伊東温泉2021

 最近は電車に乗る時間が短くなってしまいました。
 基本的に電車は読書のためにある場所なので、電車に乗る時間が短くなると読書量が減ります。まあ、読書するからといってたいした本を読んでいるわけでもないのですが、とはいえある程度本を読む習慣を維持しないと、老化が進むのと、家には人生3周分の本が溜まっているので、少しでも消費していかないといけません。

 というわけで、温泉行きも兼ねて、はるばる伊東に乗り込むことにしました。
 伊東の温泉は新型コロナウィルスの影響下で、基本的に県外者の入浴を禁止しています。伊東駅から徒歩圏内の湯川第二浴場弁天の湯が県外者の入浴を許可しているという情報はネットに上がっていましたが、時間的に伊東から第二浴場に出て、そこから競輪場行きのバスに合わせるとちょっと無駄が多そう、ということで、南伊東の近くにある鎌田浴場へ。ネットを見る限り、ここも県外者OKっぽい。伊東競輪には過去2回行き、2回とも伊東からバスで行っていたので、今回は南伊東から歩くのもよかろう、というところです。

 てことで、南伊東へ。なんかここ最近、今まで全然縁の無かった小田急にやけに乗ってる気がします。


 鎌田湯までは歩いて5分強でしょうか。自分の写真の履歴を見てると8分かかってますが、ドラクエウォークやりながら歩いてたので歩行速度はちょっと遅めです。

 ここまでは極めて順調でしたが、ここで(危惧していた)残念なお知らせ。中に入ると、「東京者は入浴禁止」とのことでした。が〜ん。何をしにここまで来たのか。まあ、こういう結果はある程度は予想しておりましたが……。
 まあ、そもそも6月10日時点の情報が間違っていたのか、それとも6月10日から6月21日までの10日間になにか変化があったのか、私の知るところではありません。こればかりは仕方がない。なお、これを書いているのは2021年7月25日ですが、今日時点でも「※県外の方もご入浴いただけます。(2021年6月10日現在)」という情報は残っております。


 せっかくここまで歩いたので、メタスラのほこらをルーラ登録するついでに、近くにあるお寺に立ち寄ってみます。
 源光院というお寺でした。別に伊東競輪で車券代を失った人の忠魂碑などは無く、普通のお寺でした。


 そして、伊東温泉競輪場へ。なお、歩いて向かう途中、スマホを見ていたら店から出てる屋根の鉄の骨に思いっきり頭を打ちました。みなさん、歩きスマホはやめましょう。
 過去2回はバスで乗り込んでいた伊東温泉競輪場、下から乗り込むと、左手にどでかい建物がありました。いったいこの建物がなんなのかは分かりませんが、とりあえず昼間の車券販売のお仕事を終えたであろう女性方が大量に出てきておりました。


 伊東競輪場は気付いたら入場無料になっていました。こんな時間に訪れる客などいないので、入場料徴収するだけ無駄ですね。
 入ってからバンクまでの道には、色々な職員さん手作りの張り紙が多数あります。こういうのを見ると、ちょっと船橋オートを思い出します。
 で、初心者には入りづらいであろう初心者ガイダンスコーナーにちょっと立ち寄ってみます。初心者ガイダンスコーナーというよりは、ちょっとした伊東競輪場の歴史解説という感じですね。以前から進化したなー、と思いながら眺めていたのですが……前回(2014年)とほぼ変わってませんでした。

ようこそ!伊東競輪へ ご来場ありがとうございます 日光が当たらないせいか
この横断幕は劣化しません
場内案内図
初心者ガイダンスコーナーへ 伊東競輪の歴史 バンクガイド
所属選手。引退者が増えてきました 大レースのポスターと結果 競輪ビデオ

 ここまで昼飯を食べずに来てしまったので、とりあえず食堂街を覗いてみました。ナイター向けの営業はしていないようで、閉店モードでした。
 というわけで、暑くて疲れてるので特観席に向かいます。

場内の様子 売店 ミカリンが数珠つなぎ的に車?に乗ってます
竹っぽいので、七夕仕様?
10人いて、帽子の色も競輪とは無関係なのがポイント
特観席入口

 初めて伊東に行った2011年以来、2回目の特観席です。金で涼しさを買います。ナイターなんだから、ちょっと我慢すれば別に外でもいいような気はしてましたが。
 あらためて前々回の記事も見直してみましたが、特に大きな違いはありませんね。まあ、特観席やスタンドにお金をぶっ込むよりも、ナイター設備にお金をぶっ込んだ方が儲かります。

Googleさんがつくってくれた特観席からの眺めのパノラマ写真 特観席
人がいません
特観席のトイレ ドリンクサービス
10年前と変わりなし

 ちなみに、この日は新聞屋はもう店じまい。ただ、出走表だけでなく日刊スポーツのカラーコピーみたいなものをもらえました。今日のレースは別に日刊スポーツの冠がついているわけでもないのに、太っ腹ですな。

