2019年度白馬賞
賞 | 受賞者・馬 | その他の得票者・馬 太字は複数票入ったことを、 灰色はノミネートされるも得票ゼロだったことを表す) |
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馬事文化賞 | 原良馬 | 土佐黒潮牧場 | |||
優秀騎手賞(勝利度数部門) | 森泰斗 | Cルメール | |||
優秀騎手賞(勝率部門) | 川田将雅 | ||||
優秀騎手賞(賞金部門) | Cルメール | ||||
騎手大賞 | − | ||||
特別騎手賞 | 藤田菜七子 | ||||
最優秀障害騎手賞 | 石神深一 森一馬 |
どっちでもいい | |||
最優秀新人騎手賞 | 菅原明良 斎藤新 |
団野 | |||
最劣等騎手賞 | 分からない | 忘れた | |||
最劣等新人騎手賞 | こばじゅんJr.(小林凌大) | 該当無し | |||
優秀調教師賞(勝利度数部門) | 安田隆行 | ||||
優秀調教師賞(勝率部門) | 中内田充正 | 堀宣行 | |||
優秀調教師賞(賞金部門) | 矢作芳人 | ||||
調教師大賞 | |||||
特別調教師賞 | 清水裕夫 | ||||
最優秀新人調教師賞 | 分からない | ||||
劣等調教師賞 | 該当無し | どうせ小久保がやらかしてる | |||
最優秀生産者賞 | ノーザンファーム | ||||
最優秀馬主賞 | キャロットクラブ シルクレーシング サンデーレーシング |
該当無し | |||
カムバック賞 | 吉田豊 武藤彩未 |
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裏切り賞 | ヨヨギマックをぞんざいに扱ったNARの人 ディヴィナシオン |
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引退特別賞 | 吉沢宗一 原良馬 |
柴田阿弥 | ディープとキンカメ | ||
お笑い大賞 | ハクサンウッド | ||||
フェアプレー賞 | 藤田菜七子 | 有馬に出てきたアーモンドアイ | 分からない | ||
ラフプレー賞 | 岩手競馬の薬物投入 | タイキシャトルのたてがみ切った人 | プリンシパルSの雹 | ||
ベストレース賞 | 第21回中山グランドジャンプ | 有馬記念 | |||
年度代表馬 | リスグラシュー | ||||
最優秀2歳牡馬 | コントレイル | サリオス | ヴァケーション | ||
最優秀2歳牝馬 | レシステンシア | ||||
最優秀3歳牡馬 | サートゥルナーリア | アドマイヤマーズ | クリソベリル | ロジャーバローズ | ワールドプレミア |
最優秀3歳牝馬 | グランアレグリア ラヴズオンリーユー クロノジェネシス |
分からない | |||
最優秀4歳上牡馬 | ウインブライト | オメガパフューム | オジュウチョウサン | インディチャンプ | フィエールマン |
最優秀4歳上牝馬 | リスグラシュー | アーモンドアイ | ノームコア | ラッキーライラック | |
最優秀高齢馬 | オジュウチョウサン | ノンコノユメ | |||
最優秀障害馬 | オジュウチョウサン | シングンマイケル | |||
最優秀ダート馬 | オメガパフューム | インティ | ゴールドドリーム | チュウワウィザード | |
クリソベリル | ブルドッグボス | サンライズノヴァ | |||
最優秀短距離馬 | インディチャンプ タワーオブロンドン |
ミスターメロディ | |||
最優秀父内国産馬 | シングンマイケル | 該当無し | |||
最優秀持込馬 | 分からない | ||||
最優秀外国産馬 | 分からない | ||||
最優秀逃げ馬 | リオンリオン | 該当無し | |||
最優秀追込み馬 | 該当無し | ||||
最優秀サイアー | ディープインパクト | ハーツクライ | |||
