Reviewing Bank 大宮

 大宮アルディージャがレッドブル傘下になることが決まったのが2024年。
 昨年戸田競艇に行ったときにも触れましたが、アルディージャからは複数のリリースが出ております。
 例:
 2024.11.6 RB大宮株式会社 クラブプロパティ変更のお知らせ
 2024.11.24 大宮アルディージャにかかわるすべての皆さまへ

 さて、そこで話題になったのが、大宮スーパー・ボールパーク構想との関係。埼玉県の説明によると、この構想は「大宮公園の主要施設である3つの競技施設(双輪場・野球場・サッカー場)を含むエリアの整備により、大宮公園を『試合がある日もない日も楽しめる公園』とする基本的な方針を示すものです。」とあります。「ボールパーク」という名前から、これが野球場とサッカー場を含むのは分かりますが、双輪場はボールパークにはそぐわない。とすると、「スーパー」部分なのでしょうか。そもそも、スーパーとボールパークのあいだにある「・」もよく分からない。もしかして、ここに「大宮スーパー」というスーパーマーケットなりスーパー銭湯なりをつくるのでしょうか。

 私は埼玉県民ではないので、このあたりについての埼玉県の空気感はさっぱり分かりませんが、埼玉県にこういう構想がある中でレッドブルがアルディージャに参画し、レッドブル主導でボールパーク構想が進むのではないかと噂されております。
 で、レッドブルは自転車競技の本場であるヨーロッパの会社ですから、むしろ自転車競技に理解があるのではないか、と期待したくなります。そこで、「Redbull velodrome」で検索してみました。すると、出てきたのは「Red Bull Mini Drome 日本初上陸!!」という記事。よく分かりませんが、2012年に、レッドブルが自転車イベントを開催したようです。
 一方で500mバンクという日本の競輪的には(必然的に日本のトラック自転車競技場的には、となると思われる)一番大きなバンクを抱える大宮と、世界最小の自転車競技レースとされるRed Bull Mini Dromeを開催したRedbull。果たしてこれが融合するとどうなるのでしょうか。
 「まあここは間をとって333mバンクでもつくりますかね。レッドブルで乾杯!」という日本的折衷案を出すような会社とも思えませんので、将来が気になります。そもそも、競輪場を大宮・西武園の2箇所抱える埼玉県が、大宮を捨てて西武園に絞るのではないか、という噂はレッドブルとは別個独立に流れておりますから、これも含めて気になります。

1.東日本発祥76周年 大宮競輪 倉茂記念杯

 あらためて、1月19日。大宮記念の最終日です。家でグズグズしてたら、到着が遅れました。
 大宮競輪場へのバスは大宮の西口から出ております。駅からは若干距離のある場所です。14時45分のバスにギリギリ間に合いました。よかったよかった。ギリギリだったので、乗り場の写真はありません。大宮事情には詳しくないので、東口にバスを止められない理由や、競輪場行きのバスがこのサイズな理由も分かりません。バスが小さいのは需要の問題だとして、後日競輪場まで自転車で向かった限りだと、大宮公園の南側と東側の道路が狭くて渋滞しがちなのが嫌だったのかな。

記念の時刻表 バス車内 こんなバスでした

 そんなわけで、無事西門に到着です。前回もここだったっけ、と思ってみてみたら、そもそもバスを使わずに乗り込んでました。入ったあとの雰囲気はなんとなく記憶にあるようなないような。

西門に到着 WELCOME 通路 遅刻したのでもう11レース 出走表

 入場して、右手を見ると開けたスペース。ここは記憶にあるぞ。
 記念の最終日、しかも11レースという、一番場内観客数が多そうなタイミングですが、1月で寒いこともあり、混雑して大変、という感じではありませんでした。
 とりあえず、丁度10レースが走っているタイミングだったので、観客席へ。さすが記念、お客さんがそこそこいると雰囲気はよいですね。


 では、場内をうろつきます。
 場内案内を見ると、閉鎖されているスタンドが多い。まあそもそもスタンドが多すぎる(500mバンクだから仕方がない)んですよね。ただ、案内だと「閉鎖中」になっている5号スタンドに人がいたように見えたんだけれど、どういうことだろうか(→来週理由が分かります)。

