ベトナム旅行記その12〜狸or猫そして犬

31 ダイナムビーチ

 動物園から次のゾーンへと移ります。後半戦のレースは16時から。現在時刻は午後2時15分過ぎなので、まだ時間があります。
 というわけで、ダイナムビーチへとやってきました。

 競馬場でついた薄汚い汗とほこりをプールに入って流しましょう、というわけですね。そのあとドッグレースでまた汚れる気もするけど。

 そして、ここもみんなの人気キャラがお出迎えです。これぞA級B級スポットならでは。

ビーチゾーン 入口を指さすのは
タヌキさんです
指があるので
某ネコ型ロボットとは
無関係なはず
ダイナムビーチ入口
相変わらずデカデカとした門がお出迎えです
チケットカウンター 巨大な果物と大判小判
スイカの種は多過ぎじゃないでしょうか
小型遊具がたくさん どこかのピカピカ言ってる奴に似てる気がしますが
(なお、私はポケモンについては全く分かってません)
カタツムリなのでたぶん無関係です
噴水の中に
見覚えのある風貌の人魚
ネコ型ロボットの表と裏
多分舌を描くから馬鹿っぽく見えるんだろうな
狸(猫)なのに馬鹿っぽいってのは難しいですね
いずれにしても、哺乳類です

 さて。言うまでも無いことですが、私はダイナムパークに競馬をしにやってきたのであって、泳ぎに来たのではありません。当然、水泳パンツなんて持ってません(そもそも日本にいても水泳パンツに用がないので、おそらく台湾の新北投温泉で履いて以来、水泳パンツに触れていない)。
 ありがたいことにそんな競馬野郎にも水泳パンツの販売があります。私のメモを見ると、水泳パンツが75,000、タオルが65,000、そしてロッカー代が10,000だったようです。ここまできたらそれが高いとか安いとか考えていられませんね。まあ、馬券の販売があったらここでの水泳代をすべて回収できたんでしょうが……。

 んで。水泳パンツに触れていない以上、水泳などという作業にはもっと長期間触れておりません。果たして私は泳げるのでしょうか……という懸念を持って水の中に入りました。
 水温はまあまあ暖かく、凍えて死にそうということはりませんでした。ベトナム人のプール感が日本人と似ていてよかったよかった。
 結論として、「一応泳げるけれど、クロールの息継ぎはリハビリが必要」であるとの結論に到達しました。波があって泳ぎづらいという面はあるにせよ、ダメでした。ちょっと真面目に練習したい。
 なお、右半分のゾーンの中央に大きな滑り台があるんですが、おっさんが1人でそこに乗り込む勇気はありませんでした。すいません。

 水の中に入っている間、荷物はロッカーにしまっておりましたので、写真は少なめ。基本的に帰る前にちょろっと駈け足で撮っただけです(人の水着姿撮影して怒られたり、最悪写真を消せと言われたりしたら面倒くさい。セットで競馬写真まで消せと言われたら最悪)。まあ、無理に写真を増やす必要も無い。


32 ダイナムドッグレース

 さあ、お待ちかね。再び舞台はダイナムレーシングコンプレックスです。ここへの到達方法は既に学習しました。

 今一度、レープロを確認します。

これがこの日のレープロです 午後の馬場

 後半戦は、先ほど見たボートショー→Greyhoundレース→ヤマハ150ccのバイクレースの3本でお送りされることになります。

 最初の水上ショーは既に見ております。前半戦と特に変わった点は無かったと思います。とりあえず、笹川さんは頑張ってベトナムに競艇を売りつけましょう。


 続いて、皆さんお待ちかね、ドッグレースです。
 ここでも競技名はグレイハウンドとなっているので、グレイハウンド種をつかっているのでしょう。グレイハウンドはイギリスから輸入してるのかな?

 グレイハウンドが走るコースは、先ほど馬が走った馬場です。馬が走るから馬場と呼ぶわけで、犬が走るならばここを犬場と呼ばないといけないのかも知れません。が、言い慣れないことは言わない方がいいと思われますので、馬場と呼びます。

 さて、犬たちは人間様に連れられて馬場に並んで入場です。もしかしたらサルが犬のお供として入場しているのかもしれません。
 正直なところ、ボートショーにかまけていたため、犬たちがどこから入ってきたのか見ておりませんでした。
 馬場を見ると分かるのですが、奥に犬のスターティングゲートっぽいものが見えます。ただ、ちょっと遠くにありすぎて、これが本当にスターティングゲートとして機能するのか、それとも単に番号を振った看板にすぎないのか、分かりません。自分が知ってるグレイハウンドのスターティングゲートはたとえばドンカスターで見たものですが、このときのものは前扉が上に開くような設定でした。じゃあここのものが上に開きそうか、というと、ちょっとよく分からないのであります。

 なぜ分からないか、というと、結局この扉は使われないまま終わったからです。
 ここのドッグレースのスタートは、いわゆる競輪ならぬケイリンでおなじみ、ホルダースタートに近いものとなっています。それでレースとしての公正さが保たれているのか不安になりますが、そもそも誰も賭けていないし、あとは犬主(が存在するのかも不明。全頭主催者所有の可能性もありますよね)が納得しさえすればOKであります。将来的にここを一大カジノにする際には、イギリスかオーストラリアあたりからグレイハウンドのスターティングゲートを輸入すればいいわけですしね。
 なお、このドッグレースも動画があります。が、望遠の限界と、犬が馬に比べて小さいことなどもあって、ちょっとどころじゃなく見づらい……。

 レースは見ての通り、8頭立て。直線レースになります。
 イギリスでは、模型のウサギがレースを先導しますが、ここは馬場を走るので路面上をウサギが走るわけにはいきません。というわけで、馬場の脇を車が走り、車から吊されたウサギのぬいぐるみ(最初はブタかと思ったけど、多分ウサギ)がレースを先導することになります。
 ゴールラインを越えて、係員がウサギを回収する場所に到達すると、犬たちはちゃんと止まるから不思議です。なんかどこかに自由気ままに走り去っていきそうなもんですが、そうならないんですね。
 あらためて自分の写真を見ていると、ドッグレースはきちんと写真判定をして結果を発表しています。ということは、多分競馬もきちんと写真判定して結果発表してたな。

各犬の入場行進。一旦こっちに向かって歩いて、180度回転して奥に向かって歩く、という流れをとっていたようです スタート準備
旗を振り上げて おろしてスタート 車から釣らされたウサギを
一斉に追いかけます
係員がウサギを回収
各犬、車に収容されていきます。同じ車に一斉に乗り込んで喧嘩にならないんですね 写真判定と結果発表

 ドッグレースを見て満足したためか、このあとのヤマハ150ccについては写真が1枚残されていたのみで、それ以外、何が起こったのかを示すメモもありませんでした。


 そんなわけで、後半のドッグレースも楽しみました。
 競馬とドッグレースを同じ場所でやる、しかも同じ日におこなうとすれば、なかなか世界レベルでも珍しい施設になると思います。ので、どうかコロナ禍でも施設として耐えきって、いつか素晴らしいギャンブル施設として世界中に名を轟かせる日が来ることを願います。

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