下戸が金杯で味わうヘネシーその3〜Hennessy Gold Cup!〜

Long Distance Hurdle (Grade 2)

 続いて、第5レース。Long Distance Hurdle。G2です。単純に格だけ見たら、G3のHenessy Gold Cupよりも(Grand Nationalよりも)こっちの方が上です。

 最初に書いてしましますが、この時点で(いや、今でも、なんだけど)このレースの重要性が分かってなかった。ボーッと、「ああG2か」程度の思いでこのレースを見てました。時計の針を戻せるものならば、ここは戻したいポイントの1つです。まあ、人生もっと戻したい場所はあるけど。

 そんなわけで。この日のLong Distance Hurdleの出走は5頭。5頭というだけでテンションが若干低下するのが日本競馬に慣れてた自分の悪いところ。

 1番Cole Hardenは前シーズン(2015年春)のCheltenham World Hurdle(G1)を優勝し、AintreeのSilver Cross Stayers' Hurdle(Liverpool Stayers' Hurdle)ではWhisperの2着。2015−16シーズンはここからスタート
 2番WhisperはそのSilver Cross Stayers' Hurdleの勝馬。Silver Cross Stayers' Hurdle(Liverpool Stayers' Hurdle)を2014年2015年と連覇している馬です。今シーズンはここからスタート。
 3番Thistlecrackは前シーズン(2015年春)のAintreeのDoom Bar Sefton Novices' Hurdle (G1)を制し、PunchestownのIrish Daily Mirror Novice Hurdleで2着。この馬も2015−16シーズンはここからスタートです。
 4番AqualimはClass2を勝ってClass 1にあがり、前走はWest Yorkshire Hurdle(G2)を3着。このWest Yorkshire Hurdleは2014年にCole Hardenが制しています。
 5番Deputy Danは前走CarlisleのSteeplechaseを走ってからHurdle戦に戻ってきました。

 まあつまり、上位3番人気の3頭は、実績十分で、今シーズンの初戦としてこのレースを選んだ猛者たちなのですよ。これを事前に知ってるか知らないかでこのレースの見方が変わります。これを知らずにこのレースを見ていた自分が悲しい。
 1番人気は2番Whisper。日本でいうところの単勝2.5倍。2番人気はCole Harden。日本でいうところの単勝3倍。3番人気はThistlecrackで日本でいうところの単勝4.5倍。あれ、なんか上手く買ったらどの馬が勝っても儲かるように調整できるんじゃなかろうか。まあそのあたりもきちんとこのレースを理解して現場でオッズと睨めっこしないと考えられないことであります。はぁぁ。

2:25pm /THE bet365 LONG DISTANCE HURDLE RACE (CLASS 1) (Grade 2)
Runners: 5 RUNNERS Prize Money:£45,000.00 Race Distance: 3m 52y Horse Age: 4YO+
1st 3 Thistlecrack (GB) Tom Scudamore Colin Tizzard John and Heather Snook 6m 18.2s 7/2
2nd 5 Deputy Dan (IRE) Leighton Aspell Oliver Sherwood Tim Syder 6 Lengths 6m 19.71s (+1.51s) 16/1
3rd 1 Cole Harden (IRE) Gavin Sheehan Warren Greatrex Mrs Jill Eynon & Mr Robin Eynon 1/2 Length 6m 19.83s (+0.12s) 2/1
4th 4 Aqalim (GB) Aidan Coleman John Ferguson Bloomfields 1/2 Length 6m 19.94s (+0.11s) 9/1
5th 2 Whisper (FR) Nico de Boinville Nicky Henderson Walters Plant Hire Ltd 24 Lengths 6m 25.95s (+6.01s) 6/4

 さて。ここから先は説明不要でしょう。
 皆さんご承知の通り、2015−16シーズンはThistlecrackのシーズンとなりました。このレースの勝利後、AscotのLong Walk Hurdle(G1)、CheltenhamのCleeve Hurdle(G2)、Cheltenham FestivalのWorld Hurdle(G1)、AintreeのLiverpool Stayers' Hurdle(G1)と連勝。このシーズンを5戦全勝でクリア。
 そして、2016-17シーズンはSteeplechase路線に移り、Kemptonのキングジョージ6世チェイスでCue CardやSilviniaco Contiを下して勝利。その後はCheltenhamのCotswold Chase(G2)でMany Clouds(2015年のGrand National勝馬)に敗れ、故障休養。その後は勝ち星無しに終わっていますが、対戦相手を見ても自分が見てきた活躍馬たちばかりで、戦績表を見てもWikipediaを見てもわくわくします(Wikipediaが2016-17シーズンで力尽きてるのもご愛敬)。

