マツノシロヤマ後編

12.9 紫竹門&西塀・東塀

 ここからは未体験ゾーンなんじゃないかと思います……と思っていたら、2008年には紫竹門の写真を撮るところまで到達していました。夏だったので、竹が青々としていて、紫竹門感が強かったですね。
 今回は冬なので、竹もちょっと寂しげでです。

 そして。ここでついにアプリが本気を出しました。
 またよしあきくんがひと言コメント残すだけなのだろうと思ったら、唐突にビデオが始まりました。いきなりやる気を出さないでくれ。

 そして、動画を見はじめたときには完全に誤解というか勘違いしていたのですが、この門はここから外に出る門になります。考えてみたらその通りなんですが、これまで城の中心に向かって進んでいたので、ちょっと勘違いしかかってました。

紫竹門方向 ここから天守を見上げる 解説 アプリが突然仕事をしました 石垣美
紫竹門西塀
内側から壁を見ております
紫竹門 東塀 見上げる 紫竹門を抜ける
奥に竹があります
ここに竹があるためにここが内側っぽく思えたんだな
昔からここに竹があったんでしょうかね??
西塀と、登城路 見上げます
上は南隅櫓
そこから、東塀方向
こっち向きに進むのが登城ルートですね
南隅櫓下の石垣

12.10 乾門・乾櫓・乾一ノ門と石垣美

 そして、乾門です。

 この乾門は復元ですが、いやあ、素晴らしい。続櫓や塀もしっかりと復元されているので、美しいですね。虎口の升形構造がよく分かります。教科書のお手本のようなつくりになっております。

 そして、そこからちょっと降りて乾一ノ門。古町への道は明治に作られたとのことなので、旧道は乾櫓や野原櫓の下を通るルートなんだろうと思います。この乾櫓や野原櫓のあるあたりの石垣が曲線になっていて、いやあ、美しい。凄いですね、これは。今までこれを見落としていたかと思うと恥ずかしい。

 そして、戻る過程で目の前に見える石垣がこれまた素晴らしい。いやぁ、本当に見所にあふれていますね。

乾門東続櫓 乾門升形 乾門 正面は乾櫓
乾門を抜けていきます 乾門の解説
乾一ノ門の跡 そこから乾櫓を見上げる 外側から見る乾一ノ門 さらに進んだあたりの石垣の曲線美
素晴らしいですね!!
真上が乾櫓、奥に見えるのが野原櫓です 乾櫓〜乾門西塀〜乾門〜乾門東続櫓 ちょっと左に寄ってみた
乾門脇から見る石垣美 乾門〜東続櫓 乾櫓〜乾門西塀〜乾門
石垣が名残惜しい 乾門から入っていきます正面は石垣です 右手に折れると、正面に高石垣と本壇の櫓群
北隅櫓〜十間廊下〜南隅櫓

12.11 野原櫓

 先ほどの紫竹門でアプリが唐突に仕事をしましたが、ここではいきなり空撮動画が登場します。おそらくドローンで撮ったんでしょうが、なぜ突然ここにこれが出てくる。

 野原櫓については、現存建築物なので歴史的には非常に価値があるんだと思いますが(なんてったって重要文化財です。どうも、日本で唯一現存する望楼型二重櫓ということで、たいへん貴重なものだとのこと)、先ほどからの石垣美でおなかいっぱいになってるのでとりあえず写真を撮って先を急ぐことにします。

乾櫓と野原櫓の開設 アプリが仕事をした 野原櫓 懸魚

12.12 中仕切門・小筒櫓跡

 さらに進みます。このあたりは登城ルートと逆行している、下山ルートのはずなんですが、平坦なので自分がどういう方向に向かっているのか分からなくなりますね。

 このあたりに中仕切門、さらに進んで(下山して)小筒櫓の跡地があるはずですが、特になんの解説板も立っておりません。
 とりあえず、このあたりの石垣がまたいい具合に折れ曲がっていて美しいです。

中仕切門方向 上を見ると北隅櫓〜十間廊下〜南隅櫓 その下の石垣 野原櫓方向
あらためて中仕切門方向
この奥の方が小筒櫓のはず
近代的なパイプはもちろん後付けですが、
なんとなく要塞感が出てますね
仕切門内塀〜玄関多門櫓〜北隅櫓
このうち仕切門内塀は重文
この写真を撮ってる辺りに中仕切門があったっぽい
天神櫓〜天神櫓西折曲塀の下の石垣
この折れ曲がりっぷりがいい感じですね

