白馬旅行 新潟遠征の巻 (8月19日)

 本日も晴天。起床、食事、出発。全て白馬には珍しく予定通りにいきました。これも全ては会長のおかげです。感謝しなくては。

 昨日の教訓を生かして、今日は第1駐車場にとめずにちょっと遠い第3駐車場に駐車。そこから、コンビニによってから競馬場に向かいました。コンビニではまだ9時なのにスポーツ新聞が全て売り切れているという考えられない事態が発生していました。いったい何を考えているのでしょうか。もっと入荷して欲しいものです。

 競馬場の中は昨日よりもさらに混んでいました。スタンドなんかは既に埋っています。レース前になると本馬場はG1級の人のあふれ方になりました。いや、午前中であることを考えるとそれ以上かもしれません。その原因を考えてみるに、まず一般席が圧倒的に中山・府中より少ない。席の数自体もそうですし、内馬場が使えないのも原因かもしれません。さらに、スタンドも前のスペース(つまり立ち見のスペース)が狭い上に半分くらいが芝生で寝転んでいる人がいる。これでは混まないわけがありません。馬券売り場も長蛇の列ができていました。

 今日の馬券作戦は普段のスタイルを貫くこと。つまり、単勝・複勝作戦です。この作戦は配当が少ないために嫌われがちですが、自分的には競馬で利益をあげる最高の方法だと思います。自信のあるレースだけに複勝か単勝ではっていく。そして確実にとる。絶対においしいと思うのだが・・・。

 2R。3歳未勝利。11番ケイウンアイドルが新聞・パドック・オッズ、全ての面を総合して絶対に複勝を買うべきだという結論に達しました。当然自分ではおさえたのですが、このおいしい情報を競馬ビギナーのK氏を勝たせてあげたい一心で10000円買っとけといいました。しかし、K氏は100円しか買いませんでした。そしたら、きっちりケイウンアイドルは3着にきました。K氏は1、2着のワイドも押さえていたためにほぼパーフェクトの当たりです。それにも関わらず、払い戻しが1000円にも満たないことが納得できなかったようです。彼はその後、せーよー進める複勝3万もつくような馬券を買う穴党になってしまいました。

 こうして人間はオッズに目がくらみ穴党になっていくのだなと思いました。僕に言わせてもらえば、手にとることができない1万よりも、確実に100円の利益をあげる方がいいです。まあ、それは人の好き好きなので仕方ないのでしょうが。こうやって、K氏は駄目人間の仲間いりをするのでしょうね。白馬メンバーは1人の将来有望な人間の前途を破壊してしまったことを心から反省すべきです。

 そもそも、K氏の競馬歴はすごいと思います。デビュー戦が高崎。つまり地方デビューです。東京に住んでいてこれはなかなかいませんね。高崎では未勝利で、2戦目が新潟。これが中央初戦です。つまり、まる地ということになります。このまま、順調にローカル路線で進んでいってもらいたいものです。

 単勝や複勝で自信のあるレースだけを買いつつ、メーンレース。アイビスサマーダッシュの時間になりました。サマーダッシュの本命は遠征前から決まっていたように、愛馬のメジロダーリング。当然、単勝1点勝負です。レース前にはファンファーレで拍手が出るほどのもりあがりぶり。そんな中をスタートしました。メジロダーリングはいつも通り好スタートを切りましたが、中央によっていってちょっとひやっとしました。それでも自力にまさる彼女は普通にレースを進め、きっちりゴール前では突き放し日本レコードで快勝しました。単勝350円。今日は見事に単勝・複勝作戦が的中し回収率はこの遠征で182%でした。

 メーンレース終了直後。混まないうちに早めに競馬場をあとにしました。昨日の教訓もあり、駐車場を遠くにしたおかげでスムーズに出ることができ、20分ほどで高速に乗ることができました。途中で最終までやったせーよー車に抜かれることを予想していたものの、何とか逃げ切り。早く帰ってくることができました。

 インターを降りてから、そこで見つけたビックリドンキーなる店で夕食。そのときにダブルス杯の優勝賞品として「びっくり!コーラ」をいただきました。

 こうして、白馬旅行新潟遠征は無事幕をとじました。自分が旅行大臣になってから、初めてまともにたてた旅行の計画ですね。無事に帰ってこられてほっとしています。これからも遠征はどんどん企画して、ゆくゆくは日本全国の競馬場制覇、さらには世界制覇をしたいです。

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