最優秀ファーストクロップサイアー | キズナ | 該当無し | ゴールドシップ | ||
最優秀メアー | クリソプレーズ | 該当無し | 分からない | ||
最優秀ブルードメアサイアー | サンデーサイレンス | ||||
最優秀内国産種牡馬 | ディープインパクト | シングンオペラ | |||
特別馬賞 | ウインブライト | リスグラシュー | ディアドラ |
NPのコメント
第23回目を迎えた白馬賞。
今年度は,2020年1月某日,都内某居酒屋(AKB)にて行われた白馬新年会にて,選定されました。なお,最近は毎年書いておりますが,「歴史ある白馬賞選定が行われた店として宣伝してほしいので席を用意するから名前を出してくれ」という依頼は引き続き受け付けておりますので遠慮無く。
馬事文化賞 2019年7月24日に亡くなった原良馬さんにおくられました。前々年の柴田アナウンサー,前年の矢野アナウンサーに続き,テレ東の競馬中継関係者が続きます。あらためて原さんのWikipediaを拝見しましたが,デイリーで厩舎取材をおこない今の競馬報道の流れを作ったという,画期的な作業をなさった方だったんですね。土佐黒潮牧場はこれも2019年8月3日に亡くなったナムラコクオーをここまで育てていただいたことで1票。
特別騎手賞 JRA所属の女性騎手としての史上2人目の重賞制覇,初のダートグレードレース優勝,さらには海外での勝利,フェアプレー賞など,様々な活躍を見せました。藤田騎手は2回目の特別賞です。
最優秀障害騎手賞 最多勝の森騎手とオジュウチョウサンの石神騎手がダブル受賞。石神騎手はこれでこの賞を4連覇です。
最優秀新人騎手賞 JRA42勝の斎藤新騎手,31勝の菅原明良騎手がダブル受賞。新人騎手賞のダブル受賞は,2012年の中井・菱田コンビ以来です。
最劣等新人騎手賞 優秀勢が目立つだけに,こちらが悪目立ち。父親が騎手学校教官というのもこれまた印象がよくありませんでした。
特別調教師賞 フランスでハモンド厩舎を引き継ぎ開業しました。矢作・林両調教師と同じ高校の出身ですね。
カムバック賞 吉田豊騎手は大けがからのカムバック。2020年早々に重賞まで制覇しました。武藤彩未は海外遠征のために活動休止していましたが,無事国内復帰しました。
裏切り賞 ヨヨギマックについてはこちらを参照。
引退特別賞 ウイニング競馬から引退された吉沢さんと,(恒久的に引退となってしまった)原さんがダブル受賞。
お笑い大賞 ハクサンウッドは,白馬の会20年記念で変な期待を集めて裏切りました。詳細はこちらを。
フェアプレー賞 フェアプレー賞を狙っていたと発言した藤田騎手が受賞。多くの騎手が目指す賞ですが,しっかり狙ってしっかり取るのはたいしたものです。
ラフプレー賞 今年は大混戦となりましたが,インパクトと実害に勝る岩手競馬が制しました。タイキシャトルの鬣を切った人は逮捕されたようですが,全く反省の無いブログが話題になっております。
ベストレース賞 出走馬が次から次へとオジュウチョウサンに挑んでいき,それを返り討ちにしていったという素晴らしいレースだった中山グランドジャンプが受賞。中山大障害は2017年に受賞歴がありますが(これもオジュウチョウサン),中山グランドジャンプは初受賞になります。
最優秀2歳牡馬 コントレイルとサリオスの接戦かと思われましたが,コントレイルが満票。
最優秀3歳牡馬 これは接戦。サートゥルナーリアが有馬記念2着のイメージもあって受賞。
最優秀3歳牝馬 3頭が並んで譲りませんでした。今年,勝負に決着はつくでしょうか。
最優秀4歳上牝馬 有馬記念で直接対決を制したリスグラシューが受賞。
最優秀メアー クリソプレーズはマリアライト・クリソライトの母ですが,この年はクリソベリルを出しました。
特別馬賞 香港2勝のウインブライトが受賞しました。最優秀4歳上牡馬との2冠です。
年度代表馬 リスグラシューが満票となりました。2019年は両グランプリとコックスプレートを制覇。オーストラリアでも人気の高い様子が伝わってきました。世界をまたにかける,まさに2010年代のラストを飾るにふさわしい名牝でありました。