2016年度白馬賞
賞 | 受賞者・馬 | その他の得票者・馬 太字は複数票入ったことを、 灰色はノミネートされるも得票ゼロだったことを表す) |
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馬事文化賞 | 師匠のブログ | 藤田ななこ | 武田麗子選手 | |
優秀騎手賞(勝利度数部門) | 戸崎圭太 | |||
優秀騎手賞(勝率部門) | ルメール | |||
優秀騎手賞(賞金部門) | ルメール | |||
騎手大賞 | ||||
特別騎手賞 | 藤田ななこ 宮下瞳 |
F.Tylicki | ||
最優秀障害騎手賞 | 石神深一 | R.Walsh | ||
最優秀新人騎手賞 | 木幡巧也 | 藤田菜七子 | ||
最劣等騎手賞 | 福永祐一のスプリンター | 藤田菜七子のイギリス | 該当なし | |
最劣等新人騎手賞 | 該当なし | |||
優秀調教師賞(勝利度数部門) | 矢作芳人 | |||
優秀調教師賞(勝率部門) | 堀宣行 | |||
優秀調教師賞(賞金部門) | 堀宣行 | 池江泰寿 | ||
調教師大賞 | ||||
特別調教師賞 | 堀宣行 | John Feane | ||
最優秀新人調教師賞 | 分からない | |||
劣等調教師賞 | 該当なし | |||
最優秀生産者賞 | ノーザンファーム | 何かを見つけた | ||
最優秀馬主賞 | 里見治 | 北島三郎 | 95位の人 | 佐々木主浩 |
カムバック賞 | 福永祐一 | 該当なし | ||
裏切り賞 | 見せ場のなかった凱旋門賞 | 藤田ななこを落とした馬 | 該当なし | |
引退特別賞 | 松田博資 | 橋口弘次郎 | ウイニング競馬の鷲見玲奈 | ホッコータルマエ |
お笑い大賞 | 東京大賞典に来ていたTIM エルドリッジが先行した1000万下 |
該当なし | ||
フェアプレー賞 | 戸崎圭太 | 寝てる | ||
ラフプレー賞 | 浜中俊@マイルCS | |||
ベストレース賞 | ネオスターダムの幕張S エイシンヒカリのイスパーン賞 |
東京大賞典 | ||
年度代表馬 | サトノダイヤモンド | サウンドトゥルー | キタサンブラック | モーリス |
最優秀2歳牡馬 | サトノアレス | |||
最優秀2歳牝馬 | ソウルスターリング | リエノテソーロ | 再び寝てる | |
最優秀3歳牡馬 | サトノダイヤモンド | マカヒキ | ディーマジェスティ | |
最優秀3歳牝馬 | ヴィブロス シンハライト |
メジャーエンブレム | ジュエラー | |
最優秀4歳上牡馬 | キタサンブラック | モーリス | エイシンヒカリ | オジュウチョウサン |
最優秀4歳上牝馬 | マリアライト | ホワイトフーガ | ストレイトガール | クイーンズリング |
最優秀高齢馬 | スマートギア | 寝てる | ||
最優秀セン馬 | サウンドトゥルー | |||
最優秀障害馬 | オジュウチョウサン | |||
最優秀ダート馬 | コパノリッキー | サウンドトゥルー | モーニン | アウォーディー |
最優秀短距離馬 | ビッグアーサー | レッドファルクス | ダノンレジェンド | |
最優秀父内国産馬 | ビッグアーサー | |||
最優秀持込馬 | サトノクラウン | ソウルスターリング | ||
最優秀外国産馬 | アポロケンタッキー モーニン |
アウォーディー | ダノンレジェンド | |
最優秀逃げ馬 | キタサンブラック | メジャーエンブレム | ||
最優秀追込み馬 | ジュエラー | サウンドトゥルー | ディーマジェスティ | |
最優秀サイアー | ディープインパクト | スクリーンヒーロー | フランケル | ブラックタイド |
最優秀ファーストクロップサイアー | フランケル | |||
最優秀メアー | ヘヴンリーロマンス | |||
最優秀ブルードメアサイアー | サンデーサイレンス | |||
最優秀内国産種牡馬 | サクラバクシンオー | |||
特別馬賞 | ヨヨギマック | エイシンヒカリ |
NPのコメント
めでたく第20回目を迎えた白馬賞。
今年度は,2017年1月8日,都内某居酒屋(秋葉原近辺)にて行われた白馬新年会にて,選定されました。なお,「歴史ある白馬賞選定が行われた店として宣伝してほしいので席を用意するから名前を出してくれ」という依頼は引き続き受け付けておりますので遠慮無く。
出席者はトリ,長老,BT,K氏そしてNP(書記)です。今回は年度代表馬のみはなうよりメール投票がありました。
また,基本的に年度代表馬を除いて上から順番に決めていくのが通例なのですが,今年も馬事文化賞をラス前に決めました。また,当初分からないに2票入っていたためTIMが単独受賞となる見込みだったお笑い大賞が,長老とNPの思い出しによりエルドリッジと共同受賞となっております。
毎年のことですが,一応ルールを確認。過半数であろうとなかろうと最多得票者・馬が受賞。最多得票が複数並んだ場合は同時受賞。但し、「該当なし」と特定の人・馬等が同数で並んだ場合、後者が優先されます。