 Deputy Danは、続くAscotのLong Walk Hurdleで3着。その後は1戦して引退しているようなので、故障かな?
 3着のCole HardenはWorld HurdleではThistlecrackの4着。2016−17シーズンも長距離ハードル戦を走りましたが、勝ち星は挙げられず。それにしても、この馬も勝てなくなるとWikipediaが力尽きるんですが、イギリス人というのは負けるとWikipediaを更新する気力を失う民族なのでしょうか。
 4着Aqualimは2015-16シーズンは王道を歩み(つまりThistlecrackに負け続け)、翌シーズンは調教師を変えつつSteeplechase路線へ。勝ち星は挙げられなかったようです。
 5着WhisperはこのシーズンはWorld Hurdle8着。2016−17シーズンからSteeplechase路線へ。2017年1月1日のCheltenhamのBetBright Dipper Novices' Chase(G2)に勝利。2017年のキングジョージ6世チェイスでは5着(Thistlecrackは4着)。2020年12月2日にHaydockで走ったようで、もしかして今も現役か。Liverpool Stayer's Hurdleを連覇した馬なんだから、誰かWikipedia記事作ってあげてください。

レース前の皆様 1周目 最後の直線 Thistlecrackが抜け出す
抜け出しすぎて撮り損ねた 再会のWhisper
お疲れ様でした
着順表示板はすんなり Deputy Dan Aqalim 勝馬の凱旋
もみくちゃです 記念撮影
肝心な場面でピンボケ
グルグル回ります。お疲れ様でした
表彰式 子連れの Scudamore騎手 騎手も表彰台へ 騎手インタビュー いよいよHenessy Gold Cup
表彰台もHenessyに変わります


Henessy Gold Cup (Grade 3)

 さあ、皆さんお待ちかね、Henessy Gold Cupのお時間です。
 前のレースの表彰式をやっている最中に各馬がパドックに現れる、イギリスあるある仕様であります。

 1番人気はトップハンデSaphir du Rheu。前シーズンはCleeve Hurdle(G2)優勝からのCheltenham World Hurdle(G1)2着(勝ったのはさっき見たCole Harden)。Steeplechase路線にうつり、Mildmay Novices' Chase(G1)を優勝して、今シーズンはCarlisleのリステッドレースを叩いてここに挑みます。
 2番人気はBobs Worth。G1だけみても、2011年のAlbert Bartlett Novices' Hurdle、2012年のRSA Chase、そしてなんといっても2013年のCheltenham Gold Cupを制した実績のある古豪です。今シーズンはAintreeのBetfred Hurdle(G2)を叩いて勝利しての参戦となります。
 3番人気はSmad Place。2着や3着の多い馬ですが、前走はKemptonのClass2を勝利しての参戦。障害のことがよく分かってない人間としては、この馬に11-4のハンデをつけてこの馬を3番人気に押し上げた根拠を知りたい。
 4番人気で並ぶのは3頭。Ned Starkは前シーズンTowton Novices' Chase(G2)を勝利し、今シーズンはSodexo Gold Cup Handicap Chaseを叩いての参戦。Houblon Des Obeauxは2月のNewbury Betfair Denman Chase(G2)でConeygreeの2着に入っています。If In Doubtは前シーズンDoncasterのリステッドレース勝利歴があります。

 もちろん、現場ではそんな知識はありません。すべてこれを書きながら調べている後付け知識です。
 ではパドックです。

パドックに集う皆様 作業終了 馬も出てきています


 見ていると、馬を引いているみなさんがHenessy Gold Cup仕様のジャケットを着用しているのが分かります。さすが、豪華ですね。
 写真は馬別に分類してしまってますが、撮った写真を順番に眺めていると最初は回っている頭数も少なく、また馬服を着ていた馬もおおいのが、周回を重ねるごとに馬服を脱いで戦闘態勢になり、また回る頭数も増えてわちゃわちゃな雰囲気になり、徐々にレースが近づいて臨戦態勢になっていくのが分かって、(結果も分かってるのに)見ている側もわくわくしてきます。

