ロシア旅行記その6(モスクワ競馬観戦記編)

 そんなわけで,ベゴヴァーヤ駅に到着。
 出口への階段は2つ。最初の難関は,どっちに出るか,です。で,結論から言うと,なんとなくHippodoromeっぽい表記があった方にむかったら正解でした(なお,"ИППОДРОМУ"というのは実際本当にHippodoromeなんですが,最初の"И"は"H"でなく"I"です。)。その先の階段もビンゴでした。こういう場所で正解するとは珍しい。まあ,「正解」であることの確信を持てたのは先のことではあるのだが。そして,この日運を使い果たした結果,翌日以降に大惨事が2つ起こるのであります……。

 で,出口には,それっぽいおっさんが2人前を歩いていました。とりあえず道を渡るところまでは着いていきます。もちろん,「それっぽい」というのは完全に勘であり,特に新聞を持ってるとか馬のぬいぐるみを抱えてるとかそういう事情はありません。

 で,道を渡って……自分の地図と勘を信じて,やはりおっさん2人は競馬客では無いと結論づけておっさん2人に別れを告げました。これが大失敗。競馬場は近くにあるはずなのにいっこうに見えてこない。ううむ。というわけで,金を掛けてもやむない事態と判断して電波をOnに。結論として,やはりさっきのおっさん2人組が進んだ方向が正解でした。やはりさっきの2人組は競馬親父だったのだろうか。

 なお,基本的に日記的に駄文を書くことしかしない主義なのですが,いかんせん首都のくせに案内が少ないので,心が落ち着いた帰りがけに撮った写真を載せて競馬場までの案内写真を列挙することにします。


右に進む
なんとなくHippodromeっぽい
表記ですよね
こっち こっちの出口 馬の飾りがありましたが,
Hipporodomeがあることと
関係があるのかどうかは不明
こんな道 ここを出る
今思うと,よくぞ当たったな
ここから出てくる 正面 ここを進みます
こんな道です 大丈夫なのかこれは こっちに進む 向かいには24時間スーパー
地下道をくぐって道を渡る ここから出ます(出て右にまっすぐ行けば着く) こっちが駅方向

 さて。なんだかんだいって,金を掛ければ競馬場に到達できるんだからいい時代になったものです。GoogleMapさんサマサマですな。かつてイギリスに行ったときはYahooとLycosの地図を印刷して持っていったもんです。懐かしいな。
 閑話休題。
 しばらく進むと,大きなスタンドが見えてきました。すごい。場違いといえば場違い。とにかく大きく,重厚感あるスタンドです。大きすぎて,写真1枚におさまらない。ここに来たかったんだ。ロシア万歳。ハラショーハラショー。

 で。どこからどうやって入るか。
 ここで先行者(この表現だと侍魂を思い出すな)発見。こういうときはついていくに限ります。
 入場券売場(いわゆるカッサ)はこの立派なスタンド……の左手の一角にぽつんとあります。なんだこの不意打ちは。まあいいや。なお,ここで前にいた先行者のおっさんが窓口から離れるときにふらついて,足を踏まれました。もちろん和を以て貴しとする日本人ですから文句などいいません(ロシア語分からんし。てかあっちの方が圧倒的にがたいがいいし)。それはいいんですが,思いっきり酒臭かったので,単に酔っ払ってふらついただけでしょうな。昨日も酔っ払いにからまれた?し,酔っ払いは全世界共通で嫌いです。
 入場料は300ルーブル。金を払うと入場券とレープロをゲットできる仕組みです。

前庭にあったもの
このおっさんは誰なのか
見よ,この立派なスタンド!! アップで カッサ
帰りがけにあらためて撮ってみた これもよく分からん 前庭の奥にスタンドが 星というと社会主義を
思い浮かべてしまいますが…

 で,先行する人群を番手マークして入場口に向かいます。入場口は,右側のパルテノン神殿みたいなスタンドのど真ん中です。ここから中に入るのか!それにしても,ここから入るならカッサの場所はなんとかならなかったのか。

 で,入場口に近づくと,選考していた酔っ払いが入場拒否されて?揉めております。なんだなんだ。なにが起きてるんだ。
 その横から,おそるおそる入場。特に何も言われませんでした。よかったよかた。先行者たちはめでたくブラックリスト入りしてるのか,それとも酔っ払いは立入禁止なのか。それとも,なにか別の理由があったのか……。

 いずれにしても,入ってしまえばこっちのもんです。ただ,入ったスタンド内(階段周り)の電気が消えてて若干雰囲気が悪かった……。

レープロとチケット 入口からこっちをのぼる 電気はつかず 左右どっちに行けとかいう
指示は特になし
よく分からない絵柄 帰りがけに撮った入口の写真

 ですが,階段を抜けると,そこは馬場でした。やっほーい!

 それはいいんですが,ちょっと写真を撮り過ぎてホームページビルダーが重い。というわけで,分量的にバランス悪いけどここで改ページしてしまおう。場所がもったいないのでちょっとレープロ載せます。というわけで,以降後半へ続く。

入場券うらおもて
番号が7468番になってますが,
多分この日そんなに入場してません
日付もスタンプだし,単に冊子上の番号だな
表紙 裏表紙
ハーネスです
もちろん読めない
右頁の2・3・4があるのは
2歳馬,3歳馬,4歳馬だと
思うのですが,
その右にある数字(多分タイム)の
意味がよく分からん
レープロの見方
ロシア語が分からないので
どっちみち意味が分からない
馬の紹介をしてるっぽいのだが
どういう馬なのだろうか
13時からの第1レース
9頭立てで
1着賞金1800ルーブル
ってのは何となく分かる
これは2レース
あいたスペースには
こんな絵が入ります
15時25分から
なにかがおこるっぽい
それをふまえて,
この見開きに何が書かれてるのか
全く分からない
次の開催の説明??

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