2010年度白馬賞

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NPのコメント

　第14回目を迎えた白馬賞。
　権威は後からついてくる！をモットーに今年も決定です。2011年1月2日，都内某所にて行われた白馬新年会にて，今年も選定されました。出席者はトリ，K氏，S.W.（途中参加），そしてNP（書記）です。加えて，年度代表馬のみSAM,はなう，BT，長老がメール投票をしております。定期的に参加者が減るのが新年会の特徴ですね。今年のポイントは，長老がいないために競馬ブックが存在しなかったことにあります（代わりにNPのノートパソコンがありましたが）。来年以降FTRで開催することも視野に入れるべきかもしれません。
　一応ルールを確認。過半数であろうとなかろうと最多得票者・馬が受賞。最多得票が複数並んだ場合は同時受賞。但し、「該当なし」と特定の人・馬等が同数で並んだ場合、後者が優先されます。
　また、「分からない」という項目はそのまま、「当該項目にふさわしい受賞者・馬が分からない」ことを意味するのですが、「該当なし」のように（この項目にふさわしい馬は存在しない！という）積極的な意味は持っておらず、ただ単に投票者の予習不足であることを示します。とはいえ、両者は結構ごちゃ混ぜになっている場合もあります。
　なお、上記ルールの例外として、「会長特権」「書記特権」が発動される可能性があります（された場合は明示します）。

　以上をふまえて、一部の項目についてコメントをつけたいと思います。コメントは（白馬の総意とは関係なく）完全にNPの独断と偏見に基づきます。関係者の皆々様におかれましては，コメントに対して深く突っ込まないようにお願いいたします。

馬事文化賞：広島市郷土資料館で開かれた（執筆時点ではまだ開催中のはず）「広島の競馬場」展に与えられました。福山競馬の最後のひとはな，にならないことを祈ります。詳細は矢野さんに。
優秀騎手賞：横山典騎手が怪我しなかったら史上初の騎手大賞もいけたかもしれませんが……。
特別騎手賞：幸騎手が1000回騎乗という大記録を達成。毎年年初には大連敗をする幸騎手の2011年に注目が集まります。笹木美典騎手は，レディースジョッキーシリーズのホームページからK氏が一押しした騎手です。今後皆様の受信料からなにかがおきるかもしれません。
最優秀障害騎手賞：ノートパソコンがあるのにリーディングが分からないのはこっちの検索能力の低さが原因なのか，JRAのデータ提供のあり方が原因なのか…。
最劣等騎手賞：G1で降着して第30回記念JCに泥を塗った上に，有馬でも勝てなかったスミヨンが外国人騎手としては5人目の受賞。藤田騎手は大賞典で逃げ宣言したくせに何もしなかったためにノミネート。
特別調教師賞：少しでも縁のある人がG１を勝つと嬉しいですね。
カムバック賞：もうちょっといい形でカムバックしてほしかったところですが……。
引退特別賞：個人的には角田の引退がびっくりでした。皆さんお疲れ様でした。
お笑い大賞：笑えない事件ではありますが，事件のショボさがやっぱり笑えてしまいます。
フェアプレー賞：騎乗停止になったら1000回騎乗という大記録はほぼ不可能ですからね。
ラフプレー賞：落馬事件三浦が強敵スミヨンを完封しました。
ベストレース賞：史上初のG1同着！激戦となった第71回のオークスが選ばれました。牝馬限定戦が選ばれたのは2003年以来。個人的にはスノーフェアリーのエリザベス女王杯の衝撃も忘れられないところであります。
最優秀2歳牝馬：ライステラスが気になった人は母父を見てみましょう。これ以降関係馬が次々と現われます。但し，この賞自体は順当に決着しております。
最優秀3歳牡馬：満票でした。
最優秀4歳以上牡馬：スマートファルコンが強いのは，生観戦の影響力かと思われます。3部門制覇はアサカディフィート以来のはずです。
最優秀持込馬：探さなくて済んだのは久しぶりです。
最優秀逃げ馬：浦和記念が（二重の意味で）高く評価されました。
最優秀追込馬：「これ」という馬がいない，岡部指向な1年だった気がします。
特別馬賞：9冠達成のヴァーミリアン，重賞最多勝のコウエイトライ，内国産血統を残す亡サクラユタカオー，皆様お疲れ様でした。
年度代表馬：「ブエナビスター」はSAMがメール投票した馬ですが，今年の天皇賞秋を勝った馬との関係は不明です。2.5冠馬誕生，あちこちで衝撃的なレースをしたスノーフェアリーなどもおりましたが，1年を代表するのはこれまたいろいろと話題を振りまいたブエナビスタだったと思います。

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