姫路の遺構を見に行こうその3


 無事姫路競馬場を脱出し,いよいよ「白すぎ城」として話題になっている新装姫路城へと向かいます。

 でもその前に,貧乏性を発揮して,播磨国総社の射楯兵主神社へ。なかなかに大きな神社でして,姫路城がなかったらもうちょっと注目されてるんじゃないかと思う次第です。
 可処分時間もあまりないのでさささっと見て回りました。なんか見落としがありそうだけど,まあ仕方ない。姫路城はまたいずれ行くでしょうから,そのときに。

 ところで,撫でみみづくを書いていると,ATOKさんに「みみずく」が本則であると教えてもらいました。で,今更ながらにみみずくとフクロウの違いが分かってないことに気付いたので,検索。動物園か何かのページがさくっと見つかるとうれしかったのですが,出てこなかったのでこういうときはWikipedia。ミミズクはフクロウの一種で羽角の有無が決め手のようです。英語ではミミズクを表す言葉はなく,全てowlなんですな。

神門 拝殿 撫でみみづく 御厄除串
参拝ルールが厳格
どっしりとした狛犬
白幣祭 太鼓 神馬 記念撮影できます
左のはミミズクの
ゆるキャラかな?
鹿島神社
誰だっけ 琴平社 菊桜。菊と桜,G1が合わさっていて,
なんともめでたい名前じゃないですか。
十二社合殿
粟嶋社がアピール 稲荷社 案内社八幡宮 鬼石
厳島社とまわりの池。
弁天池ではありません(間違ったのは私です)
長壁神社 姫道天神社 恵美酒社・住吉社
上の方にあった由緒書 境内案内図 総社御門
神門とは別にあるこれはなんなのだろう?

 続いて,護国神社。いい場所にありますが,姫路城が近すぎるせいか人はさらに少なく……。まあ,歴史が浅いのは仕方がなく,面白いものがあるタイプの神社じゃないからね。手を合わせていよいよ大手門です。


 今回,姫路に行くことにしたのは,姫路城が「白すぎ城」であるうちに姫路城を見てみたかったからです。白漆喰総塗籠造(←必殺技みたいだな…。工事に携わった山脇組のホームページなんかがわかりやすい。)により屋根が白くなっており,ちまたに流れる情報ではこの白さが続くのも下手すると1年程度とか。ということは,1年以内に外観を見に行かないといけないわけです。
 てことで,今回はとにかく外観!だったのでした。どうせオープン直後で中が激混みなのはわかりきってるしね。
 で,外観だけなら時間は大して気にしなくてよいわけで(逆光とか夕日だと白さが目立たないとかそういう問題はありうるけど),最後にようやく姫路城に到達した,というわけでございます。

 久々にちゃんと姫路連立天守を見ますが,やっぱり美しいですね。そして,やっぱり白い。来てよかった。
 でも,前回の姫路城がどんなもんだったかあまり覚えていないのも事実だったりします。なので,帰りがけに売店で今の姫路城と昔の姫路城の絵はがきを買って比べてみました。旧姫路城の絵はがきがまだ売られててよかった。でも,なんというか,同じ場所から同じ角度で撮った絵はがきってありそうでないんですね。

 で,まあ白さを見られたのはいいとして,せっかくなのでいけるところまで行ってみました。わーい,姫路城!やっほーい!と,心浮かれながら近づいていきます。怪しいおじさんであります。

大手門の外から この「大手門」は,1938年につくられたものとのことで
位置や大きさは江戸時代とは全く異なるとのこと
地味にこんな場所に引っかけがあります
天守もそうですが,
その下の石垣群も素晴らしい!
徐々に角度をかえていく 天守の庭
コンクリートの基礎にしたのは昭和の大修理のときのようです
ここの石垣も
インパクトあります
ど〜ん! 奥の石垣 藤棚
この日の最終的な待ち時間は
30分程度だった模様
夏休みの松本城と同程度ですね
このあたりの角度だとより白く見えます さらば!! 上が旧姫路城
下が現姫路城
Scanの仕方がイマイチで
結局白さが分かりづらい

 大手門が眉唾物なのは致し方ないとして,その脇の石垣や雁木はどうなんでしょうかね?
 とりあえず,こんなときでもないとここに注目する心の余裕がなさそうなので,上れるところまでのぼってみました。

石垣と雁木
がっつり矢穴が見えますね
上から堀を 石垣の上の様子
広いのでかつては多門櫓か何かがあったのかな?
雁木を見下ろす

 てなわけで,姫路城見学終了です。内部は前回見たし,またいずれ来ることもあるでしょう。というか,また来たい。

 あとはチャリチャリ駅に戻ります。途中にも長壁神社が。ゆかた祭りで有名なようです。さっき総社で見た長壁神社とは関係ないのだろうか。
 そして,せっかくなのでボートピアで散財。



長壁神社 ボートが展示されております モニタ 毎週金曜は
フライデー
フライがお買い得
ここは抜き取りと
拾い屋がチェックされるようです
4階の指定は1000円

 で,自転車を返した後,新幹線の時間まで銭湯へ!
 時間的に若干きつかったので,せっかく銭湯で汗を流したのにそのあと走ってまた汗をかく羽目になりました。なんか似たようなことを毎回やってる気がする……。
 そして,慌てて入ったこともあって,この銭湯に関する記憶が帰りがけに走ったこと以外なにもないぞ……。あらためてメモを見返すと,ビル銭湯のわりに中が広かった。そして,メインの湯は高温とのことでしたが,江戸銭湯と比べると全然高温ではなかったようで,快適に入った旨のメモがあります。快適にのんびり入ったから時間が危うくなったんだけど。そして,奥に炭酸泉・手前に浅風呂と立ち湯。2階(3階)にはサウナ。あれ,ほんと,まったく何も光景がよみがえってこない。客入りもよかったんだけれど客が多いのにタオルをカランのところに残していく人が多く,一見さんとしてどうしたらいいのか迷ったらしい……。ホームページを見ても記憶が戻らない。ほんと,最後に走ったことしか記憶にありません。人間の記憶とはかくもはかなきもの也。

姫路城で隠れてるけど
姫路ってこういう街ですよね
森の湯
どこがどう森なのかは旅行者には分かりません

 そして,山陽オートに向けて,宇部へ。
 部外者には「宇部」という地名は(高校野球と小学校の地理で)なじみはあれど,宇部のどこが市街地でどこに行けばいいのかなんて分かりません。
 まあ,とりあえず宇部新川駅近くのホテルに泊まりました。ホテルというより,合宿所みたいな場所でした。

姫路名物あなごめし 新山口駅宇部線ホーム。一応起点なんだな 宇部新川駅には
下関競艇の宣伝がありました

 てことで,おやすみなさい。明日は山陽オートです。いよいよオート6場全踏破であります。


姫路場外山陽オート


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