出走表 日刊スポーツ様ご提供 開催案内

 で、ちょっと車券を外してから、荷物を置いて食事をしに行きます。
 ちなみに、ミカリン広場には人がいません。まあ、そりゃそうですよね。
 食事は、第1スタンドの真ん中あたりにある麺屋さんで、ラーメン。ナルトが入ったラーメンを食べるのはかなり久しぶりな気がします。最近は醤油ラーメンがマイブームでして、こういう昔ながらの醤油ラーメンはウェルカムなのであります。

人のいないミカリン広場。Google Photoさんが哀れんでパノラマ写真にしてくれました 閉鎖ムードです。
ベビールームはいつ開くのでしょうか
うどん・そばだけでなく
ラーメンもあります
シンプルなラーメン スタンド2階席は封鎖されています

 せっかくなので、少しくらいは窓ガラスごしでなく、レースを生観戦。ますます特観料金1000円が無駄だったのではないか疑惑が出ますね。
 ナイターF2戦ですので、ミカリンは空気人形だけが登場。ミカリン娘はどこにもいません。おそらく夜は家庭円満に家で過ごしているのではないでしょうか。まあ、空気なら無料だけれど、中の人を使うとお金かかりますからね。

正面 Google Photoさんにパノラマ写真つくってほしかったのに、作ってもらえませんでした
「決」ではなく「決勝」なのが
伊東の特長です
ミカリンの右手はどうなってるのでしょうか 上からの眺め 第1投票所の雰囲気 脚見せへ
2Cあたりから撮った写真。これはGoogleさんがパノラマにしてくれました。
ただ、一番左の写真との継ぎ目が見るからに不自然で、粗が目立ちます
落書き
ヤスコが消されてます
何があったのでしょうか
こっちには落書き無し
下には降りられません
(別ルートからだと
簡単に下に行けるんだけど)
もうちょっと進んで、上に屋根がなくなったあたりでぐるっと。
これもGoogle Photoさんがパノラマつくってくれませんでした

 誰もいないミカリン広場と第4投票所まわり(喫煙コーナーがあるので、たま〜に人が出入りします)。このあたりは古くさい看板が現存しています。さすがに、未だに学生・生徒の車券購入を禁止するのはどうかと思いますが……。

閉店している売店
なにがあっても
おでんだけは売らないという
静岡への対抗意識が見えます
休憩所は記念だと使われるのかな?
その奥に喫煙所があります
このあたりから、ミカリン広場 橙の看板に黒色の文字。案外見やすいですね。
学生生徒の車券購入は未だに禁止されています
今も尚待機する消防車
年間何回くらい
出動してるのかな?
この「払戻」表示は時代を感じます 東口へのエスカレーター
8レースまでは下り運転という鬼畜仕様で、
メタボなオヤジどものダイエットに協力すると共に
階段を上りたくない人は8レースまで残って金を使うよう強制されます
橙の看板に白の文字は
なお見かけない気がします
なぜここだけ「ご注意」と
表題をつけたのかは謎です
入場料があった時代の
お知らせとお願いです
ノミ屋にご注意 特観席の外壁にはネオンっぽいのがあり
夜になったらどうなるのか気になっていましたが、
特につくことはありませんでした
サマーナイトの時くらいはついたんでしょうか
夜の東口

 そんなわけで、ナイター競輪はすすみます。車券が当たらないので、特にコメントすることもありません。
 最終レースまでやっていくと、バスで伊東に出ることになりますが、そうすると帰りの電車が遅くなりそうだったので、ラス前で打ち止め。帰りも南伊東まで歩くことにしました。

特観から見たナイターバンク 帰りがけに撮ってみました。これもパノラマ作ってもらえず
同じくパノラマにならなかった残骸の写真(アップしている以外にもちまちま横移動しながら写真にしてます)
スタンド内の様子。皆さん最終まで頑張ります あらためて撮影
なんだかんだと、ナイターは綺麗です
正面から
ミカリンも残業です 公衆電話は今も残ります
ノミ屋はここから電話しましょう
入場口 駅方向

 そんなわけで、迷うことなく南伊東の駅に到着。電車にも間に合って、無事帰宅できました。
 ちなみに、車券は当たりませんでしたが、クオカードはゲット致しました(どうせ応募者少ないだろう、という予想が当たった)。鈴木選手のサイン入りということで、大事にさせていただきます。

駅前のタクシー会社の地図
車券案内はしてくれなさそう
ちゃんと競輪場が載ってます 南伊東駅 夜のホーム
ありがとうございます。競輪事業課が公営競技事務所に名称変更してますが、これは課扱いではなく外に吹っ飛ばされたということでしょうか

 てなわけで、特に語ることもなく、何年か後の自分のために写真を残しておこう、という記事でした。なお、2014年の記事を見直してみると、岡田征陽がまだ現役だったり、当時から今なお一線級の平原が凄いなと思ったり、なんだかんだと懐かしいですね。おわり。

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