ウメノネギシ

WINS横浜
 唐突に思いついて,根岸の馬の博物館に行ってみました。
 本当に思いつきで乗り込んだので特に理由はないのですが,強いて言うなれば「ほかに予定がなかった」ことと,「梅が咲いてるっぽい」ことが分かったこと。せいぜいこの2つです。馬の博物館にはもともといつか行ってみたかったですし,馬の博物館の出版物に興味があり,売り切れる前に現物を見た上で買ってみたかったこともありました。そんなわけで,メインの目的は「馬の博物館の出版物を買うこと」でした。そのくせ現金をあまり持って行かずに最後ひやひやしたのですが。

 馬の博物館へは桜木町または根岸からバスです。せっかくなので桜木町を少し探検。
 まずはWINSに寄って,そのあと成田山横浜別院。成田山どこにでもありますね。なんでここまで信仰を集めたのでしょうか。

 WINS横浜は自分の記憶する限り2回目だな。前回はどういうタイミングでどういう目的で行ったのか完全に忘れました。基本的に横浜は完全アウェイの地です。小机〜横国〜新横浜は何回も行ったけれど,それ以外はほんとろくすっぽ縁が無い。

 で,WINSに寄ってから成田山へ。GoogleMapが無かったらほぼ確実に到達できてなかったと思われます。成田山の手前に萬徳寺というお寺がありました。一応お参りしておきましたが,どうも法要が始まろうとしていたので邪魔しないようにそそくさと退散。

水子地蔵 六地蔵 本堂 上昇祈願の額 子育地蔵尊
赤子を抱えています
冬らしい耳当てがいいですね
足元にはきつね 解説

 で,その先に成田山。事前準備皆無で突撃したので,本堂工事中というまさかの自体に驚愕であります。それにしても,さすが成田山だけあって寄付の値段が高いです。いやあ,お金持ちはうらやましいですな。
 そして,ショッキングなことに,仮本堂は階段を下った先にあります。なんのために坂を登ったのか……。バンケットを登って下る馬の気持ちはこんな感じなのでしょうか。違うだろうな。

開山145周年記念(G1?G3?) なにかとお高い 工事中 手水舎
おみくじで四方を囲われていて中に入るのが大変
仮本堂は階段の下

 そんなわけで,延々階段をおりて仮本堂を目指します。
 その前に,右手に石の築山。様々な石像や石仏や石の剣などが奉納されております。考えてみたら,成田山関係の寺院に行ったのはこれが初めてなので,この面白い構造は成田山全般に当てはまるのか,成田山一般と無関係に横浜成田山でのみ発達した文化なのか分かりません。が,とにもかくにもこんな面白いものを見るのは初めてなのであります。強いて言うならば鎌倉のやぐらの中の石仏に近いものを感じますが,神奈川文化なのかな。
 また,上の手水舎でもそうでしたが,おみくじを結ぶ紐が広く伸びているため,石仏に近づくのが困難です。信仰上これでいいんだろうか。石仏の保護って観点からはいいんだろうけど。
 さらに,仮本堂を越えて奥に進むと,今度は弁天池と,崖の地形を利用したお堂の並び。そこまで面積は広くないんじゃないかと思いますが,そんななかにいろいろ詰め込まれております。いろいろなお稲荷さんがありますね。以前も思ったことなのですが,いまいち稲荷信仰の流れや系譜がよく分かりません。

山門はないのだろうか? 水に打たれる蛙 勉強する蛙
浅学すぎてなんなのか分からない
仏像の彫刻
新栄講
このあたりの講組織が
奉納したものなのかな?
あちこちに石仏が 石仏群
お不動さんの石像
おみくじの紐に阻まれております。結界みたいな感じですね
これも弘法大師? お地蔵様 大師堂
大日堂 洞穴の中に石仏 並ぶお稲荷様 洞穴の中にきつね 上にもお堂 お稲荷さん
福満弁財天
真ん中のせいで,
ぱっと見う○こにしか見えない
下の卵は本物?

