三景橋立杯その9
淀短時間ステップス(淀短距離ステークスを意識したのだが……)

 淀駅に到着。淀駅はくるたびに進化しておりますが,もういい加減進化し尽くしたのかな。
 で,せっかく競馬客を隔離するために進化していただいているところ,大変恐縮ではございますが,競馬客なのに隔離コーナーにすすまず,逆方向に向かいます。目指すは淀城跡公園。

 で,城跡につきものなのが神社。てことで,与杼神社。これでよどじんじゃと読みます。つくりの部分だけ見てるとよよじんじゃって読んでしまいそうですね。およよ。

真人間とだめ人間の分かれ道 石垣が見えます
昔の淀駅ってもっと石垣寄りでしたよね
鳥居 与杼神社 手の込んだ石灯籠
どうやって創ったんだろう
境内 参道 正月の飾りではなく,前年10月に奉納された注連縄のようであります
ところで,しめなわって「注連縄」って漢字になることを初めて知りました
拝殿
大阪淀屋の高灯籠 隅っこにあったんだけれど
淀城遺構ですよね?
摂社末社

 ってなわけで,与杼神社を抜けると,いよいよ本格的な淀城遺構に入っていくことになります。が,またもや神社があるので挨拶しに行きます。
 こっちは稲葉神社。「いなばじんじゃ」でまさか伊奈波神社と出てくるとは思わなかったぞマイATOK。あと,昭和の城跡といえば桜なのは分かるし,まあ殺風景な城跡公園よりも華やかで毛虫もよりつく桜の公園の方がいいのはよく分かるんだけれど,やっぱりにわかとはいえ城オタとのはしくれしては桜はねえ。桜が見たければ阪神競馬場にいけばいいじゃない。
 なお,当時の図を見ると,これ川の中にあるとんでもなく面白い城だったんじゃなかろうか。ちょっと想像がつかない。


 さて。稲葉神社に挨拶して(もう1つの神社の名前はよく分からない。というか,今となってはどっちが稲葉神社かも分からなかったりする。ネット検索すればでるんだろうけど),石垣の上を歩いていると……おっちゃんがこっちに向かってきます。単なる通行者かと思ったら,なんか「どこからきたの?」的な話をしてきました。
 ……ここで大事なお知らせでございます。旅行記を書く順番が前後しまくっていて自分でも管理しきれておりませんが,いずれにしてもどこかで書いたとおり,NPは2014年秋に携帯を壊しまして,修理に出す際,メモのバックアップを取り忘れました。このおっちゃんは,NPにいろいろな話をしてくれたのですが,それをメモったメモが全て藻屑と消えたのであります。せっかくいろいろ説明してくれたのに,本当に申し訳ない。
 気を取り直して。そんなわけで,このおっちゃんは「城を見に来た人に話しかけることを生きがいとしているおっちゃん」でありました。なお,皆様の懸念を先に申し上げますと,特にたばこも酒も金も要求されませんでした。また,皆様の疑念を先に申し上げますと,桶狭間で会ったおっちゃんと異なり,このおじさんは競馬オヤジではなく本当に公園にいるおじさんでありました。

 で,このおじさんの案内のもと,淀城の案内を受けます。今でも覚えていることとして,木にある穴は薩摩の兵士が鉄砲を試し打ちした跡であるとのこと。で,疑問に思ってたことについて間違った情報を与えられたので覚えているのが,石垣にあるノミの跡について,「ここに手をやると持ちやすいから,持ちやすくするためにつくった」という情報を与えられたこと。あとですね,井戸に石を落とすよう言われて落としたことは覚えてます。また,石垣の刻印も自力発見でなくおじちゃんが教えてくれたんだったかな。

唐人雁木跡 淀城の由来 石垣 天守台へ 下を見下ろす
美しい石垣 天守台石垣 柵から天守台の中を撮った
この穴についても
おっちゃんになにか
説明を受けたような…


さらに天守台石垣 慰霊碑 城趾碑 ケンカ上等 石垣の刻印 ノミの跡


木に巻き込まれている 井戸跡 この木の穴は
鉄砲試し打ちの跡?
あらためて見下ろす 石垣

 そんなこんなで,メモデータが消失したためにちょっとショックをかくせません。おっちゃんには本当に申し訳ない。
 で,淀駅近くにもスーパーがあったので,営業時間調査のために接近。せっかくなので,ここでもにんじんを買ってみました。自分的にはにんじんってあまり好きな野菜ではないんだけどね。1日に2回にんじんを買ったのは人生初のような気がします。

スーパー 9時から空いてるので
桃山経由でなかったときには
使えます

 そんなわけで,よーやく京都競馬場,今回の旅の最終目的地であります。


桃山京都競馬


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