3:00pm /THE HENNESSY GOLD CUP STEEPLE CHASE (HANDICAP) (CLASS 1) (Grade 3)
Runners: 15 RUNNERS Prize Money:£200,000.00 Race Distance: 3m 1f 214y Horse Age: 4YO+ Min Weight: 10st 0lbs Weights Raised: 12lbs
1st 5 Smad Place (FR) Wayne Hutchinson Alan King Mrs Peter Andrews 6m 45.3s 7/1
2nd 17 Theatre Guide (IRE) Paddy Brennan Colin Tizzard Mrs Jean R. Bishop 12 Lengths 6m 48.42s (+3.12s) 12/1
3rd 11 First Lieutenant (IRE) Mark Enright M. F. Morris Gigginstown House Stud Neck 6m 48.5s (+0.08s) 20/1
4th 12 Fingal Bay (IRE) Richard Johnson Philip Hobbs Mrs R. J. Skan 9 Lengths 6m 50.7s (+2.2s) 12/1
5th 1 Saphir du Rheu (FR) Sam Twiston-Davies Paul Nicholls The Stewart Family 1/2 Length 6m 50.82s (+0.12s) 9/2
6th 6 Bobs Worth (IRE) Nico de Boinville Nicky Henderson The Not Afraid Partnership 3 3/4 Lengths 6m 51.75s (+0.93s) 11/2
7th 3 The Giant Bolster (GB) Tom Scudamore David Bridgwater Simon Hunt & Gary Lambton 4 Lengths 6m 52.79s (+1.04s) 33/1
8th 15 Ned Stark (IRE) Denis O'Regan Alan King The Dunkley & Reilly Partnership 8 Lengths 6m 54.82s (+2.03s) 8/1
9th 4 Houblon des Obeaux (FR) Aidan Coleman Venetia Williams Mrs Julian Blackwell 9 Lengths 6m 56.98s (+2.16s) 8/1
10th 13 Benbens (IRE) Ryan Hatch Nigel Twiston-Davies S Such & CG Paletta 1 Length 6m 57.2s (+0.22s) 33/1
11th 16 Urano (FR) Daniel Mullins W. P. Mullins Mrs M McMahon/Philip J. Reynolds 3 1/2 Lengths 6m 58.07s (+0.87s) 22/1
DNF 9 Splash of Ginge (GB) Jamie Bargary Nigel Twiston-Davies Mr J. D. Neild 25/1
DNF 8 The Young Master (GB) Mr S. Waley-Cohen Neil Mulholland Dajam & The Old Masters 10/1
DNF 10 If In Doubt (IRE) Barry Geraghty Philip Hobbs Mr John P. McManus 8/1
DNF 14 Al Co (FR) Sean Bowen Peter Bowen Mr F. Lloyd 66/1
NR 7 Fox Appeal (IRE) Non Runner Emma Lavelle The Hawk Inn Syndicate 3 --
NR 2 The Druids Nephew (IRE) Non Runner Neil Mulholland The Stonehenge Druids --

 さて皆さん。私のように右も左も言語も分からない初心者が競馬を楽しむにはどうしたらいいか分かりますか。そうです、遠くからみても分かりやすい、芦毛の馬を買えばいいのです。遠くから見ても、自分が買った馬がどこにいるか分かりますし、自分が買った馬の居場所が分かればレースも楽しめます。そうでもしないと、実況を聞いたって買った馬の名前が出てるのは分かっても、現地で馬を判別するのは簡単ではありません。このレースの芦毛は1頭。しかも、白い芦毛です。遠目にも分かりやすい。
 というわけで、芦毛の単勝を買うのが正解のレースでした。小難しく、Bobs Worthの戦績が・・・・・・とか考えなくてよかったんですね。

 もちろん、私は各馬の戦績も分からないですし、「白い芦毛は豚」というスピードワールド理論でこれまで生きてきましたから、白い芦毛なんて買いません。
 はい、外れ。

 そんなわけでして、勝ったのは白い芦毛のSmad Place。この馬に11-4のハンデをつけてこの馬を3番人気に押し上げた皆様の目は正しかった。そして、終始先行して押し切ったので、別に芦毛が目立つとかそんな次元でもなかった。
 このレースはYouTubeにあがっております。Racing TVがアップしてるので、変な奴ではありませぬ。BBC Sportsの記事もあります。

