阪神牝馬特別
かなりの好メンバーが集まった阪神牝馬特別。非常に難しいレースです。こういうレースこそデータの力を借りようじゃありませんか!!
とはいえ、最近あまりにもレース条件が変わってしまっているため、データの抽出がかなり難しく、雑です。
ま、あまり気にせずに行きましょう。
過去10年のデータから
@ 斤量が1.5kg以上増加した馬は消し
これでメジロビクトリア、ワルツダンサー、ステファニーチャン、ケープリズバーン、グレイスナムラが消えます。
・・・大勢に影響ないという話もありますが^^;
A 4歳馬で斤量が増加した馬は消し
該当馬なし(>_<)
B 前走は阪神牝馬特別から2ヶ月前以内
これで、ティコティコタック、スティンガー、エイシンルーデンス、という、G1馬2頭を含む面白いところが消えました。前走が除外だったルーデンスはちょっと扱いに困りますが。
C 前走、G2以下の格の牝馬限定戦で着外(4着以下)の馬は連対なし
ヒシピナクル、サニーサイドアップというそこそこの穴馬が消えます。
D 前走1400m以下のレースで入着した馬は消し
「なんだこりゃ?」と思われるかもしれませんが、つまり、あまりの短距離適性を示してしまうと、1600(2000)mでは最後に踏ん張りが利かない、ということなのでしょう。
タイキダイヤ、そして上がり馬コスモフライトが消えます。
E 鞍上は関西所属騎手のみ
阪神、特に1600は桜花賞が常々話題になることからも分かるとおり、関東の騎手には難しいのでしょう。
騎手未定の馬が多いですが、バイラリーナ(小林淳騎手)あたりは消えると思われます。
F 前走がG1以外の馬は、そこで1桁人気
新たに該当する馬はいません
別定化以降(過去6年)
G 斤量56kg以上の馬の連対なし
これでフサイチエアデール、ウメノファイバー、とG1馬2頭が消えました。
1番人気濃厚のエアデールガ消えてしまって、またまた荒れる気配ガ漂ってきました(こっちが勝手に漂わせてるだけ、という噂もありますが)。
H 前走、人気よりも6つ以上上にきた馬は消し
これまた意味不明なデータですが、前走で爆発しきってしまった、とでも考えておきましょう。
エイダイクインが該当します(この馬はEにも引っ掛かりそうですね。今気付いた)。
マイル化以降(過去4年)
I 前走でG1以外の2000m以上のレースを走った馬は連対なし
これはなんとなく納得のいくデータです。が、連闘になるマルカコマチしか消えません。
J Eでも書きましたが、阪神1600mは外枠不利なコースです。そして、15・16番枠からの連対馬はいません。
今年はフルゲート濃厚なので、8枠の2頭は消し、ということになります。
K 前走マイルCSを走った馬は連対なし
これまたよく分からないデータですが(←自分で言うな)、マイルCSを使いつつここを使う馬は、マイルCSで力を使い果たしてしまうのでしょう。
なぜJCやエリ女からの馬が力を使い果たしていないのか、謎です。とはいえ、過去にキョウエイマーチ、ショウリノメガミが負けています。
これで、ヤマカツスズランが消えます。
L 前走は1桁着順
マイルでは調子が大きくものをいうのでしょう。なんで2000じゃものをいわないのか分かりませんが。
プリモディーネ、シルクプリマドンナの2頭のG1勝ち馬が消えてしまいます。
M 6歳馬は前走で入着
引退が迫っている(ことの多い)6歳馬は、力が低下していないことが連対の重要なカギとなるようです。
これで、穴馬ゲイリーイグリットが消えます。
総括
この結果、6頭が残りました。
エリモセントラル、クリスマスツリー、サクラフォーエバー、スリーローマン、トゥザヴィクトリー、ニシオセーラム
です。
しかし、忘れてはならないデータがあと2つあります。
N 4歳馬は9年連続連対中
O サンデーサイレンス産駒は必ず連対
以上の6頭のうち、4歳馬はスリーローマンのみ。サンデー産駒はトゥザヴィクトリーのみ。
よって、スリーローマン−トゥザヴィクトリーの1点で決まりです。
しかし、かなり大きな問題が残ります。そう、スリーローマンは除外対象なのです。除外食らったらどうしよう(笑)?しかも、8枠に入ったらどうしよう?