第3の舞台(向日町)

東向日駅
この黒地の駅名表示って
阪急特有なのかな
競輪場行きバス停
 
 そんなわけで,阪急で東向日に到着。
 前を行くそれっぽい人を追いかけると,ロータリーの先にバス発見。駅からちょっと離れた場所にあるバスといえば,競輪場行きとしか思えませんね。ビンゴでした。バスは,おそらくNPが乗った電車の競輪客を全員乗せ終えたことを確認して出発。

 この日も,先日の千葉と同様にいったん競輪場に入ってから近くの向日神社に行くためにいったん外に出てまた戻ってくるという無駄なことをやったのですが(本当は神社に直行したかったのだけれども,雨が降ってたので鞄を預けていきたかった),話の都合上順序を入れ替えます。

 で,入場券を買って中に入ります。
 入場口には大きく「おいでやす」の看板。こういう看板を見ると旅打ちに来た身としては嬉しくなりますが,まあ地元の方々からしたら見慣れた景色の一部なんでしょう。

 で,通常は入ってすぐのところに手荷物預かり所があるものなんですが,ここ向日町では入って右手の窓口はアルコール販売券が売られているのみで,手荷物預かり所はありません。それにしても,もうアルコールは許してもいいんじゃないんですかね。ダメなんですかね。窓口の人の再就職先がないのかな。これって条例か何かで決まってるのかな。まあ,どのみち,下戸のNPには関係ないんだけどね。
 そんなわけで,スタンド方向へ。

入場口 15歳未満は親同伴 券売機 おこしやす 酒類購入窓口 チケット制の説明

 雨も若干弱まっていたので,とりあえず鞄はさておいて昼飯。向日町というと,ホルモンうどんが無駄に有名。須田鷹雄の偉大さというか,別冊宝島の偉大さというか,ライバルの少なさが幸いしているというべきか……。いろいろ評価はあるところでしょうが,とりあえず別冊宝島上で高評価を得て以降有名になった向日町ホルモンうどんであります。どこで食べるのが正解なのかよく分からないので,とりあえず適当に店に入って注文。ちなみに,立ち食いにすると50円安いみたいです。
 まあ,味としては大騒ぎするほどのことかいな,というのが正直なところ。これだったら住之江で普通にホルモン食べる方が好きだな。まあ,500円(立ち食いなら450円)という値段設定は悪くはないとは思いますが。
 それにしても,この向日町,食堂がいやに多くないですかね。ほぼ同類扱いしてた奈良競輪場では食堂が半減しているのに対し,ここでは10軒以上がしのぎを削っております。しのぎを削るといいつつも,たいして特色が見えてこないあたりが競輪場の限界かな。でも,よく見ると店によって微妙に品揃えが違ったりしてました。このへん,常連にならないとそれぞれのお店の良さがわからんのだろうな。それにしても,酒類の販売も制限されてる中で,これだけの店がよく生きて行けてるな。場代がかかってないのかな。
 あと,向日町で気になったのがコーヒー店。なんかいやにコーヒーを推してます。ホットを頼むとさぞかしおいしいコーヒーが出てくるのではないかと思われますが,NPが頼んだのはアイスコーヒーだったので,業務用のパックから提供されたのでありました。
 で,コーヒー店(この日は閉鎖)の横に,手荷物預かり所発見。めでたしめでたし。

名物ホルモンうどん 店舗街。これで利益が出ているのだろうか 動いているのか
試す自信がなかった
ドテ串
コーヒーのお店 手荷物預かり所 京輪とかいてケイリンと読むはず コーヒーのお店 お好み焼き 蒸しいもじゃなくて,
いもむしと読めてしまう