 そういえば、今更ですが、日本の着順表示板ってどこから生まれた文化なんでしょうか。あれって決着が見やすいし、「掲示板にすんなりと馬番があがりました」みたいな空気っていいですよね。

スタートしました レースの様子 The Young Master これは2番手集団 こんな感じに1周目 向正面
Smad Placeが引っ張って
最後の直線へ
Smad Placeが無事飛越 3番手以下の集団 Smad Place先頭 決着です

 さて、あらためて。
 勝ったのはSmad Place。ハイペースで先行して押し切るという非常に強い勝ち方。続くKemptonのキングジョージ6世チェイスは4着。年明けのCheltenham BetBright Trial Cotswold Chase(G2)ではMany Cloudsを相手に勝利し、チェルトナムゴールドカップは6着でシーズン終了。その後は2017年秋のAintree、188Bet Monet's Garden Old Roan Limited Handicap Chase(G2)を勝利したのみで終わりました。なお、2016年のHenessy Gold Cupにも出走しており、単勝11/1からの7着です。
 引退時の記事がRacing Postにありました。また、2018年に調教師と馬主の対談記事が出てますね。

 2着はTheatre Guide。これを書いている2021年1月16日時点でおそらく現役。直近では2021年1月2日のSandownUnibet Veterans' Handicap Chaseで競走中止となっています。このレースのあとは、先ほどのSmad Placeが勝ったCotswold Chaseで3着(2着はみんな知ってるMany Clouds)。KemptonのBetBright Chase(G3)を勝利。シーズン変わって2016年秋はCheltenhamのUnicoin Group Handicap Chase(G3)で勝利し、これが今のところ最後の優勝です。なお、この馬も2016年のHenessy Gold Cupにも出走しており、8着。とことんSmad Placeとの相性が悪いな。
 ところで、この馬が出ていたSandownのレースは、”The Final Of The 2020 Veterans' Chase Series”と銘打たれていました。なんだこのシリーズは、ということで、Googleさんに聞いてみました、どうもWikipediaがないんだな。イギリス人真面目に働け。”Veteran”という言葉を見ると、日本的ベテランとアメリカ的退役軍人が思い浮かぶのだけれど、果たして。BHAの”New veterans chase series for conditional riders to provide further opportunities for jumping stalwarts”という記事を見るに、2019年までにはレーティング150までの馬を対象としたシリーズがあり、それとは別に、レーティング125までの高齢馬(10歳以上の馬)を対象としたシリーズができたようです。そして、どうも騎手もconditional jockeys向けということですね。2019−20シーズンの記事はmyBetに出てきました。これはレーティング150までの馬を対象とした旧シリーズの方の記事だな。

 3着はFirst Lieutenant。2013年にAintreeのBetfred Bowl Chase(G1)を制したことのある古豪でしたが、このレースでは人気がありませんでした。このあとはLeopardstownのLexus Chase (G1)2着、翌年のGrandNationalでは競走中止(F)。ここで再会してたんだな。2016−17シーズンを最後に現役を終えています。

 4着Fingal Bay。デビュー5連勝で2011年のNewbury Challow Novices' Hurdle(G1)を制した実績のある馬です。このあとは大きな活躍はありません。翌春のCheltenhamFestivalではBrown Advisory & Merriebelle Stable Plate(G3)に出てPull Upに終わっています。

 5着が1番人気Saphir du Rheu。このシーズンはJLT Long Walk HurdleでThistlecrackの5着、World HurdleでThistlecrackの6着、Betfred Bowl ChaseでCue Cardの6着。翌年のHennessy Gold Cupは落馬。2017年にはCheltenham Gold Cup5着からGrandNationalにも出走し、落馬競走中止に終わっています。

 6着がBobs Worth。このシーズン、Relkeel Hurdle(G2)6着、World Hurdle3着で引退しています。先ほど引用したWikipediaは、この馬の負けが込むと一気にやる気が無くなります。イギリス人真面目に働け。

 ↓の写真を見ながら、調教師のAlan King氏のホームページを見てたら、Stable Tourをやってるようです。1人120ポンドで、参加者は馬主に限定されてなさそうな空気。本拠地はBurbury Castleで、Newburyに近いんですな。
 騎手のWayne Hutchinson氏は、2019年に引退したようで、引退時にこの日の勝利に触れる記事がRacing TVに挙がっていました。引退時のRacing Postの記事にもリンクしておきます。果たして読むのか、自分は。ちなみに、凄いおっさんに見えますが、自分(NP)と同学年でした。ううむ、自分がおっさんということか。