場内案内 3号スタンドから見下ろす 縁日コーナー
これは前回もあった気がするので
記念恒例なのかな?
広場方向
広場の様子


 上から見たら盛り上がっていたイベントステージ。オークションがおこなわれていました。白岩支部長の軽快なトークのもと、値段も5桁にいくものが多く、大変盛り上がっておりました。いつどこでゲットしたかも忘れましたが、大昔埼玉系のオークションで平原のサイン入りタオマフとかその他諸々を1000円で落としたことがあります。今なら無理だろうな。
 ちなみに、前回来たときは昇竜舞台というステージがサービスセンター側にあったんですが(案内図には今も名前が残ってる)、そっちは使わないんですね……と思って写真を見たら、というか翌週再訪したら、そもそも舞台がなくなってました。スタンドの閉鎖には対応している案内図なのに、舞台の撤去には対応しないのね。

盛り上がるイベントステージ

 時間がないなか、ラーメン。大盛で720円です。最近普通の醤油ラーメンがおいしくてたまりません。単に塩分過多なメタボなだけです。


 さて、ラーメンも食べたので満足。あとは2レース見ていきましょう。
 スタンドが相応に古いので、柱が相応に邪魔な位置にあります。全て相応です。どこから見ても視界を遮るものが出てくるので、どこから見るかは悩ましい。とりあえず3号スタンドの上の方に登ってみました。

3号スタンドの下の方から 大宮Big Bank
3号スタンドの上の方から

 ちなみに、11レースは2連単的中で、この日はプラスで終われることがほぼ確定。よかったよかった。

11R S級特秀 2025m(4周)先固 発売締切 15:31 発走予定 15:34
車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B
1 1 神山 拓弥 37 栃 木 91 S1 14.5 差し
2 7 雨谷 一樹 35 栃 木 96 S1 タイヤ差 14.6 差し
3 3 守澤 太志 39 秋 田 96 S1 1/4車輪 14.7 B
4 9 岡崎 智哉 39 大 阪 96 S1 1/4車輪 14.2
5 4 柴田 洋輔 38 東 京 92 S2 3/4車身 14.5
6 2 阪本 和也 29 長 崎 115 S2 1/2車輪 14.7
7 5 東矢 圭吾 26 熊 本 121 S1 3 車身 14.9 H
8 8 照井 拓成 29 岩 手 115 S2 1/2車輪 15.0
9 6 三浦 翔大 34 宮 城 98 S2 4 車身 15.2
2車単 1-7 1,920円 (8)

 そして、最終決勝戦。ここまであがってきた地元埼玉勢は武藤1人。前日の準決勝12レースで埼玉3車が並んだにもかかわらず、森田が暴れて宿口&平原が落車という惨事が発生していたのでした。

森田がやらかした前日の準決勝
12R S級準決勝 2025m(4周)先固 発売締切 16:07 発走予定 16:10
車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 3 徳永 哲人 42 熊 本 100 S1 13.7 差し
2 9 嘉永 泰斗 26 熊 本 113 S1 1/4車輪 13.9 捲り
3 6 嶋田 誠也 32 福 岡 109 S1 5 車身 14.2
4 2 不破 将登 36 岐 阜 94 S2 1/2車身 14.0
5 8 川津 悠揮 36 北海道 96 S2 6 車身 14.7
6 4 西田 優大 27 広 島 123 S2 5 車身 15.6 B 事故入
5 平原 康多 42 埼 玉 87 SS 落車棄権
7 宿口 陽一 40 埼 玉 91 S1 落車棄権
1 森田 優弥 26 埼 玉 113 S1 H 失格押上げ 入線順位:5

 そんな決勝。寺崎の番手脇本に佐々木眞也が競るかたちで、非常に興味深い一戦となりました。そうなると近畿勢は怪しくなるので、私は一人残った地元埼玉の武藤から。

3号スタンドのコーナー出口あたりから観戦
ここからだとスタートとゴールが見づらい
周回中。脇本は内側から
残り1周の案内板 脇本が外側に出てます 誘導が外れる 逃げる寺崎と
離れた脇本
最終バック
武藤がちぎれる
佐々木がまくる 佐々木選手おめでとう!
ゆっくりとゴールに向かう嶋田 車に乗って敢闘門に消えていく嶋田

