メキシコ旅行記その13

1月5日その2

 てことで、指定された13時。ホテルの外で日陰を選びつつぼけーっと待っていると、10分頃におじさん登場。
 ミニバンに乗り込むと、助手席に先客一人。Gordonという人で、アリゾナから来た人でした。このとき、なぜかアリゾナとアマゾンを勘違いして、「すげー所から来たな、この人」とか思ってしまいました。口に出さなくてよかった。
 後日、メキシコシティのYHにもアリゾナから来たっていう人がいました。やっぱり近いだけあってアリゾナからメキシコに来る人は多いんでしょうね。Gordonもこの日の朝パレンケからメリダに到着したらしく、おそらく増発されたバスに乗っていたんではないかと思われます。
 続いて、カナダから来た女性教師(名前失念、ってか、複雑な名前でした。教師、ってのも確かそう言ってたような、って程度の記憶です。カナダのどこから来たのか、ってのも聞いたんですが、バンクーバー近郊のよく分からない場所で、覚えてられませんでした。)が乗車。
 んで、HolidayInnで6人、さらに1人、計10人にガイドのJoseを加えた11人でウシュマルに向かうことになりました。
 うち、英語を話せるのはGordon、カナダ人女性、バハカリフォルニアからきた夫婦の4名。この夫婦の旦那さん(名はFrancisco)の方はメキシコで弁護士資格を持っており、バハで入国管理の仕事をしているとのことでした。

 そんなこんなで、1時間ほどしてウシュマルに到着。
 他のツアーと合流し、英語組とスペイン語組に分かれました。

 さて、ウシュマル。言葉の意味は、"3 times built"らしいです。Uxが3を表しているとのこと。ですが、実際は5回建て直されたらしいとかなんとか。
 で、ガイドさんがウシュマルが放棄された理由を観光客に問うと、「水」という意見と、もう1つなんか別の意見が出ました。んで、いきなり僕の方を見て、「日本から来たのかい?」「はい」「OK、じゃあなんか理由浮かぶ?」と聞いてきました。なんか日本に恨みでも(あるいは特に期待でも)あるんですかいな。僕も原因は水だと思ってたのですが、なんか他に変な理由をひねり出せないものかとしばし考え、結局、「やっぱり水じゃね?」とかなんとかいう感じのことを答えたような記憶があります。曖昧です。
 ところで、モンテホがメリダにやってきたのは1542年。血が分かれてしまったので、モンテホの名はメリダには残っていないそうです。
 とまあメモを書き起こしてもあまり意味が無いような気もするんですが、せっかくメモをとったので文章の流れを無視して書いてみました。

 で、魔法使いの神殿です。
 特徴は、円形のピラミッドであること。曲線がなんともいえないいい味わいを演出しております。丸みを帯びたその姿の何ともいえない質感といいますか。
 当時の人がなぜこういう形に作ったのかは分かりませんが、ナイスです。
 ちなみに。このピラミッド、写真を撮って石に番号をふって一旦分解したものを再び作り上げたそうで、使われているもの自体はオリジナルだそうであります。

 さて、魔法使いのピラミッドへは上ることができないので、一行はガイド氏の説明を聞きつつ、写真も撮りつつ、先へ進みます。
 ということで次頁へ。

TOP/1月5日その1/1月5日その3