夏の新潟2012
前回新潟に行ったのがいつか,気になったので見てみた(
トリ
・
NP
)ところ,まさかの2001年でした。10年以上も前です。
あのころは,ネットもまだブログが無く,個人の情報発信は主として個人ページでした。そして,特定のカテゴリのファンは,その応援ページに行ってそこの掲示板で交流する,というのがメインだったかと思います。いやぁ,懐かしいですね。
あれから10年以上。当時札幌で引退式をしていたセイウンスカイはもうこの世にいません。嘉堂騎手も引退しました。新潟県競馬・三条競馬もなくなりました。トリは「ゆくゆくは日本全国の競馬場制覇を」と書いておりましたが,まさに
この裏で姫路に行って
全国制覇を成し遂げております。
あと,今だったら,前日もテニスでなくSAMと一緒に三条競馬になってたかもな。
いやぁ,ほんと,時の流れを感じます。
さて,こうやって人間は老いていくわけでありますが,とりあえず競馬場に到達しないといけません。前回はトリとせーよーが運転する中,ぼーっとしていればよかったのですが,今回は自分の足を使わねばならんのです。
まず,バスで駅まで戻ってきたはいいものの,競馬場への直通バスの案内が見当たりません。というわけで,案内所の方に聞いてみました。すると,「バスは南口」とのこと。ぐへっ。それはそうと,案内所の女性は美人さんでした。ビバ北国。
南口なのは別にいいのですが,どうやって新潟駅構内を突破するのかが難題。なんか案内少なくありません?あとから知りましたが,ビッグスワン行きも南口から出てるようなので,もうちょっと案内増やしてもいいんじゃないのかな。
まあなんとか南口に到達。しかし,電車の到着時間とずれたのがいけなかったのかなんなのか,先行馬(それっぽいおじさん)がいません。とりあえずバス停を探します。道中,新聞を買うためにコンビニに入り,それっぽいおじさんを発見したのですが,レジに並んでいる間に見失いました。もうちょっと案内を増やしてもらってもいいんじゃないのかな。それとも見えてなかっただけなのか。
なんにせよ,なんとかバス停発見。20分に1本のバス停に,まさに発車するところで乗り込めました。というか明らかに30秒ほど発車を遅らせてしまいました。ごめんなさい。
跨線橋から見る新潟駅
南口
バス発見!
バスの車内では爆睡。事前に新聞買った意味がなかった……。バスは40分程度かかる,という話をどこかで目にしておりましたが,おそらく25分ほどで到着したかと思います。まあ,夏の新潟開幕日&三連休とはいえ,土曜日だしね。
いよいよ久しぶりの新潟競馬場です。ああ,確かにこんな屋根の下を通ったな。パドックってこんな場所にあったっけ。ああ,パドックの遠い方に「藤棚みたいなやつ」があったな。などと,感慨にふけりつつ,パドックの電光掲示板を見たらまさに3レース発走直前。おお,完全に偶然ですが,完璧な時間に到着したな。
懐かしの新潟!
とりあえず,3レースは無視して,朝食代わりに屋台でたれカツ丼を購入。前回の新潟遠征時には全く意識してなかったのですが,ここ新潟はたれカツ丼が名物のようです(10年前はB級グルメブームがなかったので,当時は名物でなかった(新潟がプッシュしてなかった)だけの可能性もある)。今回は屋台で買いましたが,常設の店舗にもたれカツ丼はありました。ただ,関東人的卵とじカツ丼も売られていたので,新潟でのたれカツ丼のシェアがどれ程のものなのか,ちょっとよく分かりません。時間が時間なので全く並ぶことなく買えたのは助かりました。
醤油だれということでしたが,案外甘めのたれ。ご飯少なめだったので,つゆが無くても問題なしでした。
あわせて,その後,その横で売られていた味噌ホルモン焼(←名前に自信なし)も買ってみました。ホルモン好きとしてはおいしく食べられました。その後,ビッグスワンでもこれが売られているのを見たので,おそらく新潟市(あるいは広告代理店)はこれを売り出そうとしているのだと思います。
たれカツ丼
味噌ホルモン焼だったかな?
