大阪中越戦争

 2018年のゴールデンウィーク。私は(しかるべき承諾のもと)ベトナムに行くことにしました。
 用意も周到に(あとで見たら4月6日に予約完了している)、松山→成田→ホーチミン/ホーチミン→香港→羽田→松山、というルートです。

 そして、私が用意周到にチケットをとると、得てして世の中困った自体が発生します。
 今回何がおきたかというと、なんと直前になって中国人の友人から、「5月2日から日本に行くんだけど、会えない?」という連絡が入ったのです。聞くと、彼は5月2日に大阪にいるようです。

 もしかしたら彼は「NPは日本のゴールデンウィーク期間ヒマだろうから、ゴールデンウィークに日本に行こう」と思ってくれたのかもしれないのですが、浮浪者の私はゴールデンウィークに日本を脱出してベトナムに行くことにしていたのです。
 というわけで、私に残された選択肢は2つ。会いに行くか行かないか。To be or not to be。China or Vietnam。
 まあ、ここで、せっかく日本に来た友人に会いに行かないというのは友人を友人だと思わない所業なのでして、答えは1つです。レッツ大阪。China or Vietnamではなく、China and Vietnamであります。中越戦争は無事回避されました。なお、彼とはこのあと私が2018年末と2019年に上海に行ったときに会っており(但し2019年は彼が杭州にいたのでそっちに無理矢理乗り込んだ)、このとき戦争を回避した元は取っております。

 なんというかですね。こんなことになるなら、成田→ホーチミンでなく、関空→ホーチミンのチケット(どうせあるだろ)を取っておけばよかった。今(これを書いてるのは2021年)となっては若干記憶も曖昧ですが、確か松山→関空便(Peachしかない)の時間がいまいちだったんだよな。
 というわけで、5月2日に仕事を終えた後伊丹に飛び、5月3日の朝イチに松山に戻り、今度は松山から成田に行く、という弾丸旅行をすることになりました。なお、伊丹→成田と飛んだらよかったんじゃないかと思うでしょうが、そういうルートにしなかったのは多分仕事の関係で荷物を松山にドロップしたかったからだと思います(てことは、関空→ホーチミンを持ってたとしても意味ないのか)。

 そんなわけで、夜便で伊丹。


 そこから、梅田へと向かいます。
 鋭意連絡を取った結果、彼は「ヨドバシカメラのスイッチ売り場」にいるとの返答が来ました。
 さてみなさん、「ヨドバシカメラのスイッチ売り場」ってどこだと思いますか。世間から隔絶された世界を生きるNPは、「スイッチ売り場?照明売り場かな?いくら爆買い中国人だからといって、照明なんて買っていくのか」と本気で考えました。馬鹿すぎます。なお、「よく考えたらスイッチというのは任天堂Switchのことである」ということに途中で気づき、無事友人と合流できたのでした。いやあ、彼も単に“Switch”ではなく”Nintendo Switch”と言ってくれればいいのに。まったく。

←合流記念にヨドバシでセルフィー

 で、一緒に飯を食おう、ということに。彼には確か候補として大阪名物お好み焼きや串カツも候補として挙げた記憶がありますが、「普通の居酒屋」に行くことにしました。
 これを書いているのは新型コロナウィルスでもうみんなボロボロな2021年8月でして、「外国から来た友人と居酒屋に行く」という行動がいかにスペシャルなものであったかということを思い知らされます。
 ただ、この居酒屋さんは電子メニュー(関取が人を殴るのに使えそうな奴)を使っていて、メニューの言語を中国語にすることもできる仕様でした。世の中便利になってるんですね。なんか「インバウンド」という表現は長らく聞いてない気がしますが。

居酒屋でセルフィー 居酒屋メニュー 果たして載せる意味があるのか
分からない写真

 で、この日の夜はホテルで一夜をあかしました。なんか、これが遠距離恋愛中のカップルだったら非常に美しいですね。
 翌日は「和風の朝食」というオーダーで、どうしようか迷ったんですがやよい軒で和風な朝食を食べられそうだったので乗り込んでみました。あらためて写真を見ると、本当に塩分の塊という感じの朝食ですね。

ホテルでスマホをいじる青年
奥にはヨドバシの戦利品
和風な朝食と、それを撮る青年

 彼はドンキホーテでキャリーケースを買っていました。爆買い中国人というのはキャリーケースも現地調達するんですな。
 そんなわけで、チャイニーズガイとはここでお別れです。短い時間でしたし、裏で私がこんな弾丸ツアーを組んでることはおそらく理解してないと思いますが、まあ友人なんてそんなもんです。

買ったばかりのキャリーケースを手に去る青年
Bon Voyage!
帰りがけに撮った噴水


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