 そんなわけで,想定していたお不動さん的護摩焚き雰囲気が強くなく,他方で石仏が並んでいるのは予想外でちょっとびっくりでありました。ちょっと成田山本山にも行ってみたくなったな。ただ,成田はやはり遠いな。近辺に会いに行きたい馬がいるわけでもないしなー。

 さて,続いては近くにある伊勢山皇大神宮。道に迷いかけました。危ない危ない。
 どういう神社なのかよく分からずに行きましたが,近時影響力を拡大した神社のようで,結婚式記念撮影に使えそうなスペースを構えておりました。

 Wikipediaによると,どうも一度破産しているらしく,しかも神社本庁に属する神社では記念すべき初の破産事例だったようです。なんとまあ,こんなことがあったのか。キッコーマンが随所に目立つのもこれと何か関係があるのだろうか。バブルってのは神社までも破産させるほどのはじけかたをしたんだなー。

中へ登っていきます 境内案内図 キッコーマン寄贈の手水舎 水が綺麗 キッコーマン
拝殿 杵築宮 神光楼 大神神社

 で,桜木町まで戻り,バスに乗って馬の博物館へ。
 なんてことのない日曜日。予想通り,博物館にはほとんど人がおりませんでした。正直,交通の便はお世辞にもいいとはいえないので,よほどのことがない限りここに行こうとは思わないだろうな。
 敷地に入ると,シンザンの銅像があります。やはりこういう場所でシンザンは絵になりますね。「神讃」という言葉がまた雰囲気を出しております。
 あわせて,トキノミノル像も発見。東京競馬場だけでなく,ここにもあるんだな。知らなかった。この2頭以外にここに馬像が加わる日は来るのでしょうか……。

 展示物は,日本における競馬の需要とその後の(主に根岸競馬の)発展について。さらに地下に降りて体験型馬の博物館と特別展。この日の特別展は「東北の馬と祭り」というもの。東北の馬の祭りというと,どうしても相馬野馬追が思い起こされますが,それ以外にも盛岡チャグチャグ馬コは盛岡で少し存在を勉強しました。それ以外にも流鏑馬などは各地で行われているようです。ううむ,とりあえず相馬は今年か来年にでも行ってみようかな。

 とまあ,そんなわけで,最後に1回のミュージアムショップで本を8冊ばかり購入。予算と体力に自信がなかったので,購入額は8500円に抑えておきました。まあ,一応ほしいものに目をつけたから通販でOKなんだけど。
 で,ベンチの上に荷物を放置して梅園を探検。特に梅の種類が書かれた木札がぶら下がっているわけでもなく,ただひたすらに紅梅白梅が咲き乱れている,という梅園であります。ちょっとピークを過ぎた感じかな。でも,十分に梅が咲き誇っております。下の芝生も綺麗にされていて,いったいここを整備する費用はどこから出ているのか不思議になります。まあ,九分九厘我々の馬券代からでているんだと思います。