また、「分からない」という項目はそのまま、「当該項目にふさわしい受賞者・馬が分からない」ことを意味するのですが、「該当なし」のように(この項目にふさわしい馬は存在しない!という)積極的な意味は持っておらず、ただ単に投票者の予習不足であることを示します。そのため,思い出した場合に今回のお笑い大賞のようなことがおこります。とはいえ、両者は結構ごちゃ混ぜになっている場合もあります。
なお、上記ルールの例外として、「会長特権」「書記特権」が発動される可能性があります(された場合は明示します)。
以上をふまえて、一部の項目についてコメントをつけたいと思います。コメントは(白馬の総意とは関係なく)完全にNPの独断と偏見に基づきます。関係者の皆々様におかれましては,コメントに対して深く突っ込まないようにお願いいたします。
馬事文化賞:師匠が何者なのかは聞かないでください。師匠のブログがなくなった結果,我々はひじょーに困っております。藤田菜七子騎手がデビュー年に果たした役割は非常に大きかったと思います。武田選手はリオで3次予選までいきましたが,そこまででした。東京で決勝に出れば白馬賞も見えてきます。
特別騎手賞:女性騎手2名が受賞。宮下騎手はカムバック賞も狙えたのですが,残念。Frederick Tylicki騎手は,カラの調教場で姉または妹(sister)のMadeleine調教師さんとともにNPに親切にしていただいた方です。同日のG1プリティポリーSは残念でしたが,同競走に出走したSpeedy
Boardingとのコンビでその後ジャンロマネ賞とオペラ賞を制覇!したのもつかのま,同年10月31日のケンプトンで多重落馬事故に巻き込まれ,現在も復帰に向けてリハビリ中です。頑張れ。
最優秀障害騎手賞:最多勝+G1を2勝した石神騎手が満票かとおもいきや,チェルトナムで馬券に貢献し,パンチェスタウンでNPにサインくれた世界的名手のWalshさんに1票入っております。
最劣等騎手賞:今年はあまり目立ったものがなく,難航しました(皆があまり馬券を買ってないのもある)。印象度でスプリンターズSの福永騎手が受賞。イギリスの藤田騎手は馬の問題というよりも操れなかった騎手の問題が大きいと思います。
特別調教師賞:モーリスの堀調教師が受賞。John Feaneさんは,これまたカラでNPと会い,NPをあちこち案内してくれました。2016年は28勝でアイルランドランキング8位(オブライエンは121勝だから格が違うな)。写真送れば馬体診断してくれるそうなので,ご興味ある馬主さんは連絡ください。
最優秀生産者賞:何かを見つけた,のがなんだったか既に記憶にございません・・・・・・。
最優秀馬主賞:割れましたが,身内票のある95位の人やマスコミ露出で競馬界に貢献した北島さん(北島三郎自体は馬主でないとか突っ込んではいけない)をおさえて,念願の初G1から香港有馬を獲っていった里見さんが受賞。
裏切り賞:これも馬券購入頻度の低下とともに選出が難航。菊花賞を蹴って出たのに見せ場のなかった凱旋門が受賞。藤田菜七子を落としたのはUltimate Forceという馬ですが,検索しても出てこないのでこのレースは現役馬使ってないんでしょうかね?
引退特別賞:大物調教師が引退しましたが,マツパクが受賞。ホッコータルマエはあとで引退に気付いたので初期特権でノミネートだけさせております。
お笑い大賞:TIMは見ていないので分かりませんが,競馬ファンを納得させるステージをおこなったようです。エルドリッジは上に書いたとおりあとで思い出されたために分からないから変更。行き脚がつかない馬でしたが,やればできることがわかりました。
フェアプレー賞:最多勝利の戸崎騎手が無制裁で受賞。ここにきてようやく睡眠者登場。
ベストレース賞:思い入れと海外での圧勝とで票が割れました。
最優秀高齢馬:障害戦でJRA所属馬の最高齢優勝タイ記録を作ったスマートギアが受賞。カラジまでの道は遠い。
最優秀ダート馬:割れることが予想された賞であり,白馬では帝王賞の勝利とG1勝数が評価されたコパノリッキーが受賞。
最優秀父内国産馬:サンデー系の強さにより,実質父父内国産馬賞となってから何年たったか分かりません。今年はバクシンオー産駒のビッグアーサー。
最優秀持込馬:近年不作でしたが,今年は2頭の争い。香港で勝ったサトノクラウンに軍配。ソウルスターリングは来年クラシックでの活躍を期待します。今後フランケル産駒が持込と外国産の賞を席巻するかもしれません。
最優秀外国産馬:G1を勝ったダノンレジェンドが票を得られないという近年にないハイレベルな争い。この賞の2頭同時受賞はスーニとカジノドライブの2009年以来。
最優秀追込み馬:ジュエラーの桜花賞が評価されました。
最優秀メアー:ヘヴンリーロマンスは凄すぎです。なお,ラニは白馬勢にはたいしたインパクトを残しておりません。
特別馬賞:ついにオープン入りしたヨヨギマックが受賞。馬名の由来が物議を醸しているようです。
年度代表馬:白馬ではサトノダイヤモンドが受賞しました。おめでとうございます!