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AIKAWA NANASE GIG'06 "Sham Rock"

 というわけで今年も行って参りました。7月7日は七瀬の日、ってなわけで、SHIBUYA-AXでの相川GIGであります。
 今年はちゃんと前売りも買って、時間前に到着しました。でも、ちゃんと予告された開場時間に入場が始まってびっくり。びっくりする方がおかしいんでしょうが。どうなんですかね、織田さん。
 で、ファンクラブ会員ではない僕は整理番号はBなんですが、Aは500番台で終わってました。確か数年前のZeppのときは整理番号Aは1000人くらいいたように記憶してるのですが…。ちょっと記憶が曖昧ですが。まあ、ファンは多すぎず少なすぎず、ってのが一番よいです。
 しっかし、この多すぎず、少なすぎず、な聴衆の中に、大学時代の友人J氏(友人に連れられて行ったらしい)がいたらしい…。世の中狭いなぁ。まったく。

 てなわけで、入場。今年はちゃんと上手、マーティーサイドに陣取りました。混雑度はまあ前の方にいるからそれなり、という感じ。でもまあ、う〜ん。ハコの大きさの問題もあるから一概にはどうこう言えませんが。

 そして、噂の入場者プレゼント。なんといっても7777円というとんでもない値段設定です。きっと、素晴らしいプレゼントが入っているに違いな……い…?
 あれれ。もしかして、携帯の画面シールだけですか??Tシャツクラスの中身を期待しちゃった自分がアホらしいではないですか(J氏も期待してたらしい)。まあ、多分こんなもんなんだろうな、とは思ってたけどさ。まあ、僕のボロ携帯には当分用がないですな。

 で、開演はそれなりにじらしたのち。開演前におそらくマーティーのアルバムからだと思われる「世界に一つだけの花」(「はな」で変換すると真っ先に「ハナ」と出てきて、「へんかん」で変換すると「返還」になるのは競馬辞書の性だな)が流れてたんですが、やっぱいいわぁ。まだこの時点でアルバム聞いてなかったのよねん。
 で。幕に映像が映し出されます。過去の曲名を使った施設名等々、なかなか凝った映像でありました。ライブへの期待感が高まります。が。何て言ってるか分からんのが玉に瑕。個人的にはもうちょっと短くてもよかったんでは、と思ってしまったのでした。特に、結果的に時間切れになってることを考えると…。

 さて。本編突入。
 後掲のセットリストを見てもらえば分かるとおり、アップテンポの曲が続く熱い展開です。やっぱりこれぞ相川ですね。燃えます。いやぁ〜、たまらん。まさに、まさにたまんない瞬間であります。
 そして、月に捧ぐでスローダウンして、小休止。再び下りた幕には、過去のシングルのプロモカットが。なんといっても、久々に見た恋心のプロモがたまりません。これが欲しいためだけにプロモ集買ったのが懐かしいです。
 全曲やるのかと思ったら、そうでもなく、途中からは飛ばし気味に。そして、"KEEP SINGIN'"の文字。これがアンコールへのプロローグだった、ということはその時は気付かず。ので、個人的には"KEEP ROCKIN'"を願いたかった…。

 そして、薄い幕越しに2人の影。1人は相川。そして、もう1人は……織田さんだ!!
 幕越しでも分かります。何年もファンやってますから。
 よっぽど(幕が上がる前に)叫ぼうかと思いましたが、間違ってたら恥ずかしいので(←何年もファンやってるとか偉そうなこと言ってるくせにこのへんがヘタレ)やめました。いや、だって沖縄にいるもんだとばっかり思ってたし。予備(Diary)知識が邪魔をする、って奴ですね。

 幕が上がります。やはり織田さんです。ここまできたら周りの大多数も分かったみたいでした。くぅ〜、やはり幕が上がる前に叫ぶべきだったか…。
 そして、恋心。あとで織田さんのDiary読んだら、かなりぶっつけ本番だったらしいですが、それを感じさせない素晴らしいデキでありました。
 その後は2人の掛け合い漫才。織田ファンの僕には久々の2人の漫才は嬉しかったのですが、純粋相川ファン(特に布袋以降のファン)とかはどう思ってたんでしょうかね?あと、織田さん退場時にマーティーがお辞儀してた姿がちょっと印象的でした。マーティーをお辞儀させてるよ、みたいな。どんくらい面識あるんだろ。