外観 案内図 博物館 シンザン 幻の馬
凛々しい!
梅園

 さて。ここに来るまで完全に勘違いしていたことがありまして,それは目黒競馬場と根岸競馬場の混同です。よくよく考えてみたら目黒記念もあれば根岸Sもあるわけで,同じものなはずがないですし,そもそも目黒と根岸じゃ場所が違いすぎるだろ,という話なわけですが。
 より正確に書くと,おそらく本来的には混同していたわけでなく,とにかく「根岸競馬場は跡形もなくなっていて,道に競馬場碑が立っているだけ」だと思い込んでいたのです。これって完全に目黒競馬場のことなんだよな。
 しかしながら,根岸競馬場はスタンドが現存しており,廃墟マニア垂涎の的となっているのであります。この根岸競馬場スタンド,今もどどーんとそびえ立っていて,博物館からも見ることが出来ます。中には入れないということも現場で必死に検索しながら判明したことなんですが。中には入れるなら別の機会(次の特別展示?)に再訪して乗り込んでやろうと思ったんだけどね。現在は米軍の住宅が近くにあり,年に1度のフレンドシップデーに米軍敷地内に入ると,正面からスタンドを拝むことが出来るらしいとのこと。それだったらフレンドシップデーに乗り込むか,と思っていたら……2013年4月13日に予定されていたフレンドシップデーは,米軍関係者の中山グランドジャンプ観戦のため中止とのことであります。なんとも間の悪いことよ。パパパッと検索したら「予算の都合」という理由がでておりましたが,ほんまかいな。
 そういえば,刑事貴族2の第1話で横浜のもと米軍敷地内の教会が銃撃戦の舞台になってたな。あれって本当に横浜だったんだろうか。
 てなわけで,当分ここに行くこともないかと思います。でもこのスタンド,遠目に見る限り,そして廃墟サイトを拝見する限り,近代遺産としてしっかりと整備してもいいんじゃなかろうか。日本の近代化に一役買った建物であることは間違いなく,このまま朽ち果てるのを待つってのもあまりにもったいない。これが観光資源に乏しい田舎だったら意地でも整備して近代化遺産として世界遺産登録を!なんて運動に繋がるんでしょうが,いかんせんここは観光資源に事欠かない横浜市。う〜ん,なんとかならんかなあ。JRAも函館改修はいいからこっちをなんとか。
 あと,ネットで見たところ2等観覧席の撤去は1988年だとか。割と最近じゃないか。う〜ん,バブルマネーでなんとかならんかったのか。いろいろと勿体ない。

 さて,一等観覧席見物の話はこれくらいにして,今は公園の探索です。
 馬坂を下っていくと,左手にトウショウファルコのお墓。ああ,ファルコはここで亡くなったんだな。現役どころか誘導馬時代も生で見ていないんじゃないかと思うのですが,その名前はいろいろなところで目にしました。ある意味日本史上最も有名な誘導馬の1頭だと思います。
 右手には馬を使った農機具の展示。農機具は外に置いておいていいんだろうか。
 さらに下るとポニーセンター。日によっては乗馬できたりするようです。この日は時間が遅かったので馬はすべて馬房の中。馬房にはもちろん一般人は近寄ることが出来ません。
 その他,公園内には馬にまつわるものが散在。目的があって散らばっているのか,なんとなくスペースがあったから散らばったのかよく分からないところです。歴史的なもの(馬繋石とか)はさすがにもともとここにあったんだろうと思うのですが,もともとここは競馬場だったわけでして,そうなるともともとあったわけじゃないのかもしれないな。ここが競馬場じゃなくなったあとにどう使われていたのか知らないので,これ以上はコメントつけようがありません。

遠くに見える根岸(横濱)競馬場一等観覧席 博物館からポニーコースまで下りる馬坂 トウショウファルコのお墓
ポニーセンター 注意事項 馬場。馬術競技とかの練習してるんでしょうね
乗馬デー案内 馬房 馬の紹介 馬房の様子
散在する石仏 馬の絵が書かれています 馬頭観音? 馬繋石
馬立場 馬の遊具 馬像楽土 触ると折れてしまいます
台風なんかに耐えられるのだろうか
設置に至る経緯が
よく分からない
日本水仙 広場から公園に入る入口 広場 広場越しに見えるスタンド 道産子太郎U
鳥小屋

 公園をまわったので,満足してバスで根岸に出ます。
 どうも根岸駅近くに銭湯があるようなので,寄ってみることにしました。その前に神社により道。

八幡神社 拝殿
屋根は一部だけ修復したのか?
子犬のしっぽを咬んでるのか?
子犬の彫刻が結構雑に見えるのは
風化したからなのか,
彫刻家が疲れたからなのか

しっぽが凛々しい
生まれて親を睨んでます 天照皇大神と稲荷大神を祀る もう一度拝殿 とくに説明が見つからず

 で,陸橋から見える煙突が印象的な第二江陽館でひとっ風呂浴びて帰宅。結局,横浜地区がアウェーなのは変わらないな。地理関係がやはりよく分かりません。


 とりあえず,フレンドシップデーが開かれる日が来るのを信じて,そのときに再訪したいと思うのでした。
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