ロイズアンドロイズ〜成長なき9年間

0.ロイズビル&ウォーキートーキービルへ

 2016年。諸事情によってイギリスにいた私は、仲間とともに「大人の社会科見学」へと向かいました。行き先は泣く子も黙るロイズビルです。

 ロイズ保険というと、私が初めて名前を意識したのは皆さんご存じ「沈黙の艦隊」。作中では「ライズ保険組合」という名前でした。明らかにロイズが由来ですね。
 このロイズ、英語にするとLloyd’sになります。このスペル、自分的になんか好きです。そして、ロイドジョージ内閣で有名な”ロイド”がこのロイズの”Lloyd”であるということが、なぜか高校時代は理解できておらず、これが同じだとあとで気付いてビックリした遠い記憶があります。

 そんなロイズ。とにかく凄い保険組合であるということはかわぐちかいじ先生によって植え付けられたのでありますが、もう1つ特徴的なのがロイズビル。一度見たら二度見したくなる、異様な外観です。この異様な外観のビル、中はどうなっているのか。観光用のビルではない以上、社会科見学で行けるのであればそんなチャンスを逃すわけにいきません。いざロイズ。
ロンドンへのバス 入場ID ウォーキートーキーから見る
ロイズビル

 というわけで、せっかくロイズに行ったわけですが、このあとの行動はまったく覚えておりません。覚えているのは、エレベーターで上にのぼったことと、エレベーターから写真撮ろうと思ったけど上手く撮れなかったこと。そもそも自分の英語力では、記憶しているしていないの前に、そもそも最初から分かってなかった可能性もあるな……。

何も記憶がないので、頼るべきは自分のメモ。ちょっとだけ残してた。偉いぞ過去の自分。

仕事のじゃまをしないようすべて外に
ウェイターは今でも赤いのをつけている
アンダーライターは座ってブローカーは歩き回る
 はい、これだけです。何が言いたいのか分からんぞ。と思って、自分の過去の日記を見てみました。すると、衝撃の事実が発覚。
 今回の旅行記の題名、何かないかと考えてこれにしたのですが(センスがないのだから普通につけろ、という批判は甘んじて受け入れます)……ここであらためて2016年当時の自分の日記を見返したところ、全く同じ題名をつけてました。衝撃です。これを書いているのは2025年8月。9年経って、人間全く進歩していません。我ながら酷い。
 自分の酷さはさておき、日記のうち該当部分は以下のとおり。
さて、昨日は保険関係のイベントでトランシーバービルとシーバットだかやまとだかに保険をかけようとした奴らのビルへ。いずれもロソドソを代表するヘンテコビルでありまして、前者は並べば屋上庭園にいけるのに対し、後者は観光客を一切受け入れないビルです。当然ID必須。もちろん、真面目に仕事をしているBTさんは真面目な仕事の用件で入ったことがあるはずです。真面目に仕事をしてない人間にはなかなか入れない場所であり、この学校でこのコースを取ってよかったと思える一事象でありました。
ここには沈んだ船の名前を書いていくノートがありまして、果たしてニューヨーク湾に沈んだやまとだかシーバットだかの名前はあるのでしょうか。
その□イズビル、エレベーターやらエアコン配管やらをビルの外に出して景観を破壊ししていることで有名ですが、これは工事で仕事を妨害されないようにするためだとか。それでいてティーブレークは欠かさないんだから、社畜にみせかけてそうではありません。また、もとは□イズさんのチョコレート工場ならぬ珈琲ハウスをもとにしておるわけで、当時のままに、アンダーライターが座って、ブローカーが歩き回る方式。ウェイターは今なお赤いものを身につけております。
 検索避け(意識するほど誰も検索しないだろ、ということは突っ込んではいけない)のために表記が変な感じになっているのは無視してください。
 これで多少記憶と知識が補完されました。
 もともと、このロイズ保険組合というのはロイズコーヒーハウスが元になっています。以下参照。
https://www.cairn.co.jp/coffee/history03.html
コーヒーハウスのWikipedia
 その保険組合内を歩いているのが赤い服を着たウェイター。その姿は、絵画に残されているわけですね。今も現役でそういうウェイターさんがいるはずですが、残念ながら私が雑に撮った写真には写り込んでいませんでした。

 代わりに今も現役で活動されているのが、保険のアンダーライターとブローカー。彼らの仕事の邪魔にならないよう、配管は全てビルの外に出されてむき出しの状態になっているのが、このロイズビルなのであります。

 うん、とりあえず最低限の記憶喚起は出来たのでよしとします。
 ついでに、頑張って過去のメールを検索したところ、この日の行動予定も発掘されました。そういえば、ここに行く前に別のところを訪問して話を聞いた記憶がよみがえってきたぞ。懐かしい思い出ですな。みんな元気かな。

 なお、Log Bookが展示されていたHMS Eurylaus、検索したら、薩英戦争に従軍した船が出てきてビックリしたんですが(ユーライアラス (蒸気フリゲート))、トラファルガー海戦に従軍したHMS Eurylausはこれとは別の船。こちらは1803年に進水したHMS Eurylaus、薩英戦争にやってきたのは1853年に進水したHMS Eurylausであります。
中央の鐘 鐘を見下ろした図 1階 ロイズビルを見上げる
沈んで船の名が記録されています HMS Eurylausのログブック その他展示品
エスカレーター 上を見る エスカレーターから撮った写真
動いているのでブレブレ
こちらはエレベーターから撮った写真
ロイズビル 展示されていた絵
赤い服を着ているのがウェイター
なんの絵か忘れた ディナー室
来客者が署名するVisitor's Bookに女王などがサインしている様子 何かの絵
馬がいたので撮ってるな
下りのエレベーターから撮った写真 下りのエスカレーターから撮った写真
2枚目の右下に損ジャ系の会社が見えますね
見上げる
 それから、ウォーキートーキービルで懇親会。こういうロンドンを代表する特徴的なビルでウェイウェイできたのはいい思い出になりました。もうちょっと写真撮った記憶があるけど、Messengerの奥底で死んだかな……と思ったら、別の日のフォルダに格納されているのを発見。まあ自分や友人の顔が映ってるだけの写真なので、全世界に公開しても仕方がない。

 この日の夜の行動は謎だったんですが、頑張って過去のメールを検索したところ、私がロンドン初日に宿泊したClink261ホステルに泊まっていることが判明。自分の取った行動が分かったので満足です。
ウォーキートーキー最上階 Clink261の予約

では、また明日。

旅行記TOP / 旅打ち / テーマ別
北アイルランド旅行
0日目 1日目
ロンドン ノッティンガム サウスウェル競馬場
ロイズビル Galleries of Justice City of Caves ノッティンガム城 訪問記 観戦記
2日目 3日目 4日目 5日目
ベルファスト ジャイアンツコーズウェイ ベルファスト
Belfast Day 1 Carrick-a-rede Ropebridge Giant's causeway Crumlin Road Gaol Peace Wall Titanic Belfast