 そんなわけで,実際はここでいったん外に出たのでありますが,そこはいったん飛ばします。
 この日は日曜日ということもあり,つぶれかけの向日町というイメージとは裏腹に,そこそこお客さんが入っていました。若い女性もおり,ちょっとびっくり。
 でも,最近千葉記念に行って思いましたが,やはり競輪場に来ている家族連れは地方の方が多いですね。やはりライバル娯楽の数の差だろうなあ。家族を連れて行くならごみごみした競輪場よりも広々した競馬場だよな。
 閉店した食堂の跡地にレストハウスがありました。よくあるレストハウスとは異なり,椅子も冷暖房も設置されていないので,実際にレストしている人はおりません。綺麗な蛍光灯と綺麗な壁と床で,ある意味異空間です。
 向日町も,大垣と同様に1分前カウントダウン方式でした。しかし,向日町は締め切り1分前表示が画面に出てから1分ほどたってから残り60秒のカウントダウンが始まる方式でした。はい,一般人には何を言ってるかわかりませんね。競輪に毒されると1分=60秒ということも分からなくなる,というありがたいお話しでした。ところで,これってだれかまとめてくれないでしょうか。JRAみたいに厳格な場所,大井のように残り2〜5分が長いところ,残り1分が長いところ,分かれてるといろいろ困ります。そういえば,向日町はカウントダウンが始まっても特にBGMがなかったな。
 あと,ここの券売機って見たことないなと思ったらオムロンのシステムを使っているそうです。全国で4場だそうですが,ほかはどこなんだろうか。
 つぶれかかった近畿の競輪場ってことで何かと奈良と比較してしまいますが,ここのゆるキャラのムコリンだかムッチーだかって奈良の飛天ちゃんに比べて存在感が皆無だな。生きてるのだろうか。

場内案内図 再入場券
なぜか折り曲げられた
状態で渡されました
スタンド入口 メインスタンド 閉鎖された1コーナーのスタンド
奈良競輪同様,撤退した店の跡地にレストハウス 往年の名選手の解説 村上のシャツと
女性選手のサイン色紙
過去の記念競輪の結果
No!Nomi ネコは殺しちゃいけません! 発券機 ムコリンだかムッチーだかの
存在感が全くない
カウントダウン 松本勝明1000勝記念桜
「未使用となりました」っておかしくないか
不使用となりますとかなら分かるが
場外のレースに見入る客 ステージ 平成19年「みどりかおる街づくり」に入賞したらしい
なぜこれで入賞できるのか,果てしなく謎なのですが……
よほど応募者がいないのか,競輪を盛り上げるための出来レースか……

 そんなわけで,基本的にはメインスタンドとその裏のスペースをうろうろしておりました。特観は4コーナー寄りのスタンドにあるようですが,近づきもしませんでした。
 そういえば,ヤジは全般的に暖かかったな。本田に声援送ってるおじさんがうるさいといちゃもんつけられてましたが,まああれくらい別にいいんじゃないかなあ。ちなみに,本田晴美ってこの前の玉野で500勝してたんだな。知らんかった。地元で500勝って凄いな。
 で。車券はもの凄い勢いで外れ続け,あっさりと全滅。う〜ん,本当に10月は地獄だった……。

敢闘門 バンク
例によってバンク内にテニスコートがありますが
使われてるんでしょうか
2C方向 1C方向 発走前
審判 バンクまわり メインスタンド 4角から各スタンドを見る これって掲示せずに
立入拒否したらどうなるんだろうか
中央スタンド裏 第3投票所 中央投票所 冬場は一応ビニールで
風をガードできるようになってますね
入場口
なんでコーンが,と思ったら
帰りは中までバスが入ってくる仕組み


