウンスカイ | ||
特別馬賞 | ハートランドヒリュ | アイポッパー | シーザリオ |
NPのコメント
第9回目を迎えた白馬賞。
今年は1月2日に行われた白馬新年会で決定されました。参加者はS.W.、トリ、SAM、BT、長老、ファミ、そしてNP(書記)です。さらに、不参加のはなうも、項目によってはメールで投票しております。
一応ルールを確認。過半数であろうとなかろうと最多得票者・馬が受賞。最多得票が複数並んだ場合は同時受賞。但し、「該当なし」と特定の人・馬等が同数で並んだ場合、後者が優先されます。
また、今回から「分からない」という項目が追加されております。これはそのまま、「当該項目にふさわしい受賞者・馬が分からない」ことを意味するのですが、「該当なし」のように(この項目にふさわしい馬は存在しない!という)積極的な意味は持っておらず、ただ単に投票者の予習不足であることを示します。とはいえ、両者は結構ごちゃ混ぜになっている場合もあります。
なお、上記ルールの例外として、「会長特権」「書記特権」が発動される可能性があります(された場合は明示します)。
以上をふまえて、一部の項目についてコメントをつけたいと思います。コメントは完全にNPの独断と偏見に基づきます。
馬事文化賞:JRAが(胴元としての立場を忘れて)プッシュした結果、競馬に興味のない人にも有名になり、ファン層拡大に一役買ったディープインパクトと、S.W.が見に行った三越JRA展が受賞しました。
優秀騎手賞(勝利度数部門):南関で勝ちまくった内田騎手と、関東の横山典騎手が受賞。
優秀騎手賞(勝率部門):白馬では評価の低い(人によっては存在も認めていない)武豊。優秀騎手賞は2000年以来の受賞です。勝率部門の日本人受賞は同じく2000年の受賞以来。
優秀騎手賞(賞金部門):2005年はG1・重賞を勝ちまくった福永騎手が初の優秀騎手賞受賞。白馬賞自体も初受賞です。
特別騎手賞:G1で2着を連発した横山典騎手が受賞。ある意味1着を量産するよりも難しいと思います。個人的にもお世話になりました。
最優秀新人調教師賞:矢作師は白馬的に思い入れの深い調教師さんです。優秀調教師賞をとれるよう、頑張って頂きたいものです。
カムバック賞:ハタノアドニスは、個人的に走ると思ってました。馬券をとれていないのは痛恨の極みです。ファミ(白馬会員)はカムバックするたびに大きくなってる気がします。なお、実は該当無しが3票で最多得票だったのですが、NPが強権発動しました。
裏切り賞:シーチャリオットは、東京大賞典でBTの期待を思いっきり裏切りました。NPの期待も裏切りました。なぜディープを嫌う人間がシーチャリを応援するのか、人間というのは難しいものです。ディープインパクトは、有馬で負けたことが裏切りなのか、三冠とったことが裏切りなのか、どっちでしょう。NP的には後者なんですが。福山競馬場は数々の不祥事を起こしました。
引退特別賞:白馬的に大物のナムラコクオーと徳吉騎手、そして2004年度白馬年度代表馬のマスカットワインが引退しました。なぜNPが菊沢隆仁騎手を忘れたのかは謎です(まあ、票を入れるとすればやはりコクオーなんですが)。一般的にはやはり岡部騎手の引退が一番なんでしょうね。
お笑い大賞:皆の予想通り天皇賞でずっこけつつ、メルボルンCで優勝したマカイビーディーヴァ、日刊スポーツの企画で空気を読んで外し続けた矢部美穂が受賞。僕は企画の存在を知らずに有馬記念の週に日刊スポーツを買ったのでビックリしました。
フェアプレー賞:東京大賞典でアジュディミツオーをしっかりガードした石崎騎手が受賞しました。なお、これも実は該当無しの方が多かったのですが(3対4)、これも強権発動。
ラフプレー賞:有馬でリンカーンにムチを入れた奴がいて、陣営が怒っていたらしいです。犯人分かったら教えて下さい。
ベストレース賞:ジャパンカップは初受賞です。NPは今年はろくにレース見てないのでコメントつけられません。なお、ベストレースについては毎年長老も挙げているので、そちらも参照。赤木雷神杯は競艇の桐生周年G1です。
最優秀2歳牝馬:ダガーズアラベスクが受賞。ビービーバーニングのようにならないことを心から望みます。
最優秀3歳牡馬:古馬相手にG1を勝ったテイエムドラゴン、三冠のディープインパクトが票を分け合いました。
最優秀3歳牝馬:シーザリオが圧勝しました。
最優秀古馬牝馬:実は、今回唯一の8票満票です(他の満票は7票=はなう票無し)。
最優秀高齢馬:念のため書いておくと、コクオーを挙げたのは僕ではないです。
最優秀セン馬:「分からない」になりかけたのですが、サイレントウィットネスの存在を思い出したので多数の票を獲得。カラジについては、誰も確信を持ってなかったのですが、「セン馬っぽい」ということで票が入りました。実際セン馬でしたね。
特別馬賞:最多出走記録を更新したハートランドヒリュ。過去に例のある三冠よりも新記録樹立の方が価値がある、というのはまあ言い過ぎだとしても、立派な記録だと思います。アイポッパーは見事豪G1で連対を果たしましたが、全く注目されませんでした。
年度代表馬:白馬の良心が勝った、ということでしょうか。4対3対1でした。