とまあ,そんな具合にたれカツ丼を食べ終わるころに,4レースの出走馬がパドックに現れました。
4R出走各馬
全く事前準備をしてなかったのですが,ホクトスルタン発見。障害未勝利に大きな期待は寄せてなかったのですが,有名馬に会えるとやっぱり嬉しくなりますね。
それにしても,なつかしの新潟障害レースパドックです。
1
5
8
ディアブラスト
牡5
60
横山義行
03:05.5
2
1
1
ジュヌドラゴン
牡5
60
山本康志
03:05.9
2.1/2
3
6
10
ホクトスルタン
牡8
60
柴田大知
03:06.0
クビ
4
4
5
ダイバーシティ
セ7
60
蓑島靖典
03:06.5
3
5
7
11
モエレジンダイコ
牡7
57
高嶋活士
03:06.7
1.1/4
6
7
12
スーパーティチャー
牝5
58
大江原圭
03:06.7
クビ
7
4
6
マサデパン
牡4
60
平沢健治
03:07.0
2
8
6
9
ハッピーティア
牝4
58
鈴木慶太
03:08.1
7
9
2
2
ラパリーガ
牝5
58
江田勇亮
03:10.6
大
10
5
7
ジャポニズム
セ5
60
浜野谷憲
03:10.6
クビ
11
8
13
ビッグフォンテン
牡4
60
金子光希
03:12.4
大
12
3
4
ビーム
牡4
60
五十嵐雄
03:13.8
9
13
3
3
ホウショウキング
牡4
60
石神深一
03:16.0
大
中
8
14
ブルーマーテル
牡8
60
高野和馬
そんなわけで,レース観戦は4号置障害の前。障害を目の前にした場所で,しかもコースがそこまで広くないので間近に障害を観戦できるのはいいですよね。JRAにはもっとこういう新潟の良さをアピールしてもらいたいところです。午前の段階からレースを見に来る人が増えたら,少しだけでも売り上げに違いがあるかもしれんわけだし。こんなのホームページにチョロッとあげればいいだけなんだからいつでもできると思うんだがな(ホームページにチョロッとあげただけで本当に売上げが変わるのかには責任持てんけど)。
芝生が気持ちよく,開放的な雰囲気の新潟競馬場
この芝生こそが「夏競馬!」という感じがします
奥にある3号置障害
4号障害
1週目3号障害を飛越
ホクトスルタンが先頭
ぶれた
2週目
ピンポイントでシャッターチャンスを
外した気がする
4号置き障害解体ショー。
夏競馬開幕日ってことは,新潟の置障害は昨年から使っていなかったはずで,実戦後の解体はこれが約10ヶ月ぶりだったはず
にもかかわらず,非常に手際よく撤去されておりました
レースはホクトスルタンが引っ張り,完全に切り落としていたNPを慌てさせましたが,最後はディアブラストが抜け出し,ジュヌドラゴンが差してくれて,まさかの馬複的中。いやぁ,初戦的中は嬉しいものです。
にしても,せっかく障害前に陣取ったのに,いい写真が撮れてないな。まあ,それだけ競走馬にはスピードがあるってことなのです。
そして,レース後はお待ちかねの置き障害解体ショー。なんかマグロ解体のノリで書いてますが,本来的には見世物ではないですよね。でも見えてしまうんだから仕方がない。
置き障害前での観戦がこの日の第1目的で,この解体ショーがこの日の第2の目的だったのです。その間に馬券的中が入ることは正直想定外だったのでした。
てっきり男性陣のみで解体するのだと思ってたら,ピンクのおばちゃん(と呼んでたんだけど,改めてみてみたらたいしてピンクじゃなかった)も参加しておりました。
この解体シーンを嬉しそうに眺めていたのはNPだけでしたが,もう1人,おじさまが「この障害は高さ何センチなの?」と尋ねておられました。すると,係員はちゃんとトランシーバーで本部に確認し,「130cm。ただし左右は馬が待避しないように高めになっている」と回答しておりました。こういうサービスの良さは大事よね。
解体後の置き障害
ネット上にはあまり解体シーンは転がっておりませんが,
ここ
や
ここ
に福島の障害設置シーンがあがっておりました。なんと,意識していなかったけれども置き障害も進化してるんですね。勉強になるなあ。
そんなわけで,後半へ続く。
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