 で,途中チャレンジ決勝を捨てて行った向日神社。ここから競輪場に戻る頃には雨がやんでくれたので助かりました。
 適当に競輪場のまわりを歩いていたら,綺麗な参道に出ました。いやあ,一直線に伸びる参道はいいですね。
 で,舞楽殿には数多くの提灯が奉納されておりました。見知った名前がないか見てみましたが,とりあえず発見はできず。個人名しか追いかけてなかったので,もしかしたら選手会とかそんな名前のものがあったかもしれないです。
 で,拝殿にお参りしてまわりをぐるっと回りました。神社の方に東京から,と伝えると,「なんでここに?」と聞かれました。ここでずばっと「競輪に決まっておろうが!」と答えられたらよかったのですが,そこはヘタレNPの面目躍如といいますか,頭の中を「今日は所詮F2開催だしな……」などというよく分からない思考がめぐり,「観光」と答えてしまったのでありました。ううむ,いかんなあ。
 また,東京からとお伝えしたところ,「明治神宮は向日神社を参考に建てられた。ここの1.5倍が明治神宮」というお話しを伺いました。なぜここを参考にしたのか(悪い意味じゃないですよ),その経緯が気になります。他にもいくつか候補があって,コンペ方式で決まったのか,それとも大正天皇かどなたかがここに縁があったのか。明治天皇自身は伏見桃山に葬られているようなので,関係ないしなあ。あと,向日神社(というか向日市)がこれをあまりプッシュしてないってことは,もしかしたら俗説に近いのかな。

旧道名 須田家住宅 参道 勝山稲荷
手水舎 左側は使わないのかな 白い石だと水に透明感が出ますね 舞楽殿 由緒
拝殿 舞楽殿を見下ろす 御霊神社
春日神社 五社神社 境内 鳥居

 さて。競輪場の斜め前には銭湯が,そのちょっと先には松茸やらなんやらで有名らしい,神崎屋という八百屋さん(その向かいには同名スーパー)があります。
 こちとら敗残兵ですから松茸には到底手が出ませんが,競輪場でついた垢を落とすために銭湯には行ってみました。勝山温泉という名前ですが,おそらく温泉法にいうところの温泉ではなく,単なる銭湯だと思われます。そういえば,「温泉」って名称独占じゃないんですよね。銭湯業界と温泉業界は友好関係にあるんでしょうな。とおもったら,張り紙では「勝山湯」となってました。もしかしたらやっぱり取り決めがあるんかな。同じことは高知愛宕温泉でもちらっと頭をよぎったんですが,どうなんでしょうか。
 競輪帰りの客もそこそこ。ですが,汚らしいおっさんだらけで「風呂に入ったらかえって汚れる」というような状況はありませんでした。また,ここの駐車場は競輪客使用が前提となっているようであります。

神崎屋 まったけ 勝山温泉 料金表 競輪客に配慮

 さて,向日市の観光資源は,向日町競輪場,向日神社のほかに,竹の径(言葉だけ聞くと武幸四郎の前がなぜかあいてインからするする,という情景が浮かんでくる),そしてなにより,「激辛」であります。裏返すと「なんもない」になりそうですが,そういうことは言ってはいけない。向日町競輪自体は京都府のもので,このあたりが向日市が積極的に観光資源としてプッシュできないんだろうな。奈良もたしか同じ状況でしたよね。難しい。府中市の青梅市営多摩川競艇なんかも似た問題を抱えてますな。難しい。

 で,激辛プッシュに乗っかって,せっかくなので何か食べていくことにしました。本当は,事前計画段階から当然プランに入っていたのですが,途中で完全にこのことを忘れて,競輪場でお好み焼きを食べてしまったのでありました……。でも,無理矢理腹に詰め込みます。
 行ったのは,東向日駅にほど近いaaというお店。「aa」という中華料理屋は全国各地に点在しているように思うのでありますが,これって中国語で何か特別な意味があるのでしょうか。

 あ,そういえば,競輪場から東向日に歩いて帰る途中で寄った若菜屋という和菓子屋で買った京のほっこり餅というお菓子は阿闍梨餅と八つ橋の中間みたいな味と食感で,大変おいしくいただきました。競輪で勝ってればほかの商品も買ったんだけどね。

東向日 顔出し看板 aa 激辛味噌ラーメン
もうちょっと味噌味噌してる方が好きだな
焼肉小倉優子が閉店してた JR向日町 ほっこり餅

 そんなわけで,阪急東向日からさらにJR向日町まで歩いて,電車で帰宅。

第2の舞台(淀)

旅行記旅打ち