ラオノサイアム

 いよいよ旅行も最終日。最後はバンコクです。元々はタイ北部の競馬場を巡ってからバンコク経由で帰国するプランだったのですが,競馬場に行く予定を飛ばしてしまったので(日程が合わなかった),単にバンコクに寄るだけの日になってしまいました。もうちょっとしっかりと日程を組めば,バンコクにいる友人に会うこともできたんだけどね。まあ,バンコクにはまた来ることがあるでしょう!……とか思ってたら,これを書いている2020年7月時点で,新型コロナウイルスで大変なことになってしまってるのであります。やはり友人には会えるときに会っておかないといかんよなあ。

 さてさて。バンコク観光において,重要なことが1つ。私は以前にもバンコクを訪れたことがあります。あのときもカンボジアのおまけのような形になってしまいましたが,一応カオサンロードに泊まる+競馬場に行く+ムエタイを見るという3大目的は達成しています。
 しかしながら,旅行記を書いて復習していないため,それ以外の行動がかなりあやふやなのです。あらためてバンコクで何をするか考えたとき,「バンコクの定番,3大寺院へ!」となるわけなんですが,2013年にこのうちの1つ,ワットプラケオに行ったことを完全に忘れておりました。「そういえば王宮っぽいのを見た記憶があるな」程度のことしか覚えていないのであります。酷いもんですね。なので,「本当に自分はワット・プラケオに行ったのか」については,今なお確証をもてておりません。まあ,当時の写真を見返せば一発なんだけど。
 あと,バンコクメトロ。以前自分が行ったときよりも明らかに拡充されています。電車移動になれた日本人としては,メトロの使い勝手がよくなってるのは非常にありがたい。まあ,今は前回と違ってタクシーやトゥクトゥクと格闘しなくてもいいんだけれど,でもやっぱりメトロ移動ができるのは気楽です。
 ちなみに,メトロは冷房がしっかりきいていて,暑がりメタボとしては本当に助かります。

ホテルから,市場を抜けて地下鉄駅へ

 そんなわけで,この日の第1目的地はサイアム博物館。今の今まで「シーアム博物館」だと思っていて,このページの名前も「ラオノシーアム」にしてました。そもそもタイに入ったんだから「ラオノ」の冠はおかしいんだけど。
 このサイアム博物館,選んだのはもちろん「ワット・ポーに近いところにある」「博物館なんだから冷房聞いてるはず」という理由です。

駅前にはコインロッカー 2020年1月の路線図 地下鉄駅へ タイのメトロも
日本の協力です
メトロ駅 車内

 最寄りの地下鉄駅はなんかとても綺麗な駅でした。

綺麗な地下鉄駅です 駅の建築の解説


 さて,このサイアム博物館。よく分からず乗り込んだ結果……よく分からず敗北しました。バンコクナビさんの説明を引用すると「『タイとは何ぞや?』…という漠然とした質問を投げかけ、そしてこの疑問をあらゆる角度から答えるという博物館」というコンセプトで,なんとなくコンセプト自体は分かるものの,自分にとってのタイが「仏教ムエタイカオサンバッタイトムヤンクン糞タクシー」だったため,その状態で「タイとは?」と問われてもちょっとダメでした。自分には早すぎたな。
 まあ,冷房がきいてたのでよかった,ということにします。博物館じゃ無くて普通に喫茶店に入ってればよかっただろ,ってことですが。

タイがアニミズムだというのは
正直驚きでした
これが最大の収穫
108つの信仰に関する
アイテムがあるとのこと
108というのはやはり
煩悩の数なのだろうか
ガルーダさん? 多分108つあります
Is This Thai? きれい Royal Throneに
インドラ(King of the gods)が
宿ることから,
Royal Throneが敬意を集める
ということらしい
王座 ガルーダさんなど

 もちろん,見る人が見れば非常に奥深い,有意義な博物館だったはずです。パッと検索した限りでも,こちらの方なんかはしっかりとご覧になっていて,もう他国のついでにしかタイに寄ってない自分としては恥じ入るばかりです。

 という具合に,サイアム博物館で敗北し,ワットポーへと向かいます。寺院なら負けることは無いはず。

ラオス旅行記その17タイ旅行記その2


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