 はい、というわけで、競られた脇本はあっさりと沈み、武藤はちぎれて佐々木が捲って優勝。武藤頭の車券は消えていきました。
 なお、落車の存在にはまったく気付いておりませんでした。
 参考までに、私の位置からのレースの様子はこちら


12R S級決勝 2025m(4周)先固 発売締切 16:07 発走予定 16:10
車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 9 佐々木 悠葵 29 群 馬 115 S1 13.8 捲り
2 7 寺崎 浩平 31 福 井 117 S1 1車身1/2 14.0 逃げ B
3 4 佐々木 眞也 30 神奈川 117 S1 3/4車身 14.0
4 1 武藤 龍生 33 埼 玉 98 S1 1 車身 13.8
5 5 村上 博幸 45 京 都 86 S1 1/2車輪 13.9
6 3 嘉永 泰斗 26 熊 本 113 S1 3 車身 14.2 H
7 2 脇本 雄太 35 福 井 94 SS 5 車身 14.9
8 8 徳永 哲人 42 熊 本 100 S1 落再入
9 6 嶋田 誠也 32 福 岡 109 S1 落携入

 帰りがけ、雨が降ってきました。あの小さいバスでどうやって客を捌くのだろうと思ってたら、バスは4台満杯で歩いて帰れとの指示。まあそうですよね。

 てなわけで、氷川神社にちょっと遅めの初詣がてら参拝。大宮は決勝が16時10分発走、と早めなので、17時前に氷川神社に参拝できました。
 ちなみに、正門脇に双輪場の案内板がありました。大宮の双輪場って、幻の東京五輪のためにつくられてたんですね。これは知らなかった。この時代なら「競輪」という言葉はなかっただろうから、双輪場という名前にも納得です。

正門近くの案内 これが正門らしい 氷川神社 氷川神社の案内図

 雨の中、大宮駅に向かって歩いていたところ、商店街にアルディージャの幟。既にレッドブルカラーに変更されておりました。他方で、ふと花壇を見ると、昔ながらのオレンジのアルディージャのカラリングと、ちょっと古めのロゴ。いつごろ塗られたんでしょうか。この古いアルディージャカラーの花壇、いつまで残るんでしょうかね。


2.第13回日本シンライサービス杯 F2
2.1 双輪場東門


 記念競輪から1週間。記念の日は競輪場に着くのが遅れて、あまりウロウロできなかったので、あらためて大宮競輪場に行くことにしました。この日はF2戦です。
 あらためて乗り込むことにしたはずなのに、結局寝坊して遅めの到着になっているあたり、救いようがありませんね。
 この日はバスでなく自転車で乗り込むことにします。Hello Cyclingを使うのはかなり久々のはずですが、アカウントがまだ残ってて助かりました。Hello Cyclingはいいとして、ここ最近全く自転車に乗らなくなってしまったので、自転車の運転が我ながらちょっと不安でした。一体いつ以来の自転車なのだろうかと思って考えてみたところ、おそらく1年前の半田以来ではないかと思います。たまに自転車に乗らないと、冗談抜きで自転車に乗れなくなりそうだ。
 大宮公園の競輪場・野球場駐車場脇にHello Cyclingのポートは設置されています。その目の前にあるのが双輪場東門。競輪が元気な時代であれば、ここからサクッと中に入ることの出来る非常に便利なポートだったんでしょうが、残念ながら東門が閉鎖されている今、競輪場に入るためにはここからぐるっと回っていく必要があります。メタボなおじさんのためにも、歩行距離を伸ばすようにしているのでしょう。

大宮駅前のサッカー案内
色使いはレッドブル前な感じ
自転車ポート 双輪場東門。閉鎖中です ぐるっと回って正門・西門へ 昔ながらの注意書き
陰になっている場所にあるので
赤文字が残っております

 そんなわけで、ぐるっと回って正門へ向かいます。
 回っていて思ったのが、1号スタンド〜メインスタンドの大きさです。何階建てなのだろうか。そして、全盛期にはここが一杯になるほどの入場者数があったのだろうな。