帰ってきたTheatre Guide Fingal Bay First Lieutenant
帰ってきたSmad Place インタビューに答えてるのは
おそらく調教師の
Alan Kingさん
Wikipediaはやる気無いですが
ホームページもあります
人混みの中でわちゃわちゃしています Horses Away
最後にパドックを回って帰ります
イギリスらしからぬファンサービス
多分オーナー表彰 調教師 拍手で騎手を迎えます Wayne Hutchinson騎手にHennessyが手渡されます
優勝カップとHennessyを手に
みんなで記念撮影
カップを手に記念撮影 まだまだわちゃわちゃ 馬主さんだけの記念撮影 調教師インタビュー 祭りのあと。Hennessy撤収


 はい、みなさんお疲れ様でした。
 Last but not least。最終レースが残っています。Class2のSteeplechase、距離は2マイルです。祭りの後感は否定できず、場内の空気も落ち着きません。

レース前の場内の様子
冬のイギリスらしく、16時前なのに暗くなってきました
人気順 1周目の障害 各馬スタンド前を通過していきます
1コーナーへ 向正面 直線のラス前障害 そして・・・ 最終障害 Grey Gold!

 勝ったのはGrey Gold。はい、馬名を見て気付きますね。芦毛です。メインレースを見て、「やっぱり芦毛を買うとレースを楽しめる」と素直に考えた人であれば、最終レースに単勝11倍の逆転ホームランが用意されていたのです。もちろん、私はそんな素直な考えは持っていません。

3:35pm /THE bet365 HANDICAP STEEPLE CHASE (CLASS 2) (for The Jim Joel Memorial Trophy)
Runners: 11 RUNNERS Prize Money: £35,000.00 Race Distance: 2m 92y Horse Age: 4YO+ 
Rating: 0-150 Min Weight: 10st 0lbs Weights Raised: 2lbs
1st 1 Grey Gold (IRE) Jamie Moore Kerry Lee Mrs M. A. Boden 4m 17.1s 10/1
2nd 10 Whispering Harry (GB) James Davies Henry Oliver Mr R. G. Whitehead 1 Length 4m 17.32s (+0.22s) 10/1
3rd 7 Pearls Legend (GB) Tom Scudamore John Spearing The Corsairs 8 Lengths 4m 19.25s (+1.93s) 7/1
4th 5 Mountain King (GB) Richard Johnson Philip Hobbs Mrs Diana L. Whateley 2 3/4 Lengths 4m 19.94s (+0.69s) 8/1
5th 2 Eastlake (IRE) Barry Geraghty Jonjo O'Neill Mr John P. McManus 3 1/2 Lengths 4m 20.82s (+0.88s) 16/1
6th 9 Owen Na View (IRE) David England Fergal O'Brien The Yes No Wait Sorries 2 1/2 Lengths 4m 21.47s (+0.65s) 50/1
7th 11 Fairyinthewind (IRE) Mr D. G. Noonan Brendan Powell Mr R. Delnevo 6 Lengths 4m 22.89s (+1.42s) 33/1
DNF 6 Stellar Notion (IRE) Sam Twiston-Davies Paul Nicholls Mr R. S. Brookhouse 9/4
DNF 8 Gardefort (FR) Aidan Coleman Venetia Williams Mr A. Brooks 6/1
DNF 3 Parsnip Pete (GB) Paddy Brennan Tom George The Parsnips 16/1
DNF 4 Lough Kent (GB) Nico de Boinville Nicky Henderson Mrs Caroline Mould 11/2

 出走各馬のその後を一応みてみたところ、目立った活躍を見せたのが5着のEastlake。のちにAintreeのGrandNationalコースでおこなわれるCrabbie's Topham Chase(G3)を制しています。あれ、もしかしてこのレース現地で見てないか。確認できるのはいつになるか分からんけど、いつか確認する日が来るでしょう。

 そんなわけで、皆様雨の降る中寒い中、お疲れ様でした。Smad Placeの素晴らしいレースを見ることができた一日でした。



Newbury競馬場に到着・バックヤードツアー1〜4レース・内馬場ツアーHennessyGoldCup



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