 そして、その後は高田有紀子さんのピアノが入ってバラードタイム。The First Quarter収録の曲の作曲者さんなのでありますが、このライブの時点で僕はこのCDを持っておりませんでしたとさ。曲は知ってたから問題はないといえばないのですが。
 織田さんと相川のトークの中で、個人的に印象に残ったのは"こんなに愛しても"についてのトークの部分。この曲、本当にいい曲だと思います。この曲への相川の思い入れが聞けて、ハッピーな気持ちになりました。

 さて。そうこうしてるうちに後半突入。まあ、ライブにおいて「後半突入」という表現が使われるときって、通常は3分の2くらい終わってるんですが。
 これもまあ熱い曲のオンパレード。気持ちいいですね。ほんと。至福の時であります。

 そして、本編終了。で、アンコールなんですが、いやに出てくるのが早いな、と思ったら、どうもAXの撤収時間が迫っているみたいで…。
 新曲、"KEEP SINGIN'"。ライブを通して、何回かこのKEEP SINGIN'の文字を見ましたが、ここにつながってたんですね。近時の相川の曲らしい、ロックな曲でした。
 そして、相川がプロデュースしてるという、しらたまちゃん?登場。誰だよ。で、STIGMAを熱?唱。ですが、しらたまちゃんの声よりも相川のバックコーラスの声の方が印象的でした。なんつーか、ボーカリストの資質?しらたまちゃんがどれくらいボイトレとかしてるのか知らないのであれですが、相川のようにステージ上で存在感を示すのって、やっぱり難しいのね、と改めて感じた次第。いつぞやの君が代以降、相川の歌手としての評価は地に落ちた印象もありますが、それでもやっぱりすごいんですわ。ほんと。

 で、気付いたら最後の曲、今でも...。
 え〜。早い。時計を見たら、確かに10時。3時間近くやってたのか…。時間を感じさせないライブだったなぁ…。

 というわけで、アンコール後はなんとなく個人的には消化不良。しらたまちゃんが悪い、ってわけではないんですがね。
 当初相川が予告していた26曲に2曲足りていないことから推察するに、多分時間切れだったのでしょう。どの曲が削られたのやら…。それにしても、AXって10時までだったのね。初めて知りました。
 今回は全編終了後バックにtwo of usが流れてました。この曲、ライブで聞いたことあったかなぁ。
セットリスト
1 たまんない瞬間 14 ダリア-She Knows Love-
2 トラブルメイカー 15 R.U.O.K.?!
3 R-指定 16 夢見る少女じゃいられない
4 midnight blue 17 火をつけろベイビー
5 LIE LIE LIE 18 情熱に死す
6 Jealousy 19 BREAK OUT!
7 バイバイ。 20 Nostalgia
8 NO FUTURE 21 EVERYBODY GOES
9 月に捧ぐ encore
10 恋心 1 KEEP SINGIN'
11 愛ノ詩〜マジェンタレイン〜 2 STIGMA
12 限りある響き 3 今でも...。
13 こんなに愛しても
 とまあ、最後が尻切れトンボだった点、入場料に見合ったプレゼントだったのかどうかかなり怪しい点を除けば、素晴らしいライブでした。なんだかんだと、これだけパワフルなライブができるってのはすごいことだと思います。やっぱり、どうしてもしらたまちゃんと比較しちゃうしなあ。
 で、このライブを貫くテーマだったと思われる、"KEEP SINGIN'"。相川の決意表明であり、それについてこい、というファンへのメッセージである、と勝手に解釈しました(単なる新曲宣伝の可能性も否定できんけど、新曲にはそういうメッセージがこめられている、と信じたいですな)。ついていきますとも、Rockな相川であり続ける限り。
 今回、多分初めて阿部剛さんというサックスの方を拝見したのですが、熱くてよい感じでした。あの(無駄に凄い)バンドメンバーの中に入ってもまったく劣ってなかったと思います。ハウンドドッグのサポートとかもしてた、との記事をネットで読んだので、探せばクレジットされてるCDとか出てきそうだな。あと、D.I.E.さんってSHO-TA1人時代のPEARLのサポートしてたの?
 そして、最後に。僕から半径50センチ以内にマーティーのピックが2個飛んできましたが、取り逃しました。1個はまあほぼ無理だったのですが、もう1個は注意してれば取れたピック。相川の方見てて、ピックが飛んできたのに気付かなかったんだよなあ。まあ、別にピック目当てでライブに行った訳じゃないからいいんだけどさ。

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