1号スタンドと、東門 野球場東門の案内 メインスタンドと1号スタンド
思った以上にスタンドが大きい
野球場
野球場と比較しても
競輪場のスタンドが
大きく感じます

2.2 大宮公園小動物園

 本当はもうちょっと早く着いて、もうちょっとゆっくり動物園も眺めていきたかったんですが、時間が余りありません。さすがにおっさんが子供達の邪魔をして動物を見るわけにも行かないので、子供達から相手にされていなかったニホンザルだけを眺めていきました。なんか仲良く毛繕いしてました。

児童遊園案内 ゆうえんち 小動物園開設秘話 小動物園入口 仲よさそうなニホンザル

2.3 双輪場

 そんなわけで、正門から中に入ります。
 正門から入ると、すぐ左手にサービスセンターが出てきます。前週の記念のときはサービスセンターに入ることなくおわったので、サービスセンターが左に出てくるとは思ってなかった。というか、案内図上の正門の位置を完全に誤解してた(バック側から入場してるつもりだった)。なにがいけないって、場内の案内図に正門が載ってないのがよくない。正門なのに扱いが搦手門じゃないか。

競輪場正門 西門の工事が予定されてるらしい 出走表

 そんなわけで、完全に自分の居場所を見失っておりましたが、見慣れた広場に出ればもう安心です。
 で、スタンドに行って落ち着いて投票しようと思ったら、締切が迫っていることが発覚。これはスマホから投票してたら間に合わない。というわけで、一旦下りて車券を買いに行こうと思ったら……あれ、4号スタンドって車券売ってないのか。
 記念の時は4号スタンドの1階に人がたくさんいたから、てっきり車券窓口・機械はやってるのかと思ってた。
 てことで、あわてて再びサービスセンターへ。ここでわたわたしながら車券購入。
 そして、再びスタンドに戻って、レース観戦です。我ながら慌ただしい。こうなりたくなかったら早起きしてこい、という話ですね。

 慌ただしく始まった10レース、チャレンジ決勝は125期3人の対決。地元埼玉の橋谷が勝利。私は7→1しか買ってませんでした。普通に買えばいいのに。無念。

10R A級チ決勝 1525m(3周)先固 発売締切 14:51 発走予定 14:54
車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B
1 1 橋谷 成海 24 埼 玉 125 A3 14.7 逃げ B
2 7 山本 恵太郎 51 東 京 71 A3 3/4車身 14.7 マーク
3 5 森崎 英登 25 愛 知 125 A3 1/4車輪 14.5
4 3 山下 祐輔 23 千 葉 125 A3 3/4車身 13.8
5 4 中村 龍吉 24 福 島 125 A3 1/4車輪 14.0
6 2 山田 哲也 42 愛 知 99 A3 1車身1/2 14.7
7 6 小塚 潤 45 愛 知 86 A3 大差 15.9



最初に入ったときの眺め
あらためて3号スタンドからの眺め 後ろを見る橋谷 誘導が外れる 逃げる橋谷
お疲れ様でした ライン同士ねぎらう 橋谷お疲れ 勝利者インタビュー

 ここでちょっと時間が出来たので、フラフラ歩きます。
 広場の真ん中にある屋台風な食事処は、スタンドから向かって左が大河内売店、向かって右がコタン。前週はコタンでラーメンを食べたんで、今回はどうしようかとちょっと迷いましたが、私は中途半端なメタボオヤジなので今回はここでは食べませんでした。ちなみに、前回(2012年)訪問時は「大宮と行ったら生ジュース」とか書いてましたが、大宮競輪+生ジュースで検索しても特に同じことを書いてる人は見つからず、私は何を根拠にこんなことを書いていたのかさっぱりわかりません。そして、このミックスジュース、コタンのメニュー表から消えてました。残念。
 また、武州名物うまい肉を販売するフードトラック、前週の記念の時にもいましたが、特に常設というわけでは無さそうで、大宮競輪のデリシャスマップにはその名は出てきません。
 私は下戸なのでどうでもいいんですが、どこでもお酒は売っているようで、競輪場も平和になったものです。

