松坂世代が松阪めぐりその2

 最初に面白いお寺を2つ見たので,いよいよもって松阪界隈の寺院への期待値が上がっていきます。
 続いては清光寺。
 とにかく境内がきれいです。そして,何か呪いのように貼られているお札がなんとも印象的。あわせて,奥の塔や本堂前の象など,なかなか興味深いものが多く,解説が無いのが残念でありました(まあ檀家さんから寄贈されたものだったりするんだろうから,あえて解説するのも変な話ではある)。解説があるのは文化財指定されている仏像ですが,こちらはおそらく非公開であります。


塔頭の九品院とのことです

本堂改築記念

蓮聚場……でいいのかな?
  
あいかわらず凄いことになっている





本堂脇奥の社殿
 
本堂

象なのかな?
水鉢ということでいいんでしょうか

この事故のことは知らなかった…

 そして,本覚寺。今度は真宗のお寺になります。このあたりはとにかくお寺が多い。昔からの寺町だったんでしょうね。
 真宗のお寺はあまり変なものがない印象で,ここもそうでした。


松が立派

ここも改築されたばかり
檀家さんの信仰が篤いんでしょうね

 続いて,八雲神社。方角的に城から遠ざかってる気がしますが,自転車なので強気なのです。強気とか書きつつ,暑くてコンビニに入って涼んだりしてましたが……。
 この八雲神社に入ってお参りしようかと思ったら,奥の方で神事が行われていたので,そんななか写真をパチパチやるのも失礼かな,と思って途中で退散。まあまたあとでくればいいかな。

 で,その脇にある善福寺。こちらはこちらで縁日のようで,人が多くおられました。無料かき氷が振る舞われており,お参りが終わったらもらおうかと思ってお参りが終わって戻ったら人がいなくなってました……。

 それはさておき。このお寺は縦長で狭いスペースなのにもかかわらず(横の八雲神社とは偉い違いだ……いろいろと歴史はあるんだろうと想像しますが),いろいろな像があったりお堂があったりと中身てんこ盛り。いい加減城に行かないと今回の旅の主目的の競輪に間に合わないのでささっと立ち去ってしまいましたが,なかなかに興味深いお寺でした。
 そういえば,御砂踏みを見る度に思うんですが,ここをまわって四国88カ所をまわったのと同じ御利益ってのはあまりに88カ所をまわってる人にとって悲しい事実なんじゃなかろうか。でも,まわることで御利益とは違ったものを得られるからいいのかなあ。


修行中の大師像

御砂踏みまであります
 
庚申堂と中の石仏(庚申塔とは別ですよね?)
あまりみかけない表情と造型だと思います
 
不動明王

本堂

奥のお堂

 そんなわけで,時間も時間なので大人しくお城に向かいます。

お地蔵さん発見(場所は完全に失念)。人々の願い事1つは必ず成就して下さるとのこと。
願い事はいつからいつまでのものをどうやって括ってカウントしてるのか気になるところです。
そして,ここもお札が凄い。風雪で破れて飛んでいったりしないのだろうか…。

 大通りに出ると,真っ正面に城への登城口が現われます。困ったのは,駐輪場らしい駐輪場がないこと。登城口手前にコンビニがあるにはあったのですが,さすがにコンビニ前に長時間自転車停めるのもねえ……。確かに観光協会の方の言うとおり,城周り以外は基本的に平坦な町なので,もう少し自転車文化があってもいいような気がしますが,自転車文化云々以前に完全な車社会なんだろうな。松阪城は山にあってあまり公園化してないから地元の学生が行くような場所でもないし。
 で,石垣の下にはお地蔵さんが鎮座。ここもお札が凄いです。


 で,結局自転車は登城口に停めさせていただいて,いざ登城であります。

 そういえば,本当にどうでもいい話なんですが,NPがこれを書いてるのは12月12日でして,ふとGoogleさんを見ると,小津安二郎氏生誕110年とのこと。で,小津氏はどうも松阪で育ったらしいです。はい,それだけ。

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