台湾旅行記その11

 そんなわけで,臨江夜市に帰ってきました。
 正確には,その前にいったんシャングリラホテルに寄って,空港行きのバス停の場所を確認する,という作業があったんだけど。シャングリラホテルはさすがシャングリラホテルだけあって,ホテルマンさんは英語ぺらぺらでしかも外に出てバス停の場所を直接指し示してくれました。

 臨江夜市は3日目。3日目になると,本当に「帰ってきた」という気持ちになります。なんだろうか,このホーム感。
 日曜の夜なためか,過去2日よりもお店の数も歩いている人の数も少ないです。さすがに日曜夜まで子連れで遊び歩く親はそんなに多くないようです。

 とりあえず,例によっていくつか食事。繰り返しますが,特に食事について事前調査してないので「最後の夜だから食べ残したこれを食べたい!」というものは皆無です。とりあえず歩きながらなんとなく食べるのみです。
 びっくりしたのが虫可(←一文字)仔煎。食べてびっくり,牡蠣でした。拙い牡蠣知識をもとにすると,牡蠣はRのつく月に食べないといけないことに。なってますつまり,Aprilが限界で,Mayはだめ。しかもここは台湾。日本より南。しかも衛生状態が100%かどうかよく分からん夜市。大丈夫なんか。……などと,失礼千万なことを思いつつ,でもまあおいしいよね。50元。なお,帰国後同僚に「牡蠣のお好み焼きみたいなの食べました?」と聞かれたので,おそらくこれはかなりの有名料理なんだろうな。
 あと,台湾Walkerで紹介されていたらしい葱油餅。辛いのをつけて25元。ひたすら油油しておりました。
 そして,担仔麺。よく分からず頼んでみました。40元。出てきたら肉がまさかの1枚。そりゃ安いはずだな。あまりダシをとってない味の焦がし葱味。あとで検索すると,担仔麺ってもともとこういうものじゃない(=外れをひいた?)ような気がしますが,まあ気にしないことにします。
 そして,豆花。暖かいのと冷たいのがあるといわれ,なぜか暖かい方を頼んでしまいました。並んでた他のお客さんは軒並み冷たい方を頼んでたのに……。まあ,いずれにしてもおいしかったのでよしとします。

ソースの量が多くてびっくりしましたが,
そこまでくどい味じゃなくて何より
これは油ぎっておりました 肉は1枚 豆花
最後の夜市 生魚は怖くて手を出せず 人形焼みたいなもの
なんで「日本」なのかはよく分からず
でもまあ,アメリカンドッグみたいな
ものかもしれないな…
多分50元ショップ

 そんなわけで,最後の夜も暮れていきました。

 翌朝。寝坊することなく無事目が覚めました。最後の台北町歩きであります。
 とりあえず,午前6時前にはさすがに市場には人がおりません。もしお茶っ葉売ってる店が営業してたら買おうかと思ってましたが,まあこれは仕方ない。

 バス停に向かって歩いていると,早い時間から開いているお店発見。小銭も残っていたので(1000元札を残すことはほぼ確定していた),入ってみました。一押しっぽい涼麺40元を注文。すると,なにやら追加のものを勧められ,一応手元の小銭で払えるので言われるままに首を縦に振りました。すると,出てきたのはお味噌汁。味噌は白味噌で,ちょっと甘めでした。手持ちのメモによると,品名は味噌潟で,かつおダシがすごかったようです。
 台湾での最後の食事も大満足。食事に関しては事前に全く調査していかなかったのですが,それでもこれだけ満足できたので,しっかり準備していったらもっと満足できる結果になったのではないかと思います。
 そして,最終日にしてようやくファミマでEasyCardを使って買物をすることに成功。成功,というか,手持ちの小銭がほぼゼロだったからEasyCardを出すことを思い出しただけなんだけど。ちなみに,日本のEdyやらSuicaやらWaonやらとは異なり,決済時に音が鳴りませんでした。また,感度の関係なのか,読み取り時に動かさないように注意されました。
 それにしても,台湾のコンビニにはどこにもヨーグルト飲料がありました。この大きさの若干どろっとしたヨーグルト飲料がないのって日本だけなのかなー。ブルガリア辺りの飲むヨーグルトってこのパッケージで出さないのかな?

ホステル入口 脇道 人がいない臨江市場。逆に新鮮
場所取りしているのでしょうか?
どこに誰が店を出すのか
場所は決まってるのかな?
涼麺
ところで,台湾のお店はこうして
お皿を袋で覆って皿洗いの手間を
省いている店が結構あります
味噌汁 入口に段差のあるファミマ
階段を上れない人はインターホンを押して
店員さんに助けてもらう仕組みのようです
最後のヨーグルト飲料

 そんなわけで,無事時間よりも前にバス停に到着。しばらくするとバスがやってきました。若干定刻に遅れたくらいの時間。台湾って時間に関して特に悪い噂を聞かないので,その意味でも安心な国ですね。
 そして,バスは噂通りお釣りが出ない方式。意地でもお釣りを出さないのはなんでなのだろうか。でも,お釣りがないからといって慌ててホテルのロビーに戻っていった方々をちゃんと待っており,時間にはあまりこだわらず,厳格なのはお釣りを出さないという一点のみのようです。

 そして,空港へ。手荷物検査と出国手続所には大行列が出来ておりましたが,そのせいだかなんなのか,かなりいい加減に手荷物検査をやってたような……。大丈夫なんだろうか。まあ,特にテロリストに狙われてるイメージのない国だけど。
 あと,びっくりしたのが,出国手続所を上から完全に見ることが出来ること。特に撮影禁止の看板も出てないし…。いいのか,これで。

バス停 バス 空港案内 成田行きは「東京」表記なんだなー
関空は「関西」なのね
成田に雰囲気が似てる気がした ちゃんと荷物が流れたか
確認するようになってます
裏返すと,なにかトラブルが
起きてるんだろうな……
出国手続へ 機内食

 そんなこんなで,帰国。
 早めに着いたので,このあと成田山に向かいました。こんなことでもないと行かないしなー。



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