あらためて、場内案内図 大河内売店 コタン メニュー表 うまい肉

 で、正門から入ってすぐ左にあるサービスセンター。私が入場直後迷子になったせいでなんなのか分かってなかったんですが、スタンドから広場を挟んで向かい側にある建物です。「サービスセンター」というからには当たり車券をサービスしてくれるのだと期待したいわけですが、残念ながらここで買った車券は当たりませんでした。

サービスセンター内の様子。本場・場外分け隔てなくサービスしております

 で、広場を抜けて3号スタンドへ。そこから前回行き損ねたバックスタンド側に行こうと思ったら……封鎖されておりました。ここで初めて、5号スタンドやバックスタンド側に行けないことを知るとともに、案内図の立入禁止シールの意味を知ったのでした。おそらく、記念のときだけ5号スタンドが開放されるのでしょうね。

正門から入ってきたあたりの眺め サービスセンター前から4号スタンド方向 サービスセンター前から3号スタンド
4号スタンド1階。車券売ってなかった 4号スタンドから先は行き止まりです
4号スタンド2階 2階に上がったら左右の道は封鎖されており、観客席へ1本道です
ご案内 キッズバイクPARKができるようです 観客席へ そこからの眺め

 前週は(記録を見る限り、2012年訪問時も?)立入もしなかったメインスタンド。観戦席は2階、3階より上は特観席です。この奥にあるのが1号スタンドなので、メインスタンドは実質2号スタンドということになるのでしょう。
 1階は単なる通路で、穴場もあいておらず、それゆえひとけはありません。
 誰もいないので、人の映り込みを気にせず選手紹介を撮っていたわけですが(それならもっと上手く撮れという意見は無視します)、山口多聞なんて選手いたのか。親御さん、よくぞそんな名前つけたな。

 2階席は暖房の効いた無料観覧席となります。古いスタンドなので、こちらもどこから見ても視界に窓枠か柱が入ってくる仕様となっております。

メインスタンド案内図 1階 タバコに関する注意事項 1号スタンド・東門へは行けません
埼玉支部の選手紹介 123期 125期&126期
さっき勝った橋谷もいます
メインスタンド2階 座席うしろあたりからのバンクの眺め
柱が邪魔な場所に座ってしまった 無料飲料。おいしい水があります
メインから広場へ メイン側を振り返る 3号スタンドの下 3号スタンドから広場に出たところ

 そんなわけで、概ねふらふらし終えました。11レース、ガールズ決勝。太田と仲澤の一騎打ちという事前の空気感。なぜか、太田→仲澤と竹野→太田という、本命狙いたいのか穴を突きたいのかよく分からない買い方をしてました。地元優勝を狙った太田を仲澤が見事に差して勝利。おめでとうございます。これで23連勝とのこと。ナショナルにも行ってるようですね。

11R L級ガ決勝 1525m(3周)I固 発売締切 15:25 発走予定 15:28
車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B
1 5 仲澤 春香 23 福 井 126 L1 15.2 差し
2 1 太田 りゆ 30 埼 玉 112 L1 3/4車輪 15.1 捲り
3 3 松井 優佳 25 大 阪 124 L1 2 車身 15.2
4 7 竹野 百香 22 三 重 124 L1 1 車身 15.6 B
5 4 當銘 沙恵美 26 愛 知 118 L1 1車身1/2 15.5
6 6 永塚 祐子 39 神奈川 118 L1 1 車輪 15.5
7 2 豊岡 英子 44 大 阪 114 L1 2 車身 15.7 H

 なお、よく分かってなかったんですが、協賛レースということで協賛者の前田華奈さんというYouTuberさんが表彰式に出てきておりました。白馬のようなおっさんがでてくるのと異なり、若い女性が出てくると絵になりますな。

周回中 竹野が逃げる 太田がまくる
表彰式 まぶしそう インタビュー 協賛者さんより
記念撮影 自撮り 公式撮影 帰っていきます 敢闘門で一礼

 そして、いよいよA級決勝のお時間となりました。3分戦。20代の3人がそれぞれラインを引っ張るかたちとなります。
 結果……東北の藤根が勝利。私は藤根から柿本の番手の石川への車券は持ってましたが、三番手の坂本は抜け。まあ、これは石川が仕事をした結果ということで、仕方ない車券です。
 藤根は5年半ぶりの優勝とのこと。おめでとうございます。