12.13 艮門&艮門東続櫓

 天神櫓の向かいにあるのが、艮門です。ここに到達する登城ルートがどういうものだったのか、いまいちよく分かりませんでしたが、大手門や搦手からやってきた敵を襲撃するための兵士の出撃門だったようです。
 この艮門は、今では搬入口として用いられており、車が本丸に上がってこられるような坂道がすぐ脇に設置され、升形の枡が小さくなっております。
 そして、もう1つの重要ポイントとして、皆様のNHKにて放送された坂の上の雲の石垣に座るシーンはここで撮影されたようです。なんと、ここだったんですね。長年、「あれはどこで撮ったんだろう」と疑問に思っていましたが、あっさりと解決してしまいました。てっきり、高石垣の上に座ったのかと思ってた。

解説 坂の上の雲 艮門と、東続櫓
ぱっと見、門があるように見えないのも
おそらく意図的なんでしょうね
門から外に出て行く流れ
東続櫓 艮門 門から外に出ます
正面は車両用の坂
坂があるのでここは狭い そこから長者ヶ平方面に下山していくルート
自動車が通れるように改造されてますが、
昔はどの程度の幅だったんでしょうか??
車両搬入口 艮門東続櫓 車両搬入口 脇を通って艮門に向かいます
升形がしっかりとしております
艮門の上部 門をくぐります そこで左を見ると、坂の上の雲の構図になります


12.14 天神櫓〜天神櫓南塀〜二ノ門南櫓

 ようやく一通り見終えました。艮門升形を見た正面にあるのは天神櫓台の石垣。石垣の上には天神櫓。左方向を見て奥に見えるは二ノ門南櫓。

二ノ門南櫓〜天神櫓南塀 天神櫓 少し左に移動して、あらためて二ノ門南櫓〜天神櫓南塀〜天神櫓
天神櫓南塀〜天神櫓〜艮門
艮門と艮門東続櫓は一般民家にしか見えません
二ノ門南櫓の下で幅が狭くなるのも
艮門が突破されたときの為に意図的に仕組んだんでしょうね
このあたりの石垣の眺め
正面が紫竹門東塀、上には奥から小天守〜一ノ門南櫓〜一ノ門東塀〜二ノ門南櫓 本丸の様子 ドラクエウォーク
上まで来る人が少ないためか、
湯築城の方が登城者多かった気がします

12.15 玉薬土蔵跡&東側石垣

 本丸にも弾薬庫はあります。それがここ、玉薬土蔵跡。
 ここから艮門方向を見る東側石垣も美しいですね。
 そして、最後に井戸を眺めて本丸探索終了です。


 帰り道に撮った写真をどうするか、ちょっと迷ったんですが、使えるものは行きに撮った写真のところに付け加えていきたいと思います。旅行記なので順番に貼り付けるのが本筋なんだけど、まあ何回も来てる松山城だからまあこれでもいいでしょう。

12.16 リフト

 帰りもリフト。帰りは歩いて二の丸庭園経由で下山するのが王道ルートなので、帰りのリフトに乗るのは2回目くらいのような気がする1回目はSさんとUくんが来たときかな?ちょっと記憶が曖昧ですね。
 実はこの時点で時間がかなりやばくなっておりまして、リフトに乗るかロープウェイに乗るかの二択に迷っておりました。結果、途中でロープウェイに抜かれました……。


13 ばらまきその10

 天守に入れないから余裕だろう、と思っていた松山城の見所が多すぎて、時間がヤバくなりました。まあ、指定時間が「4時」ではなく「4時過ぎ」だったので数分の遅れはドンマイドンマイ。
 結果、私が行く予定がシステムに入っておらず(突然予約して失礼しました……)、事務局をかなり混乱させてしまったようでした。申し訳ない。

 まあ、そんなわけでさいごのばらまきも終了!これにて、10個のお菓子をばらまき終えました。一足早いサンタさんでした。

 その後は、2日続けてキスケの湯に入り、帰路についたのでした。
 まあ、松山空港で職場向けのお菓子をさらに購入しているので、正確にばらまきが終わったのはこのあとといえるかもしれません。

お邪魔しました JR松山のバス乗り場
昔は宇和島運輸も乗り入れてたんですね
松山空港のANA FESTAは
手荷物検査を突破したAirside店しか営業してませんでした
10%優待券を使いたかったんだけど、何があるか分からないから
これはかなり不便ですね
待合室
工事中?

 関係ないけれど、Instagramで「#松山城」を検索すると、訳分からないChineseの宣伝が大量に出てきます。これ、なんなんでしょうかね??



 そんなわけで、お疲れ様でした。

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