12R A級決勝 1525m(3周)先固 発売締切 16:05 発走予定 16:08
車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B
1 7 藤根 俊貴 29 岩 手 113 A1 15.0 捲り
2 6 坂本 将太郎 32 栃 木 101 A1 1/2車身 15.1 差し
3 1 柿本 大貴 29 東 京 113 A1 1/2車身 15.5 HB
4 5 布居 寛幸 50 和歌山 72 A1 1/8車輪 14.7
5 3 福元 啓太 28 大 阪 119 A1 1/2車輪 14.8
6 4 石川 雅望 38 群 馬 91 A1 1/4車輪 15.3
7 2 伊藤 大志 45 青 森 86 A1 3/4車輪 15.0

バンクをぐるっと。名残惜しいですが、下手したらこのあと10年来ないからな 選手入場
発走準備 周回中

 そんなわけで、最後に表彰式を眺めていきます。ガールズの表彰式と比べて人が少ない。おっさんは正直です。

インタビュー中 記念撮影。表情はカメラマンの指示でしょうか

 そんなわけで、2週連続の大宮競輪場、自分が寝坊しまくったせいで2日合計で5レースしか賭けられていないという酷い有様ですが(なお、この日の車券は裏の松阪記念でちょっとかすったけれどマイナス)、まあそのあたりは気にしてはいけない。レッドブルが介入することで果たしてどうなるのか。アルディージャがなぜか戸田競艇に入れ込む中で、大宮競輪とアルディージャの関係はどうなるのか。また干支が一回りした頃に大宮は残っているのでしょうかね。

最後に広場を眺める

3.大宮競馬場跡

 この日の最後のミッションは、大宮競馬場跡に行くことです。そもそも、ここに来るときにバスでなく自転車を使ったのは、バスが渋滞に巻き込まれて遅い、ということもありますが、長らく使ってなかったHello Cyclingの使い方を思い出すためでもありました。
 行きに自転車を停めた駐車場脇の自転車ポートは方向的にも逆なので、今度は歴史と民俗の博物館脇のポートを使うことにします。

大宮公園の舟遊池

 で、キコキコ自転車を漕いでいたわけですが……。自転車自体は、電動なこともあって大変快適に乗ることが出来ました。が。寒さもあって、スマホの挙動がおかしい。中途半端にドラクエウォークで電池を消耗したのもよくないのだけど、Google Mapもドラクエウォークも起動しなくなったりして、スマホごと再起動する羽目に。道ばたに自転車を停めてスマホと格闘しているおじさんというのは、絵になりません。ただでさえおじさんは不審人物扱いされるのに、スマホと必死に格闘していてはさらに不審人物です。
 しかも、今私が使っているのはHello Cycling。スマホが壊れると返却が非常に面倒になります。というか、スマホが動かない状態でどうしたら返却扱いに出来るのか、まったく分かりません。下手すると返却扱いできず、高額のレンタル代を持っていかれかねません。

 とまあ、そんなこともあり、さらに言えばもともと寒くてテンションも下がっていたので、大宮競輪場跡の記念碑を撮るくらいで退散したのでした。本来ならば、競馬場跡地マイマップさんを参照しつつ、「ここは昔馬場だったところ」と道路の上で記念撮影でもしたかったんですが(ほかの廃場巡りではそれをやってるし)、それもやらずに終わりました。
 それにしても、いかにも馬場跡っぽいカーブのかかった道路が馬場跡じゃないというのはかなりのトラップですね。競馬場跡地マイマップさんがなかったら、おそらく「このカーブは馬場のあと!」と嬉しそうに写真を撮っていたはずです。

記念碑 記念碑の解説 記念碑あたりからプラザノース方向
競馬場外から競馬場方向を見ているかたちのはず
埼玉っぽいポスト

 帰りは加茂宮駅からニューシャトルなる乗り物に乗って大宮、そこから帰宅です。ニューシャトルという乗り物、もしかしたら昔鉄道博物館に行くときに乗ったかもしれませんが、まったく得体の知れない電車でした。世が世なら競馬場に向けて客を運ぶ電車になっていたのだろうなあ。



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